松坂大輔氏の思い 「松坂世代」最後の現役、ソフトB和田毅へ「周りに助けてもらいながら1年でも長く」
松坂大輔氏
西武やレッドソックスなどで活躍し、日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が29日、自身のYouTube「松坂大輔official YouTube」を更新した。同じ1980年度生まれの「松坂世代」最後の現役選手となったソフトバンクの和田毅投手(41)について語る場面があった。
【写真】今年2月の春季キャンプでの松坂大輔氏とソフトバンク・和田毅 松坂氏は「日米通算155勝?本当は確率的には難しいかもしれないけど、やっぱり200(勝)を目指してほしいなって」話す一方で「もちろん肩や肘に不安はあるから、なかなか難しい道のり。もちろん勝ってほしいけど、本当に1年でも長くやってほしいなというのが一番の思いかな」と語った。 年齢を重ねれば、若い時にできていたことができなくなってくる。
松坂氏は「年齢を重ねてくると、スタミナの問題とかあるから、なかなか長いイニングいけなかったり、そこで本人ジレンマを感じてたりするみたいだけど、でも、もういいと思うんだよね。この年齢まできたら。理想は先発したら完投することかもしれないけど、5回、6回まで頑張って、あとは後ろのピッチャーに助けてもらって、周りの人に助けてもらいながら、本当に1年でも長くやってもらいたいなというのが、一番の思いですね」と語った。 1980年4月2日から1981年4月1日生まれのプロ野球経験者は94人と動画内では紹介された。良き仲間であり、ライバルでもあった「松坂世代」は、引退後も固いきずなで結ばれている。
森本稀哲氏が松坂大輔氏に「一番格好良かった」と感じたもの 「あの心の強さに勇気をもらった」
松坂大輔氏
西武やレッドソックスなどで活躍し、日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が29日、自身のYouTube「松坂大輔official YouTube」を更新。同じ1980年度生まれの「松坂世代」で、日本ハムの1軍内野守備走塁コーチに就任した森本稀哲氏(41)とトークを展開した。 【写真】最強の3ショット?2006年オールスター全パのベンチで「ピッコロ大魔王」を挟み談笑するオリックス・清原(左)と西武・松坂 「松坂世代」と呼ばれたことについて森本氏は「俺は嫌だった。なんか、なんであいつと一緒やねんとか思いながらも、1軍でバンバン投げている姿みて、“くぅ~”と」と偽らざる思いを吐露。「最初は嫌だったし、絶対追い抜いてやるって、立場は全然違うんだけど、その気持ちはずっと持っていた」と話すと、松坂氏も「それ普通だよね。納得ですみたいなことが多かったから」と同調した。
ただ、森本氏は現役時代に抱いていた思いとは、現在は心境が違っているという。「引っ張ってもらいましたよ。勇気づけられましたから。一番格好良かったよかったのは、みんなやめていちゃっている中で、大輔が最後粘ってずっと現役でやっててくれて、あの姿が、松坂大輔好きだなと思った」と語った。「けがをしても、言ってみればさ、投げられないもがいている姿をずっとさらけ出しているのに、やれるあの心の強さって、逆に俺はバンバン投げている時より、勇気をもらった」と語った。 1980年4月2日から1981年4月1日生まれのプロ野球経験者は94人と動画内では紹介された。良き仲間であり、ライバルでもあった「松坂世代」は、引退後も固いきずなで結ばれている。