皆さまは朝目覚めたとき
最初に何を感じますか?
先日、70代の方にお会いしたとき、
こんなお話をして下さいました。
その方は毎朝起きたときに、
「今日も生きていることにありがとう」
と思うそうです。
その言葉を聞いて、毎朝バタバタと
過ごしている私はハッとしました。
感謝って大きな感謝じゃなくても、
小さな感謝をできるかどうかが、
重要なことだと認識しています。
つまり感謝の気持ちがないときは、
幸せを感じづらいものなのです。
昨年の大雨の被害や震災の時もそうです。
多くの人々が被害に合われた事実に
胸を痛めることがあったとしても、
それでも、ご飯が食べられているという幸せや、
水道も使える、電気も使えるなど
どれだけありがたいと思ったことでしょうか。
避難所生活を強いられていた人々でさえ、
おにぎり一個にどれだけ感謝して食べていたか・・・
暖かい味噌汁に、涙を流しながら
食べていた人々がどれだけいたか・・・
普通の生活に戻ると、
大変だった生活を忘れてしまいがちになります。
しかし、色々な方と接していると、
いかに幸せなことであるかを
気づかせてくれたり、助言をして下さいます。
そして、彼を見ると思い出します。
幸せなことを気づかせてくれる、
警報機のような存在です。
当たり前になってしまって、
感謝の気持ちが薄れたときの警報機。
彼を見続けることで、
常に私の心の中でこの警報機は鳴り続けます。
食べられることも、
友達と時間を過ごせることも、
暖かい場所で眠ることができるのも、
家族が元気でいてくれることも・・・
そして、彼を応援出来ることも・・・
あの胸が痛むような記憶が、胸の中で高鳴り、
生きていることや、生かされていることに
感謝の気持ちが湧き上がります。
どんな小さなことにも感謝できる心が、
幸せを感じさせてくれるものです。
『今日も生きていることにありがとう』
明日も読んでくださる
すべての皆さまが幸せでありますように。
読んでいただいてありがとうございました。
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*画像は感謝してお借りしました。