心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

祝、千葉ロッテ31年ぶりの日本一。しかし現行の制度はいかがなものか?

2005-10-26 22:51:57 | Weblog
 今年のロッテは本当に強かったです。ソフトバンクファンの自分もプレーオフで惜しくも負けた時は、大変悔しかったですが、その強さは素直に認めたいと思います。
 10勝投手が6人もいる上に、中継ぎ、抑えもしっかりしている豊富な投手陣。日替わりで出る選手も打順も違う攻撃陣。足や小技もからめての得点はできるし、ここぞという時の集中打もすごいし、控えの層も厚いです。今江、西岡に代表される固い守備力もあります。
 選手の故障を心配してうまく休ませたり、相手の投手や選手のコンデションなどを考慮した上での選手起用、選手をうまく乗せて、決して失敗を責めず、のびのびと戦わせる雰囲気作りなど、今までの日本人の監督にないチーム作りをした、バレンタイン采配も本当に見事でした。
 ロッテファンも本当にうれしいことでしょう。本当におめでとうございます。
 ソフトバンクは5ゲーム差をつけて1位になることにこだわったのに対して、ロッテはあくまでもプレーオフに進出できればよいというスタンスで、あまり無理をせずペナントレースを戦ったと思います。バレンタイン監督は、今の制度だったらそれでもよしと考えていたのでしょう。
 そして第1ステージで松坂、西口とパ・リーグを代表する投手との接戦に勝ち、第2ステージでもソフトバンクとの接戦を制し、勢いに乗って日本シリーズに臨みました。
 そこで長い間待たされて、試合勘の鈍った阪神との対戦ですから、やはり有利な状況であったことは間違いないと思います。ソフトバンクも2週間も待たされ、昨年に続き1位になったチームが不利になっています。ロッテの優勝にケチをつける気持ちは毛頭ありませんが、現行のパ・リーグのプレーオフ制度及び、セとパの日程が全く違う形で行われる現在の日本シリーズは、どうしても同じ状況で戦っているとは思えません。是非改善してほしいということを強く要望したいと思います。