アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ニチニチソウ - 愛知県安城市

2018-09-30 18:03:00 | みんなの花図鑑

ニチニチソウの水滴の観察。



ニチニチソウの花って ツルニチニチソウの花と似ていませんか?



「リンネは 『植物の種(1753)』 で、
ニチニチソウを 「ツルニチニチソウ属」
として "Vinca rosea" と命名した。
ツルニチニチソウ属 Vinca は常緑のつる植物を主としたグループである。」




「これを George Don (1764-1814) が
ニチニチソウ属 Catharanthus に分類し直したが、
現在でも、本種をツルニチニチソウ属に含める
分類学者もいる。」
ニチニチソウ より





ハマアザミ - 氷見市海浜植物園

2018-09-30 11:55:50 | みんなの花図鑑

氷見市海浜植物園の庭園の花、その2は
ハマアザミ。



「伊豆半島以西の本州・四国・九州の太平洋側に分布し、
海岸の砂浜や礫浜などに生えるキク科アザミ属の多年草です。
葉は厚くて光沢があり、縁には硬くて鋭いトゲがあり、
うっかり触るととても痛いです。」


「また、地中に深く伸びた根が食用にもなり、「浜牛蒡(はまごぼう)」の別名もあります。

可愛らしい花が咲き、葉にはトゲがありなんだか強そうな『ハマアザミ』をぜひご覧くださいませ♪\(^o^)/ 」
以上、氷見市海浜植物園 ホームページより引用


グンバイヒルガオ - 氷見市海浜植物園

2018-09-30 11:51:39 | みんなの花図鑑

氷見市海浜植物園の植物、さいごに
屋外ガーデンの花を 2つ。
ひとつ目は グンバイヒルガオ。



「四国(南部)、九州(南部)、南西諸島の
砂浜海岸に生えるつる性の多年草ですが、
道ばたなどで見かけるヒルガオ(ヒルガオ属)
の仲間ではなく、同じヒルガオ科の
サツマイモ(サツマイモ属)の仲間です!!


種子は海水に浮き、海流に乗って
分布を広げるのですが、時より北陸の
海岸でも海流によって運ばれた種子が
発芽した固体を見ることがあります。
ただし北陸では冬の寒さに絶えられず
枯れてしまいます。」
(以上、氷見市海浜植物園ホームページより)

オヒルギ - 氷見市海浜植物園

2018-09-30 11:42:43 | みんなの花図鑑

植物園の説明書きによると
「東南アジアを中心に広く分布し、
日本では奄美大島以南の西南諸島の
海水の出入りのある河口泥湿地に
生育するマングローブ植物です」



「花のうち、よく目立つ部分は萼(萼筒)であり、
形状は筒状、赤色で、厚く、真っ直ぐに突き出し、
先端はやや内向きに抱える。
また、先端が8-12枚程度に裂け、櫛の歯状になる。」
(wiki「オヒルギ」より)



「雄蕊は20個程度で、子房下位。
花には甘みの強い蜜がある ことから、
小型の鳥類が多く近寄る。」
(同上)
一枚目の写真を参照ください



子房下位というのは 果実になる子房の位置が、
萼片の下位(割れている萼片より下流側の筒の中)にあることです。
クチナシ も 子房下位 です。


ハナキリン - 氷見市海浜植物園

2018-09-29 22:21:37 | みんなの花図鑑

テイキンサクラに つづけて、氷見市海浜植物園で出会った
トウダイグサ科の ハナキリン。
中央に並んだ より赤く大きめの花が 雄性期の杯状花序。
周囲の やや淡く、一回り小さめの花序が 雌性期の杯状花序。



ピンクの花弁のように見えるのが、
杯(カップ)といって 苞葉、つまり葉の変態したもの。



花の中心の シベの回りの 分厚いくちびる様のものは
蜜腺。