【中日】難病手術の福敬登投手が”支配下継続”に感謝「はるかにスケールアップしたい」
福敬登
中日の福敬登投手(30)が11日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、1000万円ダウンの年俸5000万円でサインした(金額は推定)。10月下旬に国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受け、最短なら4カ月での実戦復帰が見込まれる一方で、完治する保証はない。福は「最短で復帰できれば開幕に間に合う。
(球団は)支配下のままの契約で4カ月に懸けてくれている。ありがたいと思っています」と話した。 福は今季36試合に登板して、2勝2敗3ホールドで防御率4・55。9月に入って左脚に違和感を感じ、9月17日のヤクルト戦(バンテリンドームナゴヤ)降板後はしびれで足の感覚がなくなったという。診断を受けて手術を決断。術後は11月6日にナゴヤ球場で練習を再開した。「術後は順調です。はるかにスケールアップしたい。バンテリンドームに帰ってきた時に『あいつ、脚しびれてたんやな』と思われる投球をしたいです」と前向きに語った。