ラヂオ惑星モルファス

クリースティヌ・ネラック①

イスラム国が日本人を殺害しました。宗教は有史以来一番残虐な行為を繰り返したように思います。判断の難しいところですが、例えば塩野七生さんの「ローマ後の地中海世界」という本に、キリスト教徒とイスラム教徒がシチリア島を巡って血みどろの争いを繰り広げる話がありますね。オウム真理教を引き合いに出すまでもなく、間違うと最も狂気に満ちた殺人思想にもなり得るのでしょう。
私が昔研究テーマにしていた「魔女裁判」なども同じです。神の名の下に人は易々と人を殺した歴史があります。
イスラム国の報道の中で、サイクス・ピコ協定のことも改めて思い出しました。国家を作ること、民族が他の民族を蔑ろにすること、日本もそのような極端な思想が出始めていますね。
ユマニスムは説明しにくく理解もされにくい。白か黒かの二元論は分かりやすく俗受けしやすい。でも、本当の姿は二元世界ではない、多元世界でしょう。原理主義者に理解させるのは難しいかもしれませんが、私個人としてはユマニストでいたいと思っています、尊敬している渡辺一夫先生のように・・・。

ところで、長年探していた曲が見つかりました、と言っても音楽そのものはまだ見つかりません。
取り敢えず、レコードジャケットが。
かなりのフレンチポップス好きでも、クリスティーヌ・ネラックと言う歌手をご存じの方は少ないのではないでしょうか?
かつて、NHKのラジオ番組「午後のシャンソン」の中で、蘆原英了さんが紹介されていた「Ta Voix」という曲が耳に残っていて、レコードが欲しかったのですが日本ではついぞ発売されなかったようです。
引っ越しの作業で、この番組を録音した古いカセットテープが沢山出てきましたので、きっとこの曲も録音されているはずです。見つかったらituneにデジタル化しようと思っていますが、取り敢えず、見つかったレコードジャケットを載せてみます。シングル盤ではなく17センチLP盤?のようです。

この歌手の曲は、先ほど上げた「ta voix」しか知りません。午後のシャンソンで取り上げたのも一度だけだったと思います。
見つけたサイトではどうやらこのレコードがあるようですね、5ユーロだそうですから・・・買いますか。

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