一年の折り返しの季節
今年もアルの日を迎えました
虹の橋のたもとに
美味しいごちそうがたくさん届くように
お供えしなくちゃ
アルが見上げているのは
こたつの点検をしているわけではなくてね
大好きなこっちゃんが
こたつの上をドスドス歩いているから
こっちゃんのことが大好きで
大好きで大好きで
仕方なかったアルですが
とうのこっちゃんは
微妙な距離を保ちつつ・・・
来桃里のほうから近寄るのは
アルのそばにおもちゃがあるとき
とか、
私に
策を弄されたとき
とか
そんなかんじではありましたが
なんとなく
なんとな~く
付かず離れず一緒にいたんです
見つめあっているようにも見えますが
じつはこっちゃんは
アルの耳を見てたりして
いいじゃないか・・・
・・・
だってぼくは
こっちゃんが大好きなんだ
虹の橋のたもと
ふわふわの雲の端のほうで
こっちゃんの姿を探しているだろうか
そのうちころんと
落ちてきてくれないかな・・・
ふだんの暮らしの中で
アルのよだれの懐かしい匂いが
鼻先をふわっとかすめる時があるのです
そんな時はアルカポネが
虹の橋から遊びに来ているのかなと
小声で呼んでみたりするのです
がぅ・・・
アルの返事が聞こえる気がしたりして