一週間は早い!先週ブログを更新してから、もう一週間が過ぎてしまう。
4年ぶりに町会の夏祭りを開催しようということになり、土曜・日曜は打ち合わせなどに追われた。月曜日以降、文書の作成や招待状の作成。私は会計担当なので「事務局長」ではないのだが、ほかの役員・・・昔からの農家(もちろん農業はやっておらず、東京近郊のこの辺りは「賃貸マンション経営」「駐車場経営」が主たる産業)出身の町会役員は、ほとんどがこまごまとした事務処理能力が極めて苦手だという問題がある。パソコンの操作を含めて、基本的には属人的なことだから、自分の努力や好奇心でどうにでもなるはずだが。
火曜日は、福祉団体の「高齢者サロン」のメンバーとして活動の合間を縫って、実家の整理を行った。
水曜日は、いつもの句会・・・今月の出来は悪かった。講師や句会が属する同人誌は「伝統俳句」に近い方なので、ちょっとした破調もあまりいい顔はされない。このあたりの事柄はまた別項で・・・
さて、今日はタイトルのとおり「子ども食堂」
この地域でも数年前から「子ども食堂」がオープンしていた。開設者はNPO法人と、特養を経営する社会福祉法人がそれぞれ1か所ずつ。
しかし、小学校の裏手にあった社会福祉法人の「子ども食堂」は開設からいくらもたたないうちに動向が分からなくなった。もう一つのNPO法人も活動を停止しているようだ。コロナ前に視察に行った時、代表は支援の仕組みを確立していると語っていたが・・・。
最近になっては、市の公共施設を利用した「市営」の「子ども食堂」あるいは社会福祉協議会による事実上の「公営」で数か所開設されている。
先日の日曜日、地域の清掃活動に参加した政権与党に所属する市議会議員がこの「子ども食堂」について「福祉政策の成果」のような紹介をしていた。
しかし、待ってほしい。このような子ども食堂を必要とするような貧困家庭が増加している責任はどこにあるのか?「子ども食堂」を必要とする社会とは、基本的に歪んだ社会であり、そのような社会にした責任は長年政権を担い、安保や国防費にばかりカネをつぎ込んできた現在の政権与党にあるのではないか。「子ども食堂」などない方がいいに決まっている。それぞれの家庭が金銭的には十分でなくても心豊かな家庭生活の中で毎食きちんと食べられることこそが当たり前の社会ではないのか。政権与党に属する市議会議員は、地方自治体が「子ども食堂」を設置するような対応をしなければならない事態を恥ずかしく思ってほしい。もちろん、現在の政権与党は、福祉や人権には感性の鈍い集団だからあまり期待できないことは確かかもしれない。
また、市民はこうした明らかに歪んだ社会を作った責任は、漫然と投票を行ってきた自分たちにあることも考えるべきだと思うが。