アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ジャカランダ vs ネムノキ - 葉

2021-08-31 08:18:32 | みんなの花図鑑
今日は 葉の鑑賞です^^

ジャカランダ

ジャカランダは ノウゼンカズラ科。
ちょっと意外な気がしますが、ノウゼンカズラ科は 「シソ目」に属すんですね
シソ目のジャカランダならすんなり受け入れます!(^^)!




Jacaranda属は「 ノウゼンカズラ科の低高木。中南米原産だが各地で栽培される。花が有名。」(wiki 「ジャカランダ」曖昧さ回避のためのページ)



同記事には 同じ名前でマメ科の「ジャカランダ=ブラジリアン・ローズウッド」のことが紹介されています。




南米原産ですが、南アフリカの首都プレトリアは「ジャカランダ・シティ」と呼ばれ並木が有名です。



ジャカランダの花の見頃は南半球では春に当たる 10 月頃ですが、
日本では6月ごろ花を咲かせるようです。





ネムノキ

ネムノキは マメ科。



ジャカランダの葉をよく「ネムノキに似た」と形容しますが、実際に比較してみると…




うーん、どちらかというと、細く、整然としていますか?



遅咲きの花。





これはバラでしょうか?!

2021-08-30 18:10:11 | みんなの花図鑑
これはバラでしょうか?
ところ:西尾市憩の農園の造園コーナー
とき:8月29日(日)


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西尾市憩の農園には併設バラ園があるのですが、この花は 憩いの農園の造園コーナーに使用されていました。




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葉の様子。




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葉の様子。その2.




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バラっぽい?棘もちゃんとあります。




L
「夏のバラ」で画像検索したところ、通販カタログにある「アンジェラ」という品種が姿かたちがとてもよく似ていると思いましたが・・・
正しい名前を教えてください。

〔追記〕
ショカさんからお便りアリ。
アンジェラは10年育てているお気に入りとのこと。
アンジェラで解決とします (´∀`)


イヌツゲ - モチノキ科

2021-08-30 08:04:48 | みんなの花図鑑

生垣のイヌツゲに青い実がなってます。




イヌツゲはツゲ科ではなく モチノキ科です。(名前が悪い)




なので、モチノキの果実と同じ格好をしています、大きさはだいぶ小さいですが。




果実のてっぺんに柱頭の跡がしっかり残っているのも モチノキと同じです。


イヌツゲの花

イヌツゲの黒い実


ひまわりに似た花は? (3) ヒマワリ?

2021-08-28 18:00:00 | みんなの花図鑑

では この花はどうでしょうか?
ヒマワリ、ルドベキア、キクイモモドキのうちのどれでしょうか?



▲こんな葉です。

これまで ルドベキア、キクイモモドキの葉を見てきましたが、この葉はそれらより一回り大きくてハート形をしています。

このような形をしているのは ヒマワリの葉ですね





あと、筒状花(こげ茶色の部分)のシベの観察です。
筒状花の集団は 外側から中心に向かって咲いていきます。




これは中心に近いほうの筒状花で、おしべ筒の中から 雌しべ棒が花粉をつけて立ち上がっています(雄性期)。




筒状花の周辺部のシベです。
雄しべ筒の中から立ち上がった雌しべ棒が雌しべとして成熟し 柱頭をカールさせています。




柱頭は2つに割れた内側にあります。




成熟した柱頭は 一回転以上カールしています。

ひまわりに似た花は? (2) キクイモモドキ

2021-08-28 08:00:00 | みんなの花図鑑

ここに掲げる画像は ちょうど1か月前に撮ったキク科キク亜科のヒマワリに似た花です。
名前が分からないのでお蔵入りしていましたが・・・




葉を見ると、結構特徴があるようなので・・・
▼キクイモモドキの葉

えい、やっと、区別してみました。
ヒマワリ、ルドベキア、キクイモモドキのうちのどれか? といえば、
この花は キクイモモドキ です !(^^)!




以下は、筒状花のシベに注目した画像です。
ヒマワリ、ルドベキア、キクイモモドキによって 筒状花に特徴があるのか?
それとも、キク亜科の花には 共通した特徴があるのか?



早急な結論は出さないで・・・
とまれ、記録(を報告)しておきたいと思います。



ひまわりに似た花は? (1) ルドベキア

2021-08-27 20:30:49 | みんなの花図鑑

ここに掲げる画像は 約1か月前に撮ったキク科キク亜科のヒマワリに似た花です。
名前が分からないのでお蔵入りしていましたが・・・




葉を見ると、結構特徴があるようなので・・・
▼ルドベキアの葉

えい、やっと、区別してみました。
ヒマワリ、ルドベキア、キクイモモドキのうちのどれか? といえば、
この花は ルドベキア です !(^^)!




以下は、筒状花のシベに注目した画像です。
ヒマワリ、ルドベキア、キクイモモドキによって 筒状花に特徴があるのか?




それとも、キク亜科の花には 共通した特徴があるのか?




早急な結論は出さないで・・・




とまれ、記録(を報告)しておきたいと思います。



セイロンライティア、クロウエア - 白い花

2021-08-27 09:12:09 | みんなの花図鑑
園芸コーナーの白い花を2つ。

セイロンライティア

セイロンライティア(Ceylon wrightia)はキョウチクトウ科の白い花です。



「花びらは5枚で付け根の部分にも細かい花びらのようなものが見られますが、これは副花冠が発達したものです。」(ヤサシイエンゲイ)



別の言い方をすると、
5弁の花冠(corolla カローラ)の中心に 副花冠(corona コロナ)があります。
コロナを見ていると、キョウチクトウにそっくりです。



でも、「キョウチクトウ科の植物はつぼみの状態のとき、花びらの巻き方が上から見て右巻きのものが多いのですが、本種は逆の左巻きなのだそうです。」(同上)





クロウエア(サザンクロス)

こちらは セイロンライティアよりずっと小さい花です。
クロウエア(Crowea)はオーストラリア東部原産で、
「日本に導入された際に「サザンクロス」という流通名で紹介されたため、現在でもこの名前で出回ることもありますが、サザンクロス(Southern Cross)はセリ科の植物の英名です。」(みんなの趣味の園芸「クロウエアの基本情報」)




花弁は5弁花で、言われてみれば、ミカン科の花の雰囲気があります。




花シベが独特です。
雄しべは10個あり、雌しべを取り囲んでいます。