資本主義のルールなき暴走に歯止めを

環境破壊、投機金融など、資本主義の暴走が目立ちます。ルールなき暴走に歯止めをかけなければ・・・。

中国への見方は公平に

2008-03-07 18:24:39 | Weblog
毒ギョウザ、海を渡る黄砂、軍事予算の伸び、生活・経済格差の拡大など、中国たたきとも言うべき報道がエスカレートしています。
しかし、先日始まった全国人民代表者会議に対する、予算案の原案では、教育費の伸びが最大の45%を超し、義務教育の無償化などの施策が着実に進められていることなどは報じられていません。農村対策や、社会保障政策、環境対策などにも大きな力が注がれようとしています。軍事費の伸びはこれらの伸びに達していません。中国の急速な発達を喜ばず、その一側面をのみ強調する、報道を排し、公平・公正な報道を期待したいものです。

観光バスの規制緩和

2008-03-01 09:07:48 | Weblog
 昨日の報道ステーションで、最近の観光バスの事故の原因に、バスの規制緩和緩和の影響があると指摘していました。
 私の二男も、一昨年までタクシーの運転手をしていましたが、あまりの賃金の安さに、新設の観光バス会社の運転手に転職しました。しかし、正職員とは名ばかりで、基本給は、社保・税金等を含めて、13万円程度で、手取りは10万をこすかどうかいう有様でした。
 そこで今度は、別のバス会社の派遣社員として働き始めました。
 しかし、ここでも、日給8千円(時給千円)で、バスガイドもなく、札幌から知床まで、一人で運転し、連続12日間も運転するという過酷さです。しかも雪道や、アイスバーン道路も多い中、日程を決められての勤務です。
 こんな厳しい勤務についても、ボーナスや定期昇給もなく、社保等もつかず、手取りは13万前後で、社保・税引きをすれば、正社員時代と比較しても、多いとは言いかねる状況です。
 根本には、観光バスの規制緩和がありますが、この状態を是正するためには、運転手の基本賃金を30万~40万とし、その健康で文化的な労働条件を課k歩することを大前提にしなければならないと思います。