NHK紅白歌合戦」が“過去最低”なら…テレ東「孤独のグルメ」SPは過去最高視聴率を更新?
中高年は紅白より「孤独のグルメ」大みそかスペシャルか(C)日刊ゲンダイ
大みそかのNHK紅白歌合戦の出場歌手が16日に発表されたが、あまり評判がよろしくない。
【写真】テレ東は人選も絶妙!「絶メシロード」主演は“カメ止め”俳優 「初出場の10組を見ても、中高年には馴染みがない、聞き慣れないような名前が多い。NHKは若者の“個人視聴率”を狙っているようですが、ネット上では《そもそも若者はテレビを見ないし》なんてツッコミが飛び交っています。やはり紅白は親世代が見ているのにつられて、子供世代も一緒に見るという図式が出来上がっている。ところが最近の紅白は、祖父母や親が《知っている歌手がいない》と横でボヤくのが嫌で、《一緒に見たくない》なんて若い人の声も聞こえてきます」(スポーツ紙芸能担当デスク)
紅白は昨年、世帯視聴率で最低となる34.3%(第2部)を記録したが、今年も早々と「過去最低を更新しそうだ」とか、存続を危ぶむ声すら聞こえてくる。そして、「そのぶんテレビ東京は活気づいているようですね」と、ある在京キー局プロデューサーはこう続ける。 ■「孤独のグルメ」は過去最高を更新する? 「テレ東の大みそかの特番として、すっかり定着した松重豊さん主演の『孤独のグルメ』の大みそかスペシャル。2017年にスタートしてから世帯視聴率は4%台でしたが、昨年は6.1%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と大幅アップで過去最高を記録しました。紅白の裏番組では、テレビ朝日に次ぐ民放2位という快挙です。大みそかの『孤独のグルメ』SPは50代、60代の中高年の支持率が高くて、紅白から視聴者が流れている、紅白離れと直結していると見て間違いありません」
確かに、メンバー3人が脱退を表明したKing & Princeが出る最後の紅白をわざわざ見たいという中高年が、そう多いとは思えない。そもそも若者が自室にこもって紅白にくぎ付けという姿も想像しにくい。 「現在放送中の『孤独のグルメ』は10作目にして10周年に突入しましたが、松重さんもそろそろ還暦で、《もしかしたらこれが最後かも》と心配しているファンも少なくありません。それもあって、今年はさらに紅白から流れるだろうと見られています」(テレビ誌ライター)