おはようございます。
エルです。
さて、タイトルは読み終えた本から。
伊岡瞬『本性』
これは犯罪小説になるのかな。
登場人物ごとに章をたててあって読みやすい。
それでも大抵がどうしようもなく歪んでいて、不快感はある。
それらの人物に絡んでいくサトウミサキという女性。
彼女の正体だけがわからないまま物語が進んでいく。
いや、進むといっても
時系列に関してはこの著者の手法で
過去と現在が混沌としているのも面白いのだが。
だんだん伏線の回収が楽しみになって引き込まれていく。
鮮やかな印象を残すが正体不明のサトウミサキ。
したたかにみえる彼女の正体をだんだん知るのが怖くなっていく。
復讐ってなんだろう。
やられたらやり返す、なんていうのは
復讐とかいう御大層なものじゃなくて
只の仕返し。
永遠に失なわれて取り返しのつかないものは
手を尽くしても戻らない。
何をしようとも時間を巻き戻すことも、取り戻すことも出来ないのだ。
そこに哀しみがある。
そしてどうしようもない本性。
いじめの問題に
この本を解答として差し出されたら恐ろしい。
今日の良いこと・朝一番で頭痛。明日は天の予報なので天気痛か?いや、それは良いことじゃなくて、
部屋を暗くして寝ていられる休日に感謝なのです。
皆様に幸運を!
エルです。
さて、タイトルは読み終えた本から。
伊岡瞬『本性』
これは犯罪小説になるのかな。
登場人物ごとに章をたててあって読みやすい。
それでも大抵がどうしようもなく歪んでいて、不快感はある。
それらの人物に絡んでいくサトウミサキという女性。
彼女の正体だけがわからないまま物語が進んでいく。
いや、進むといっても
時系列に関してはこの著者の手法で
過去と現在が混沌としているのも面白いのだが。
だんだん伏線の回収が楽しみになって引き込まれていく。
鮮やかな印象を残すが正体不明のサトウミサキ。
したたかにみえる彼女の正体をだんだん知るのが怖くなっていく。
復讐ってなんだろう。
やられたらやり返す、なんていうのは
復讐とかいう御大層なものじゃなくて
只の仕返し。
永遠に失なわれて取り返しのつかないものは
手を尽くしても戻らない。
何をしようとも時間を巻き戻すことも、取り戻すことも出来ないのだ。
そこに哀しみがある。
そしてどうしようもない本性。
いじめの問題に
この本を解答として差し出されたら恐ろしい。
今日の良いこと・朝一番で頭痛。明日は天の予報なので天気痛か?いや、それは良いことじゃなくて、
部屋を暗くして寝ていられる休日に感謝なのです。
皆様に幸運を!