Lou's Chocolate Talk

唄うたいLOU(ルー)のブログです。Lou's Party, 長浜bayFish、Lou's Pale Horse

6月20日(日)

2004-06-20 | 未整理
今日は、朝からバイト。
こんなに良い天気なのに、もったいない。
帰りの電車から空を見上げると、なんとも美しい青。薄い雲が青い空と混じり合って微妙なニュアンスが心を癒す。
東京の空も美しいんだなー、忘れちゃいそうになるなー。

今日は、上野の野外ステージで、アマチュアバンドのイベントがあって今頃やってるんだろうなー、気持ちいい野外イベントだっただろうなー、と思いながら帰宅。
帰ってご飯を食べて、また飽きもせずピアノを弾きながら「あーあー」歌いだす。ひとしきり歌ったあとで、「そうだ、今日は友達が店を出す日だ」と思い出し、近所なので自転車で駆けつける。
店を出すと言っても、吉祥寺のユザワヤの前のビルの6階の1室で、フリースペースのようになっていて、そこで1日店員をやって、お酒などを出す、、というだけだけど。
冷やかしに行ってみる。

知り合いがいないと行く勇気がないようなこじんまりした場所だけど、なんとなく気心が知れたかんじの知らない人が数人いて、
その中に、以前見たイベントで舞踏をしていた男の子がいたので
ちょっと話をした。
1年ぐらいかけて1つの作品を練って見てもらう、そのために、毎日練習している。どんなに酔っぱらって帰ってきても、5分でも10分でも、基本練習は必ずするんだそうだ。この5年間、1日もさぼったことがないそうだ。
こんな事をやってて、いったい何になるんだ、そんなに時間をかけてやるほどの価値のあることか、舞踏は、と思うこともあって
落ち込んでしまう事もある、でも人前でやるのであれば、最低限の技術はなくちゃ話にならない、その上での感情表現であったり、新しい表現であったりすると思うという事を話してくれた。
確かにその人の舞踏は、クラシックバレエに通じるぴしっとした美しさがあって、とても気持ちよかった。
即興性とかサービス精神とかは無縁の世界のような気がするが、その場をぴりりとさせるものがあって、よかったなー。

いろんな表現方法があるから、舞踏といえども、練習なんて必要ないと言う人もいるかもしれない。
どうやりたいかは、その人自身だ。
「青い部屋」って、戸川純さんの店なんですよね。と言われて、
爆笑してしまった。全然ちがう。