こんにちは。
エルです。
演劇と聞いて思い出すのは遥かな昔、
まだ小学生の頃に
学校に来て体育館で演じてくれた
劇団東少の『ゆれる銀時計』。
残念ながらストーリーはさっぱり記憶にない。
だけどラストでヒーローが窮地を救ってくれるのだった。
舞台には大きな箱が置かれていて、そして笑いをとる普通にサーカスにいそうなピエロがその箱にゆっくり入る。
そしてその箱からヒーローが飛び出すのだった。
もう、子供たちみんなで手を叩いて歓声をあげた。
そこだけは覚えている。
普通に退屈な小学校で、突然エンターテイメントに触れさせられる子供たち(笑)!
教室の自分の席から椅子を持って体育館に集合していたので、演目が終わるとまた、自分の椅子を持って教室へ戻るのだけど、
舞台の斜め上の方に音響等の装置がある小部屋があって、そこに劇団員さん(勿論ピエロ=ヒーロー)がいたので、皆で手を振ったなあ~。
劇団員さんも手を振り返してくれたのが嬉しかった。
子供はパワーがあると思われるかも知れないけれど、少なくとも自分(当時は喘息持ち)にはそんなものはなくて、
それでもキャーキャー言ってる女の子たちと一緒に手を振ったのだった。
あの、一瞬で空気を変えてしまうパワーはどこから生まれるんだろう?
「いるのかいないのかわかんないよな。エルって。」と男子に言われるような自分が目を輝かせて観たのはなぜだろう?
あれは不思議な時間だった。
その後、演劇自体はほとんど観ていない。
劇団四季の『ジャンヌ・ダルク』と、あとは子供向けの何かと、誘われて行ったのが1つと、自分でふらっと観に行ったのがふたつみっつ。
あ、夏木マリのお芝居も入るかな。
コンサートだってなんだって、こちらの心をグイと掴まれるのが今はあまり得意ではないけれど、
マルセル・マルソーのパントマイムなど、行ってよかったものはやはり多いのだと思っている。
今日の良いこと・自分の為に買ったお茶(矢車草や薔薇やマリーゴールドの花びら入り)を飲んだ。スコーンを買ってクロテッドクリームとジャムも添えて。
母が買い物に出ないと言ったから急いで帰ったけれど、やっぱり買い物に出ていたので一人お茶会。それもまた佳し。
皆様に幸運を!