＊溢れ返る切なさ＊

大好きな人の笑い声が聞こえたから

思わず、ふっと振り返る･･･

声を聴くだけで

胸が高鳴って苦しいなんて･･･












だけど、そこにあの人はいない現実。

届かないところにいるあの人に
あっという間に夢中になってしまった･･･

恥ずかしいくらいに落ちてしまった。

息が出来ないくらい苦しいと思ったあの瞬間を
今でもはっきりと覚えてる･･･

落ちるのは一瞬なのに
離れられない時間はどうしようもなく長い･･･

毎日、あの人の顔が浮かんでは消え、
浮かんでは消えていく･･･






その繰り返しの毎日。

何も求めていない･･･






ただ、会いたいだけ。

『今日もとても会いたかったよ。』

それだって言えない･･･

『会いたい』









の一言だって届けることも出来ないから･･･

今日も静かにそっと幸せを願うだけ。

瞼の裏に浮かぶあの表情に
静かに想いを馳せる･･･

怒った顔、困った顔、

笑った顔･･･

あんなこと言ってたかなぁとか
あれはどんな意味だったのかなぁとか











なんで笑ってたのかなぁとか。

その笑顔は、みんなのものだってわかってる･･･














だけど、瞳を閉じて思い返すあの人の優しい声に今日も心が揺れてしまう。

大切にしたいこの想いに
切なさだけがまとわりつく･･･











背伸びしても届かないくらい
遠くにいるあの人･･･

元気かな？











どこかで笑ってるかな？












大切なあの人が
どこかで笑顔で過ごしていますように。

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＊画像は感謝してお借りしました。