3月31日、朝9時6分の新大阪行きに、弁当、おつまみ、ビール、ハイボールを抱えて乗り込んだ。天気は高曇り〜と言えば良いのかな、時折陽も差してまずまずの旅行日和。
実は見事な富士山が見えた、5合目の上は雪を被り、尾根部分は筋状の黒い線が走り、誠に日本画そのものだった。余りに見事なので新富士辺りで写真を撮った、筈だったがライブラリには入っていなかった。何故だろう?残念。
新幹線を名古屋で降り、通路を延々と歩いて近鉄へ。オンライン予約した特急券はチケットレス。乗車券は関東のPASMOをタッチ。誠に心許ない。やはり、硬いボール紙の大きな切符でないと乗れるのか心配になる。多分人間にはやはり確たるモノへの信頼感があり、そう簡単に消えるものではなさそうである。
近鉄のホームに行くと、豪華な車両(写真 上)が停まっている。残念ながら名張には停車しないので我々は何度も乗った写真下の特急に乗り込んだ。
ドライブ旅行も良いのだが、やはり鉄道は見知らぬ土地へ運んでくれる期待感が全く違う。クロスシートに座り、食べ物を並べビールを開けて初めて旅行になる。正に至福の時間ではないか。