夏みかんとレモン

2019-05-23 18:40:59 | お菓子とお茶

出張レッスンの際、お土産にいただいた夏みかんで、

早速マーマレードを作りました。

私のジャムは、いつもお菓子作りにも使っている「北海道産ビートグラニュー糖」を使います。


沢山いただいたお礼にと、
マーマレードをたっぷり使う「ダンディーケーキ」を焼きました。

スコットランドのダンディーはマーマレード発祥の地でもあり、そのマーマレードとサルタナレーズン、アーモンドを使ったこのケーキでも有名です。

今回はブランデー漬けのレーズンとスライスアーモンドにして、軽い口当たりに焼き上げました。

もう一つ、「夏みかん寒天ゼリー」も。

さっぱりした甘味でつるりと仕上げました。


そして、なかなか手に入らない国産レモンを融通していただきました。

重ね重ね嬉しいことです

早速、こちらもマーマレードに。

作っている間はレモンの濃厚な香りが広がりとても幸せな気持ちでした。

出来上がりも甘酸っぱく、本当に美味しいジャムになりました。
チーズケーキやチョコレートにもよく合いそう。

フルーツそれぞれの個性をそのまま反映するジャム作り。
そしてそのジャムを使ったお菓子作り。

季節ごとのフルーツで今後も愉しみは尽きません。

出張レッスン 夏みかんマーマレード

2019-05-23 14:11:23 | 出張レッスン

「別荘で夏みかんをたくさんもいできたので」という素敵なご要望をいただき、
夏みかんマーマレードの出張レッスンを開催いたしました。


ずらりと並んだ美人ぞろいの夏みかんちゃんたち。

フルーツを使ったお菓子は、そのものの個性が如実に反映されて、マーマレードも毎回個性が異なります。
でもそれが、機械生産ではない手作りならではの愉しみでもあります。

今日の夏みかんちゃんはどんなお味に仕上がるかな、
まず皮をむいて実と分け、お好きな大きさ太さに皮を刻み、煮込んでいきます。

今回はジューシーな夏みかんが沢山あるので、大鍋二つを使ってほろ苦と甘めの2種を作ることにいたしました。


皮が柔らかくなったら、実を入れておいた布からペクチンを搾り取ります。


砂糖を加えながら煮詰めて仕上げます。
ここからは灰汁取りも重要なポイント。


お日様の色に染まり、甘酸っぱい香りがお部屋中に漂ったらそろそろ出来上がり。
熱い内に瓶に詰めます。


お味見していただいたら、

「おいしーい!!」の歓声
手と時間をかけて作るマーマレードは、おいしさもひとしおです。

ジャムを煮詰める暖かなお部屋で、天然酵母も元気に成長していました。
お手作りされる焼き立てもパンにもきっと合いますよ。

沢山お土産も嬉しく頂戴いたしました。

誠にありがとうございます。

これからの季節は、
苺が最終、ブルーベリーや杏も出回ります。

手作りジャムを使ったお菓子も出張レッスンいたしますよ。

お気軽にお問い合わせください。

出張和菓子レッスン

2019-05-23 13:38:51 | 出張レッスン

母の日に出張和菓子レッスンを開催いたしました。

茶道の先輩でいらっしゃる先生の、こども茶道教室にお招きいただき、
レッスンで作った和菓子を茶道教室で召し上がっていただきました。

始めに和菓子のお話を。
レジュメをご覧いただきながら、その特長や季節の和菓子のお話をいたしました。

作っていただく和菓子は、「外郎ういろう」生地で白あんを包む二種。

一種目は、「杜若かきつばた」

白に紫の生地を重ねて、折り紙のように杜若の花を表します。

伝統的な形ですが、シンプルな中にたおやかな杜若の感じが表現されていて、日本人の感性の豊かさを実感できるお菓子です。

もう一種は、私の創作和菓子「母の日」。

白あんの中に手作りの苺ジャムを包み、外郎生地でリボンのように包んで、感謝の気持ちを表しました。

外郎は四色ご用意し、

こちらは組み合わせや形も自由に創作していただきました。

皆さま様々に工夫されて、素敵な「母の日」が出来上がりました。


そのまま茶道教室へ。
盆略点前のお抹茶に、ご自分の手作り出来立て和菓子を合わせていただきました。


杜若の絵柄のお茶碗もご用意くださり、

皆さまで出来上がりを愛でながら、味わっていただきました。


私にも、素敵な京都のお干菓子で、

ご馳走してくださいました。


お招きくださった先生はピアノも教えていらっしゃって、グランドピアノの窓際から心地よい風が吹き込んできました。

豊かな和菓子のお時間をそれぞれにおたのしみいただけ、何よりでございました。
誠にありがとうございました。

和菓子のレッスンも承ります。
どうぞお気軽にご相談下さい。