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和貴の『 以 和 為 貴 』

習近平氏の白人至上主義に対する挑戦?

米大統領演説受け「中国は世界平和を守る国」と強調
2021/02/06 テレビ朝日

アメリカのバイデン大統領が中国を名指しして「権威主義体制に対抗する」と演説したことを受けて、中国外務省は「中国は世界の平和を守る国だ」と強調しました。

中国外務省は会見で「中国は一貫して世界の平和を守る国で国際秩序を守っている」と主張しました。

そのうえで、バイデン大統領が気候変動問題を優先課題としていることを念頭に、「新型コロナウイルスや気候変動問題などで米中が協力できる分野は広がっている」と期待を示しました。

さらに、アメリカに「建設的な対中政策」と「中国への歩み寄り」を求めました。

バイデン大統領は演説で、中国に対して「人権や知的財産への攻撃には対抗していく」とする一方、「国益になる場合は協力する用意もある」としています。




【 所 感 】

「権威主義体制に対抗する」と言った売田(バイデン)だが、その前に米国国内で蔓延っているシナ人共産主義者をどうにかしろと言いたい。

前大統領だったトランプ氏が「アメリカファースト!」と叫び、多くの米国民の心を惹き寄せることができたのは、何も世界のマスメディアや評論家がいうような『自国第一主義』を掲げたからではない。

まずは、「自分の国は自分で守る」という基本姿勢において、自国の弛みきったものを一から立て直すという意味が込められており、腐敗してしまった米国の政治・経済(土台部分)を修復することによって米国のみのならず、やがては世界の平和にも繋がっていくことを多くの米国人が確信したものであり、また、私も含め多くの外国人がトランプ氏に期待を寄せたものでもある。


そして今回、売田(バイデン)発言を受け、シナ中共外務省がそれに反応した様をテレビ朝日は何やら宣伝しているわけであるが、これまで、世界のマスメディアや評論家や有識者などは、国家国民を第一とする政治姿勢的なものを「権威主義だ」とか「保護主義だ」などといって強烈に批判し続けてきたわけであり、このような者たちが流す情報に我々は決して踊らされてはいけないのである。

まぁ、おまけとしては日本の小池おばさんのいう「都民ファースト」なんてものは、所詮は「上級都民ファースト」でしかないわけであるが…(笑)


とにもかくにも、シナ中共外務省が売田(バイデン)に言いたかったことは、「内政干渉をするな」、「まずは己の国のことが先だろ」、「人権や環境問題、さらには世界の平和を議論するのはその後じゃ!」ということであろう。

以下は、スイス・ダボス村で先月25日に行われた、『世界経済フォーラム』で習近平国家主席が語ったあいさつ文から一部抜粋したものである。


歴史は常に絶えず前進し、世界は前には戻れない。われわれの今日の一つ一つの選択、一つ一つ行動がみな世界の未来を決定付けるものである。われわれはこの時代が直面する四大課題を解決しなければならない。

 
と、語ったうえで、四大課題のうちの二つ目の課題に対して以下のように語っている。


イデオロギーの偏見を捨て、平和共存・互恵ウィンウィンの道を共に歩む。世界に完全に同じ木の葉はなく、完全に同じ歴史文化、社会制度もない。各国の歴史文化と社会制度にはそれぞれ長い歴史があり、高低も優劣もなく、鍵はそれぞれの国情にかなっているか否か、人民の擁護、支持を得ることができるか否か、政治安定、社会進歩、民生改善をもたらすことができるか否か、人類進歩事業に貢献できるか否かにある。各国の歴史文化と社会制度の違いは昔から存在し、人類文明の内的属性である。多様性がなければ、人類文明はない。多様性は客観的現実で、長期にわたり存在するものである。違いは恐れるべきものではなく、恐れるべきは傲慢、偏見、敵視で、恐れるべきは人類文明をさまざまな等級に分けること、恐れるべきは自らの歴史文化と社会制度を他人に押し付けることだ。各国は相互尊重と小異を残して大同につくことを踏まえ平和共存を実現し、各国の交流・相互参照を促進し、人類文明発展・進歩のため原動力を注入しなければならない


以上のように、習近平氏の国家観や世界平和に対する想いというものが感じとることのできる内容である。

まず、下線部①の文面においては、国家は国民との信頼関係が構築されてこそ、といいたいのであろう。そして、そのためには国家が国民(人民)に果たすべき重要な責任義務と役割みたいなものを語られているわけである。このことからしても、国家は国際連合(=連合国)含め、如何なる外圧からの操り人形に陥ってはならない…、とする、習氏の強い意志が込められているようにも感じるのである。

そして、下線部②の文面においては、これはすでに習近平政権が共産主義体制からの脱却を果たしている…、もしくは、果たそうとしている…、といってよいのではないか…。また、西欧で派生した政治思想(白人至上主義)においての強烈な批判(嫌味)も含まれており、まさに、『傲慢、偏見、敵視』なるものは西欧的政治イデオロギーの原動力であったといってよいものばかりである。

自由主義も資本主義も社会主義も共産主義も、そして、民主主義もそうであるように…。しかし、これらはすべてが失敗作であったのだ…。

その失敗から人類は新たな正しい方向(道)へと進むべきであり、そのためには現代・近世・古代問わず、ありとあらゆる過去の人類史から多くのことを学ぶ必要があるのだ…、と云々。

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