11月20日（火）

いつも私はこのダイアリーのページで、ちょっとしたアホなこととか、大層アホなこととかをつらつら書いていて、私の人となりが出ているのでなごむといわれたりしたけれど、要するに役にも立たない薬にもならないようなことばかり書いているわけだ。
昨日、女優の宮崎ますみさんのホームページをたまたま見て、がんの闘病生活を送りながらいろいろなことをつづっているのだけれど、なんとその真剣さの違い。

いわゆる闘病生活というのにも色々あって、彼女の場合はすごくスピリチュアルでもあり色々なことに好奇心や知識もあり勇気もあり、また、がんにも目的がある、それは生きる目的を考えさせることだ、というような話もあり、共感するところ多く興味深い。

副作用のきつい西洋的な治療をやめて漢方や東洋医学のほうにシフトしていったりというのは、実は普通の感覚ではやりづらい決断もたくさんしているのだろう。いざこんな状況になったらどうなるか、私はどうするかわからないけれど、同じ治療にしても色々な方法論ややり方があるようだ。

被害にあったという意識でなく、この病気をきっかけに、もっと生の不思議を追及しているような書き味なところがすごい。本当はとってもつらいのだろうに。
がんばってくださいね。。

私は人一倍健康体なので、どうも病気の人の心がわからない。あまりピンと来ていないふしがある。
そんなふうになったとき平然とした文章が書けるもんかな。