雲の向こうの空

立ち上る雲の向こうの空 いかん
見上げしもののあわれとぞ思ふ

2008年07月26日 | fugacious(Weblog)
NHKの連続テレビ小説で「」なる番組が放送されている。


おもしろくない


前の「ちりとてちん」がすごく面白かったせいかもしれないが、「瞳」を見ながら

「なにか面白いことないかなぁ~?」

と、つぶやいてします。
そんなわけだが、「ちりとてちん」のスピンオフ・ドラマが放送された。「まいご3兄弟」という題だったわけだが、おもしろかった。最初はどうなることやらとおもいながらはじまったドラマだったけれど、おわってみるとあっというまの45分だった。
反面おもうのが、

なんで「瞳」はこんなに面白くないのだ

あんなに大掛かりな撮影をしながら、セットひとつでドラマをつくっている「ちりとてちん」のあしもとにもおよばない、あの面白くなさはなやみのたねにすらなってしまう。いかに脚本家 藤本有紀さんがすごいのかがわかってしまうような体験である。

「瞳」はなぜあんなにおもしろくないのか

小生なりに考えてみる。

まず、あの「まゆげねこ」がわからない。流行性のかけらもないダンスが無理やりといっていいように挿入されている。個人的にはまってみても、「笑いのたねくらいしかならないあのダンスはなんなの?」とコメントしてしまう。

ダンスというエッセンスと一本木家で育てられている子供たちのちょっとかわいそうなエピソードがアンバランスすぎて、物語がいったいどこに向かうのかまったくわからないから、はらはらどきどきといったおもしろさがない。「ちりとてちん」の場合、若狭と草々がどうなるのだろうというはらはらかんがあったけれども、「瞳」の場合、ダンス・ビートで優勝してどうなのというか、子供たちはどうなるの?とか、あまりよくわからないストーリーになっちゃってるから、毎日見ていても、次をみたいと思わない。それどころか、

番組が終わったあとのニュースはどうかなってほうが気になる

うだうだ書いたけど、簡単に言ってみると、脚本と役者の話(演技)が上手だからひきこまれるんだろと思う。そして、なんでこんなくだらない文章をかいたかというと、

番組作ってる人にはわるいけど、面白くないにつきる

悪いとこばかり言うのもなんだからいいところをさがしてみた。かわいい子がいっぱいでてる。




それにしても、ちりとてちんはおもしろかった。