こんにちは。
エルです。
今日のおこもりビデオ鑑賞(笑)は
『ある少年の告白』。
牧師の家に生まれた一人息子が主人公。
これは是非原作を読みたいなと思ったのだけど日本語の翻訳はされていなかった。残念です。
主人公ジャレッドは大学入学後に知り合った男子学生と仲良くなるが、
う~む、彼が何も知らないジャレッドを無理矢理襲った所が気持ち悪い。
(異性愛者でも同性愛者でも無理矢理はダメ絶対!)
その後当然無視されるわけで、ジャレッドが寮から一旦帰宅したときに、嘘の電話を親にかける。
大学のカウンセラーを装い、ジャレッドが同性愛者だと話して電話を切るのだ。
牧師の家はあっという間に大騒動。
父親のラッセル・クロウがとにかく息子の話を聞かない。息子を信じない。
教会のエライ人を呼んで、相談して、
矯正施設に送ることに決める。
もう、この矯正施設が胡散臭すぎ。
同性愛を病気と見なして、集められた子供たちを侮辱するわ、
神様はお前たちを愛さないだのなんだのと、酷すぎ。
正直に生きようとしている子を、家族に聖書を持たせてそれで打たせたり、棺のなかに入れたり、水の入った浴槽に突っ込んだり。
こういうことをされてたキャメロンが不憫すぎる。
見ていて気分が悪くなったジャレッドも監視員にマークされる。
周りの男子たちは小声で「あいつらの思う通りに演じなくちゃここを出られないぞ。」とアドバイスするのだけれど。
結局ジャレッドは母親(ニコール・キッドマンがメグ・ライアンに見えた)に助けを求めてその施設を脱出出来たけれど、
父親との溝は埋まらず。
もう途中で何度も早送りしたくなった。
親父、息子の話を聞いてくれよ!
神様はすべての人間を愛してくれるはずじゃないのかよ!
そしてこれが実話を元にした映画ということに打ちのめされました。
やがてジャレッドは男性と愛し合って同棲、この時の経験を記事にし、後に本として出版することに。
あ、そして男性と結婚したそうです。
人の数くらい生き方があったって良いじゃないか。
誰かを苦しめたり殺めたりするのでなければ。
ニコール・キッドマンが良い母親なことに救われました。
今日の良いこと・明日はお仕事ですが、休みはひたすら寝てばかりいるし、でも頭痛が起きなくなってきたので思う存分だらだらしてました(笑)。
皆様に幸運を!