Lou's Chocolate Talk

唄うたいLOU(ルー)のブログです。Lou's Party, 長浜bayFish、Lou's Pale Horse

1月16日(日)

2005-01-16 | 未整理
雨の日曜日。うすら寒くて、灰色の背景。
猫が部屋に入ろうとして、自分で引き戸の窓を開け、それなのになかなか入ってこない。
窓を開けられては寒いじゃないか。しばらくしらんぷりしているが、しびれを切らして猫が空けっぱなしにした窓を閉める。
しばらくしたら、また窓を開けて、それなのに、まだ外から中を覗いているだけで、なかなか入って来ない。
また、しびれを切らして、窓を閉めに行く。つかまえようとすると、なぜか逃げてしまうのだ。
何度もこんなことを繰り返し、ついに頭に来て、鍵をかけてしまった。外からじっとこちらを窺っている。
もう、、、、。おかげで、私の機嫌も低気圧だ。

おととい、高校のときのクラスメートの、同窓会があった。
田舎の何の変哲もない高校で、卒業後、田舎をすぐ離れて生活したので、あまりつきあいがない。東京に学年で10人ほどは来ていて
生活しているらしい。そのうちの5人だけが集まった。
進学校で、当時の私は毎日、走っているだけの毎日。あまり話もせず、いつも困った顔で笑っていたかんじ。
途中から、走ることもサボりだして、授業をサボってみたりしたけど、かなり内向的な時期で、男の子なんて怖くかったり恥ずかしかったりで話もできない。本当に特定の人以外と話ができなかった。
その頃から考えると、本当に、社交的にもなったし、怖いものもなくなったし、男の子なんて、全然怖くないし。。
変わったもんだ。

当時から賢い人たちが多かったけど、ひさしぶりに会うと、やっぱり賢そうだった。
ひとりは恵比寿に店を構える1級建築士で、本も何冊か出していて、デザインスクールの講師もしていて、とても頭の切れる勢いのある人だ。アートや作品や、建築とは何か、常に考えていて、どんどん実際の仕事もこなしているようだ。実際に、集まりに来た別の同窓生の家を、ある人のはリフォームし、ある人のは、今一から家を建てる設計中だそうだ。
あとの人たちは大企業の会社員。商社とか、あまりなじみのない分野の仕事をしている。でも高校の時にしゃべってたかんじであまり変わらない。なつかしい。
高校のときのことなんて、まったく忘れていたけど、言葉の端から記憶の糸がつながっていって、ふさがっていた記憶が一挙に吹き出てくる、不思議な感覚。
脳みその、いわゆる無意識部分に、いっぱいの知識や記憶が潜んでいることを体感した。

こんなこともあって、いろいろ自分について考えていた。
私は、学校の成績がよかったりしたので、頭は悪くないと思っていたが、どうも、分析ができないらしい。
自分の客観的な位置がわからないでいた。
客観的視点から分析したり、豊富な知識で比較したりすることができず、その前に、精神的なダウンや主観的思い込みやが邪魔をする。
精神的なダウンを感じないで、がむしゃらな時期は、熱中している時期は楽しいし、すがすがしい。
たまには、じっくり客観的に分析したりしてみようとしたが、なかなかうまくいかない。
はやく天気になって、暖かくなったらいいのにな。