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60年代フレンチポップスです。
アニー・フィリップは1946年生まれですので1947年生まれのフランスギャルとは同世代の「フレンチ・ロリータ」と言われるフレンチポップスの歌手ですね。この発音というか、歌い方というか、当時の若者は今のアニメキャラに夢中になるような調子で受けていたような気がします。
改めて聞けば、なんとも時代が買った感じですし、当時の多少粗製乱造気味の歌作りが見えてきます。しかし、こうした歴史を踏まえての現在なんだと思えば、そうおろそかにもできません・・・。
ポール・モーリアに見いだされて1965年に「Vous pouvez me dire」(イギリスの歌手ルルの「He don’t want your love anymore」のカヴァー)でレコードデビューしています。
当時、アニー・フィリップの名前は知っていましたが、さすがにフランス・ギャルと比べても余りの舌足らずの歌のファンにはなれませんでした。でも、今になってみれば、先ほど言ったとおりこれもまた大切な歴史です。
では、Le mannequin(邦題:恋のぬけがら)をどうぞ。