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新型 CIVIC e:HEV 徒然日記(2024/6/2)

巷で話題の、小型軽量ミニブロワーを買ってみました。

約 7,000 円とかなりの低価格で、「ドイツ規格」と一応書いてあるけれど、
本当に大丈夫かいな、という不安は正直ありました。
が、巷のレビューを信じて購入しました。
我々がこういう商品を買う場合、目的はただ1つです。
何がって、そりゃ、洗車のときの水滴飛ばしに決まってるじゃないですか(笑)



昨年 9/10 の徒然日記 で紹介しましたように、
洗車後の水滴飛ばし用ブロワーとしては、BOSCH の GBL18V-120H を使用しています。
ボディ全体ではなく、部分的に狙ったところだけを吹かす感じで使っています。

ボディ全体に使っても、バッテリー持ちは大丈夫なのですが、ネックになるのが騒音です。
長時間使用するには御近所さまに多少気が引けるくらいの騒音はするので(LOW 時でも)、
狙ったところをサッと吹かしてサッと電源を切る、という使い方をしています。

狙って吹かす場所は、まずはフロントバンパー周りです。
グリルやナンバープレート裏などのあの辺りは、水がしつこく滴ってくるので、
タオルで拭き上げるよりはブロワーで吹かした方が効率的です。



もう1つ、わたしがブロワーで狙う場所は、ブレーキディスクです。
4輪あるホイールを洗う際、1つ洗ったらすかさずブレーキディスク表面をブロワーで入念に吹かしてから、次のホイールに移る、としています。
ブレーキディスクの錆の件で一度手痛い目に遭っているので(過去記事「ブレーキペダル編 - その弐」参照)、こういうことをやっているわけです。

・・・・ というように、使う箇所を限定し、サッと吹かしてサッと電源オフを心掛けて、騒音削減に極力努めているのですが、それでもやはり気を使う部分があるということで、巷で噂のミニブロワーに目を向けてみたという次第です。
BOSCH の GBL18V-120H よりも騒音が小さくなることは確実なので、
あとは風量がどれくらいあって、どの程度実用的かというところでしょうか。



amazon で注文後、2日程でモノは到着しました。
のっぺりした梱包箱から漂う無国籍臭(笑)に、いきなり不安にさせられます。
中の取扱説明書を見ても、メーカー名と型番の記載がありません。
よく見ると、本体に刻印がしてありました。
Product Name/品名が Air Duster、Model/品番が FS19 と書いてあります。
メーカー名は、結局分からず仕舞いの Generic 仕様のようです。
Made in China であるのは、今の時代は仕方ないでしょう。

・エアダスター本体
・巾着タイプのキャリングポーチ
・充電用 USB ケーブル(Type-C)
・ノズル3種類
・掃除用ブラシ


無国籍である不安点を除けば、商品の内容物自体は悪くなさそうです。
アルミ合金風(?)の本体は、手に持ったときの質感が高いです。
電源ボタンの長押しでオン/オフ、風量は無段階のスライドスイッチで調節可能です。
風量 MAX 時のパワーはそれなりにあり、手をかざすとそこそこの風圧です。
SNS 等で出回っているデモ動画に偽りなし、という感は確かにあります。



電源を入れて動かしてみた第一印象は、何と言っても音が静かです。
BOSCH GBL18V-120H が「ゴオオオオオオーーーー!!!」なのに対して、「ヒュウィィィーーーン」とかなり小振りな騒音で、もちろんその分パワーは劣りますが、気兼ねなく使えるメリットは大きいと思います。
逆に、風量 MIN だと、洗車の水滴飛ばしにはちょっと厳しいのではないでしょうか。

気になるバッテリーは、無国籍なので信憑性はやや疑問ですが(笑)、
取扱説明書によると容量 6,000mAh、約3時間で満充電完了とのことです。
これが本当なら、高級スマホ並のバッテリーを積んでいることになり、
相当の長時間使えることが期待できます。



・・・・・・ と、そう思って昨日の洗車時に使ってみたのですが、
結論から言いますと、わたしが期待する用途にガッツリ使うには厳しいかも、
それが実際問題の正味の話(横山やすし)でした。

紙くずや埃が一瞬で宙に舞う、あのデモ動画の映像は、あれはあれで確かに凄いです。
しかし、我々がやりたいことは、洗車時の拭き上げの代わりに行なう水滴飛ばしです。
その用途で本当に使い物になるかどうかは、実際にその場面で使ってみないと分かりません。

①騒音 ・・・・ 静かである
②風量パワー ・・・・ MINでは厳しく、MAXならまあいける
③バッテリー持続時間 ・・・・ ???


要するに、これらの3つがどれだけバランスよく実現されているか、だと思います。
わたしの用途では、③ がいまひとつなので厳しそう、という結論となりました。



騒音が静かで、風量もそこそこ、これでやっと気兼ねなく思う存分使えるワイ、と思って、
フロントバンパー周辺を入念に吹かしているうちに、バッテリー LOW で電源が切れました。
もうちょっと持ってくれるかと思ったのですが、これではとても、4輪のホイール(ブレーキディスク)を吹かすのには使えそうもありません。
水で濡れたブレーキディスクを吹かすときの、わたしの念の入れ様は半端ないですから(笑)

ただ、商品が届いてから、車の屋根に積もった埃を飛ばしてみたりなどの
試し吹かしをしていたので、昨日の洗車開始時は満充電状態ではなかったと思います。
なので、事後に改めて満充電にしてから風量 MAX で吹かし続けてみましたところ、
約20分でバッテリーランプが点滅して自動的に電源オフとなりました。
徐々にパワーダウンしていくのでなく、ヒュン.... とコト切れます。

風量 MAX での使用可能時間が約20分。
これをどう評価するかは、その人の用途次第ということになるのでしょうか。



ただまあ、値段が安くて、モノも九分九厘中華製なので、そこは割り切るしかありません。
使いどころをうまく考えれば、十分活躍してくれる良い商品だと思います。

  • 出勤時または帰宅時に雨に降られて、立駐内または家のガレージ内で臨時の拭き上げ作業を行ないたいとき、このエアダスターを使って作業の足しにする。
  • エンジンルーム内を時々開けて堆積した粉塵を飛ばすときにも、これを使う。

    今のところわたしは、この2つのシチュエーションでの用途を想定しています。
    いつもの毎週洗車のときは、今まで通り BOSCH GBL18V-120H の出番が続きそうです。
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    新型 CIVIC e:HEV 丁寧に乗りたい(ブレーキペダル編 - その参)

    今日は、先日の GW 帰省時の高速道路走行インプレッションの番外編ということで、
    わたしの悩みのタネの1つであります、ブレーキペダルの持病に関連する内容です。

    高速道路で長距離を走ってきましたという話が、なぜブレーキペダルの話に繋がるのか。
    読んでみたらあまりにアホらしくて草、ということにもなるかもしれませんが、
    もし何らかの参考になりましたら幸いです。



    (目次)
    ・e:HEV + ACC で高速道路は楽勝だが ・・・・
    ・ブレーキペダルの持病の件
    ・ACC の自動減速でも「カチ」と鳴る
    ・一年振りに高速道路を走った結果
    ・取るに足らない問題なのか?
    ・「リレーまたはスイッチの作動音」はあり得ない
    ・果たして解決可能な問題なのか?


    e:HEV + ACC で高速道路は楽勝だが ・・・・

    過去記事「高速道路走行編」「高速道路走行編 - その弐」で書きましたように、
    わたしは年に数回の長期休暇の折に、車で帰省することがよくあります。
    今年の GW も、高速道路を走って帰省してきたところです。

    車で帰省する場合、それなりに疲れることは覚悟する必要があります。
    片道約700km、約12時間の長丁場なので、「苦行」と言っても決して大袈裟ではありません。
    「こんなしんどいことはもう二度と御免だ・・・・」と、昔 3代目フィット(ガソリン)に乗っていた頃は、高速を走って帰省する度にそう思ったものでした。

    しかし、それも過去のことになりつつあります。
    4代目フィット e:HEV に乗り換えて、高速道路で長距離を走るのが大幅に楽になりました。
    昨年の3月に新型 CIVIC e:HEV に乗り換えてからは、さらに格段に楽に走れます。

    石跳ねや穴ボコの問題など、高速道路を走る場合は、特有の気苦労があります。
    それを差し置いても、今では高速での帰省がほとんど苦ではなくなりました。
    e:HEV のパワーと ACC があれば何も怖くない、そんな感じです。

    但し、1つだけ、高速道路を ACC で走行することを考えた場合、
    嫌というか、憂鬱な気分にさせられることがありました。
    それは、わたしの新型 CIVIC e:HEV が抱えるブレーキペダルの持病の件です。




    ブレーキペダルの持病の件

    わたしの新型 CIVIC e:HEV が抱えるブレーキペダルの持病とは、
    具体的には、ブレーキペダルを踏むと「カチ」と音が鳴る症状です。
    運転席の足下に取り付けられているブレーキペダルの、機構のどこかの部品同士が接触して、「カチ」という音が出ているものと思われます。

    これは正直、嫌なものです ・・・・
    車に必要不可欠な「走る、曲がる、止まる」の「止まる」をやる度に、
    「カチ」と音がするわけですから、鬱陶しくもなります。

    納車した当初は、全くそんなことはありませんでした。
    しかし、納車から約4ヶ月経った昨年7月、左後輪ブレーキのトラブルがきっかけで、踏むと「カチ」と音がする症状が出始めました(過去記事「ブレーキペダル編 - その弐」参照)。
    つまり、やむを得ない消耗・老朽化によるものではなく、明確なトラブルが原因で出た症状だということです。

    以来、この症状と付き合ってきて、分かったことがあります。

    1つ目は、ブレーキの踏み方次第では「カチ」と鳴らない場合もあるということです。
    ブレーキのタイミングが遅れてサッと素早く踏んだ場合は、ほぼ 100% 「カチ」と音がします。
    逆に、余裕を持ってジワッとゆっくり踏んだ場合は、踏む位置や角度(?)などの条件次第で、鳴ったり鳴らなかったりする感じです。




    ACC の自動減速でも「カチ」と鳴る

    もう1つ分かっていることは、人間がブレーキペダルを踏んだときだけでなく、
    ACC 走行中に車が自動ブレーキをかけた場合も「カチ」と鳴る、
    ということです。

    昨年の GW に初めて高速を走ったときは、「カチ」の持病はまだ発症していませんでした。
    それから2ヵ月後の昨年7月に持病を発症し、その後のある日、一般道で ACC を作動させてみたときに、自動ブレーキでの減速時にも「カチ」と音が鳴ることに気付きました。

    それに気付いたときは、かなり幻滅しました ・・・・
    がっかり感がハンパなかったです。

    眼の前が真っ暗になったと言っても、過言ではありませんでした(笑)

    自動ブレーキで起きるということは、確率 100% ということだからです。
    人間が足で踏む場合は、前述のように、踏み方の匙加減次第で鳴らないときもありますが、
    自動ブレーキの場合、制動の加減は常に一定の筈です。

    そして、ACC は車間距離を一定に保つために、自動での減速を頻繁に行ないます。
    その度に、ブレーキペダルの付近から「カチ」と音が鳴ることになります。
    もちろん、高速道路を走るときもそれは同じです。
    ACC があれば楽勝だぜ! と高速をいい気分で走っているのに、ブレーキペダルが
    「カチ」、「カチ」・・・・と鳴りまくる鬱陶しさに、つきまとわれるのです。


    そんなの、嫌じゃないですか?
    せっかくの先進機能である ACC が、台無しだとわたしは思います。


    一年振りに高速道路を走った結果

    そんなことで、「ACC での自動減速でも "カチ" とブレーキペダルが鳴る」という残念な事実に気付いてから、月日は流れ、納車から1年が過ぎ、5月の時期を迎えました。
    そうです、今年の GW 帰省は、「カチ」の持病を発症後初めての、高速を走る機会でした。
    もちろん ACC を作動させて走りました。

    ・・・・ その結果は、いい意味で予想を裏切られました!
    確率 100% で鳴りまくることはなく、人間がブレーキを踏むときと同様、鳴るときと鳴らないときがありました。

    具体的には、ACC の設定速度が 85km/h とか 90km/h とかの、一般道よりもかなり速い速度で走っているときは、自動で減速しても「カチ」と鳴らないことの方が多かったです。
    それよりも遅い速度で自動ブレーキがかかると、鳴る確率が増大する感じでした。

    約700km もの長距離を走って帰省するわけなので、走行車線を ACC で走ります。
    すると、車間距離を維持するための自動ブレーキが、頻繁にかかります。
    今回の帰省時も、何十回何百回と、自動ブレーキが作動した筈です。
    そのときの体感の記憶で言うと、「カチ」と音が鳴らないことの方が多かったように思います。

    減速の率が関係しているということなのか、どうなのか ・・・・?
    いずれにしても、「高速を ACC で走ると、カチ、カチ・・・・ とブレーキペダルが鳴りまくる」のかと思っていたのですが、実際に走ってみると、そうでもないことが分かりました。

    この結果は、わたしとしてはもちろん非常に喜ばしいことです。


    取るに足らない問題なのか?

    ブレーキペダルを踏むと「カチ」と音が鳴る持病は、4代目フィット e:HEV でも出ていて、
    その症状は、新型 CIVIC e:HEV よりも酷かったです。

    酷いというのは、鳴る頻度もそうですし、「カチ」と鳴ったときの音が派手というか、
    いかにもこう、ブレーキペダル周りの機構が軋んでいるような、そんな感じの音でした。

    それに比べると、新型 CIVIC e:HEV の「カチ」の音は、かなり小さいです。
    ブレーキペダルの作りが、4代目フィット e:HEV は比較的華奢であるのに対し、
    新型 CIVIC e:HEV のブレーキペダルはごっついので、そこが有利に働いていると思われます。

    だったら、別に大した問題じゃないじゃんよ、と思う人もいるかもしれません。

    わたしがこれが嫌な理由は、単純明快です。
    自分の乗る車がボロかったら、誰でも嫌ですよね?
    要するにそういうことです。
    ブレーキペダルが「カチ」と鳴る音は、「俺のシビックは、ある部分でボロいのだ・・・・」
    という現実を突き付けられるのと同じだからです、わたしにとっては(笑)

    同じ悩みを抱える人が、世間にどれくらいいるのか、改めて調べてみましたところ、
    やはり少なからず多くの人が、この問題で悩んでいることが分かります。
    価格.com や Yahoo! 知恵袋など、相談系のサイトでの書き込みが目立ちます。
    踏むたびに「カチ」と音がするのが、気になる、鬱陶しい、という相談が多くあります。


    「リレーまたはスイッチの作動音」はあり得ない

    それらの書き込みを改めて見て、思ったのですが、この話になると必ず「ブレーキランプのスイッチまたはリレーの作動音だ」という意見が出ますが、おそらくは、自分の車でこの症状になったことがない人ではないかと思います。

    ただ、ディーラーでそう言われた(=ブレーキランプのスイッチの作動音だ)と書いている人がいるのを見たのは、ちょっと驚いてしまいました。
    確かに、ディーラーがそう言うのであれば強ち無視はできませんが、では、「カチ」がブレーキランプのスイッチ/リレーの作動音であるとして、以下はどう説明がつくのでしょうか?

    ① 納車してから件のトラブルがあるまでは鳴らなかったこと
    ②「カチ」と鳴るときと鳴らないときがあり、鳴らないときはブレーキランプが点灯していないということになるが、そんなことがあり得るのか?
    ③ 全く鳴らない車も世の中にはたくさんあるが、ブレーキランプが点灯しない車なのか?(笑)


    こう言うと、否定派の人たちは「気のせいだ」と言って ① を否定するか、挙句の果てには、「気にし過ぎだ」、「そんなことで悩んでないでもっと人生楽しんだら?」みたいなことを言ってきたりもするんでしょうか、そんな気がします。
    まあ、そう言われても、返す言葉もないんですけど(笑)
    でも、じゃあ ②、③ はどうなんだ? ということですよ!

    今回改めて、ネットの情報やスレを見てみましたところ、「リレーのスイッチの音だと言っても、鳴るときと鳴らないときがあるのが理解し難い」と言っている方を一人見かけました。
    つまり、②、③ があるからリレーの作動音説はおかしいと、疑問を投げかけているわけです。
    これに対する明解な答えは、わたしが見る限り見当たりません。




    果たして解決可能な問題なのか?

    そして、数あるネット情報とスレを見渡しても、この問題の解決事例はまだないようです。

    「このまま慣れるしかないのだろうと、諦めています」

    ↑こう書いている人を見かけましたが、その気持ち、わたしもまったく同感です。
    ブレーキペダルを踏むと「カチ」と音が鳴るという、この問題は、
    一度発症してしまったら、解決はほぼ無理であろうというのが、
    世の中の状況を見渡してみての、わたしの感想です。


    何せ、ディーラーでさえスイッチの作動音だと言ってるケースが、あるくらいです。
    今も多くの人が、原因不明のままこの問題で悩んでいる、それが現状だろうと思います。

    解決のわずかな可能性があるとすれば、「カチ」と音が鳴る症状が出るようになったきっかけが何だったのか、そこに着目することではないかと、わたしは思います。
    ネットの情報やスレをざっと調べてみて、そこを明確に説明している人はいないようです。
    気が付けばいつの間にか、というケースばかりのようです。

    しかし、わたしのケースでは、それははっきりしています。
    納車から約4ヶ月で、左後輪ブレーキの固着トラブルに見舞われたのが、きっかけでした。
    (詳細は、過去記事「ブレーキペダル編 - その弐」を参照ください)

    あのとき、ブレーキが錆で固着した状態で発進しようとして「グギッ」と異音がしました。
    それに伴って、車のブレーキ周りの機構にどのような力や荷重やストレス等々・・・・ がかかったのかを分析し明らかにすることで、ブレーキペダルを踏むと「カチ」と音が鳴るメカニズムの究明に繋がるのではないかと、いう気がしています。





    わたしの事例の紹介が、もし何らかの役に立てるならば嬉しい限りですが、悲しい哉、この件でディーラーへ相談しに行きましたとき、「特に異常はありませんので」と言われただけでなく、それなりに食い下がるわたしに対して、まさに↑に書いたのと同じ「納車したときから音がしていたのに気付かなかっただけかもしれないし」「カチと鳴るようになったのと、ブレーキの固着のトラブルが起きたタイミングが、たまたま重なっただけかもしれないし」という身も蓋もない言葉がイケシャアシャアと帰ってきたのは、とても残念でした。
    大変申し訳ないですが、イケシャアシャアと言わせていただきます(笑)

    本当は、高速を ACC で走っても意外と「カチ」「カチ」と鳴らなかった、という嬉しい報告だけ書くつもりだったのですが、最後の方はまたテンションが上がってしまいました。
    一般道を走るときは「カチ」と鳴らないように踏む技術をそれなりに会得しつつあり、また、高速を ACC で走ってもまあまあ大丈夫であることが今回の GW 帰省で分かって、今のわたしの中でのブレーキペダルの「カチ」問題の悩み度数は、実は相対的に低下しつつあります。

    ということは、新たな別の悩みのタネが出来たのか、ということになりますが、
    それについてはまた改めて書きたいと思います。
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    新型 CIVIC e:HEV インプレッション(高速道路走行編 - その弐)

    わたしの新型 CIVIC e:HEV は、高速道路で長距離を走った実績が2回あります。
    1回目が、過去記事「高速道路走行編」で紹介した昨年2023年の GW 帰省と、
    つい先日、4月末から始まった夢の10連休、今年の GW 帰省が2回目となります。

    ということで、行って参りました!
    一年振りに高速道路を走って、往復約 1,400km の長旅で、実家に帰省してきました。
    その際に思ったこと、気付いたことなどを、書いてみたいと思います。



    (目次)
    ・ルート、走行条件
    ・燃費、航続可能距離
    ・石跳ね対策
    ・蚊の亡骸対策
    ・ナビの件


    ルート、走行条件

    わたしの実家まで高速道路で帰省する場合、片道で約600~700km の長旅となります。
    走るルートとしては次の2通りがあり、ナビで検索させると大体 ① を提示してきます。

    ①長野県を縦断し、目的地までほぼほぼ一直線で走る最短距離ルート
    ②東京方面に一旦南下してから目的地に向かう、東海道新幹線ルート

    しかし、① のルートは、② に比べて 100km ほど距離が短いのは確かに魅力的なのですが、
    個人的には正直あまり走りたくない気持ちがあります。
    GW 時期の長野県は、気候がまだまだ薄ら肌寒く、エアコンを稼働する必要があるかもしれないことと、路面にも塩カルの残骸が残っていることが懸念されるからです。
    また、長野県を縦断中に一旦高速を降りて、一般道をしばらく走ってから、再び高速に乗るという面倒なことをしなければいけないのも微妙です。

    最終的には、往路は ② の東海道新幹線ルート、復路は ① の長野県縦断ルートを採用しました。
    行きも帰りも、夕方出発して翌朝早くに到着する夜間走行プランで行きました。
    そのおかげで、幸い大きな渋滞に遭うことはありませんでした。

    エアコンは本当は入れたくなかったのですが、フロントガラスの曇りに対処する必要があったため、A/C を随時 ON/OFF しながら走行しました。
    昨年の GW 帰省時は、エアコンは終始送風のみ(A/C は OFF)だったのに対し、今回の GW 帰省は全行程の約半分で A/C を ON にして走ったことが昨年との違いになります。

    ・夜間走行、大きな渋滞はなし
    ・一人のみ乗車
    ・85~90km/h の ACC 定速走行
    ・ECON モード
    ・エアコン:20℃ 設定、風量最小(=1目盛り)、全行程の約半分で A/C ON




    燃費、航続可能距離

    昨年の GW 帰省時は、帰りの復路で大幅な事故渋滞に遭ったりして参考にならずということで、往路のみの結果を過去記事「高速道路走行編」で紹介しました。
    まとめると、以下となります。



    昼間に東海道新幹線ルートを走って、燃費は御覧の結果となりました。
    そして、5/5 の U ターン時、ガソリンを満タンにすると 29.82 L を給油できました。
    FL4 のタンク容量は 40 L なので、ガソリンの実残量は 10.18 L で、平均燃費 28.6 km/L を掛け算すると、往路の 765.0 km を走破した時点であと 291.148 km は走れた計算になります。
    ということで、昨年の GW 帰省時の航続可能距離の計算値は 1056.148 km でした)。

    それに対して、今年の GW 帰省時の結果は、以下となりました。



    4/28 に 753.5 km を走破して帰省完了し、5/4 の U ターン時にガソリンを満タンにすると 31.18 L を給油できたので、残りあと (40L - 31.18L) * 29.4 km/L = 259.308 km は走れる余力があったことになり、航続可能距離の計算値は 1012.808 km となりました)。

    ※注:別途記載の走行条件の場合の換算値です

    エアコンの A/C を随時 ON にしていたのと、納車から1年経過による経年劣化もあるかなと思って、昨年よりも成績が落ちているかなと予想していたのですが、燃費も航続可能距離も昨年とほぼ変わらない良好な結果となりました。




    石跳ね対策

    ということで、昨年に引き続き、燃費と航続可能距離は優秀な成績でした。
    加えて、e:HEV のモーター走行と 2.0L 直噴エンジンのパワーで、楽々走行できるので、
    運転疲れが非常に少ない点でも、昨年同様、わたしとしては大満足でした。

    しかしながら、その一方で、高速道路走行時ならではの気苦労があるのも事実です。
    ACC をセットすれば、あとは目的地まで半自動で楽チン運転♪・・・ というわけにはいきません。

    その気苦労の最たるものが、石跳ね対策です。
    過去記事「高速道路および一般道走行編」でも書きましたように、前を走る車または隣の車線を追い越していく車が跳ね上げた小石がヒットして、車体が傷付いてしまう危険性があるので、これを回避する必要があります。
    そのためには、以下の対策が有効と考えられます。

    ①走行車線を走るときは、出来るだけ左端いっぱいに寄る
    ②追い越し車線に出て追い越す際は、出来るだけ右端いっぱいに寄り、速やかに追い越す
    ③ACC で定速走行する際は、車間距離を最大に設定する
    走行車線を走行中に追い越される際は、わざと減速する

    最後の ④ は、今回の帰省時に新たに取り入れた対策です。
    トラックやランクル、高速バスなど、車体の大きな車が ゴゴゴゴオオオォォーーー と隣を追い越していくときに、ちょっとブレーキを踏んで減速してやります。
    そうすることで、隣を追い越す車と並走する時間を減らすと同時に、跳ね上げられた石が飛んでくる相対速度を落とし、結果として、跳ね石の被害のリスクを減らす効果が期待できます。

    これらの対策が効いたのかどうかは分かりませんが(笑)、前回(昨年)の GW 帰省時と同様、今回の高速帰省でも石が飛んできて付いた傷は1つもありませんでした。




    蚊の亡骸対策

    石跳ねで車体が傷付く危険性の他に、高速道路を走る際にはもう1つ、
    走行車線を走っていると幾度となく遭遇する「穴ボコ」の問題が悩みのタネです。

    今回の GW 高速帰省時にも改めて思ったのですが、高速道路の走行車線、
    放置されたままの穴ボコが、ちょっとあまりにも多過ぎやしないでしょうか?
    あんなのを何度も踏んでいたら、車へのダメージが蓄積していくのが心配だから、
    何で此方人等、高い高速料金を支払って走っているのに、それが原因で車が傷んでいくなんて馬鹿みたいだから、とっとと修繕しやがれっつってんですけどね。

    ・・・・ とはいえ、文句ばかり言っていても仕方ないので、出来ることをやるしかありません。
    走行中、前方に穴ボコがあるのを確認したらハンドル操作でクイとかわす、この地道な作業で車へのダメージ蓄積を回避するしかありません。



    そうやって、ACC で定速走行をしながらも、石跳ねと穴ボコに注意しながら走っていき、やっと目的地に到着して、そこで一息つけるかといったら、そうはいきません。
    まだやるべきことがあります。

    高速道路を走った後は大体、車の前部(ナンバープレート、バンパー、バックミラーの前側、など)に蚊の亡骸が大量に付着しています。
    これを放置すると、鳥の糞と一緒で、酸性の成分で表面が傷むことが懸念されます。
    よって、速やかに除去する必要があります。

    その対策としてわたしは今回、500ml ボトルの精製水をあらかじめ準備しておいて、目的地に到着後、それを噴霧しつつクロスでせっせと拭き取り・除去する作業を直ちに実施しました。
    それで一体どれだけの効果があるのかは、不明です。
    週末の毎週洗車のときに洗えば十分ではないかと、思わなくもありません(笑)。




    ナビの件

    過去記事「一ヵ月インプレッション」でも書きましたように、新型 CIVIC のナビは、現在地の住所を表示する機能がありません。
    以下の画像は、ホンダの他の車種の Gathers ナビの画面ですが、御覧のように、地図画面の最下部に現在地の住所を表示する機能があります。
    しかし、新型 CIVIC の HONDA CONNECT ナビでは、これができません。



    これの何が便利かというと、長旅の全行程のどこにいるかを把握するのに役立つことです。
    特に高速道路で長距離を走行中は、とても重宝する機能であると、4代目フィット e:HEV に乗っていた頃から思っていました。

    わたしの帰省の場合、片道約 600~700km の果てしない道程なので、今どこを走っているのか、残りあとどれくらいで着くのかを把握することは、運転疲れを軽減するためにも重要です。
    到着予想時刻と残走行距離の数字を見るだけではなく、現在地住所の表示を見ることで、
    「お、やっと○○県に入ったか ・・・・」と、より感覚的に把握できます。

    その意味で、新型 CIVIC のナビでそれができないのは、地味に痛いことだと思っていたのですが、よくよく考えると、現在地点を俯瞰的に把握するのであれば、日本列島の形が分かるくらいにまで地図を縮小すれば事足りるのではないかと、今回の高速帰省中にふと気付きました。

    それをやってみましたところ、なかなかいい感じです。
    普段の通勤時は、交差点等で曲がりそびれないために地図の縮尺倍率をほぼ最大にして走っていて、その感覚のままでいたのが失敗でした。
    地図を縮小して俯瞰すれば、見通しが良くなり、運転疲れの軽減に役立つことが発見できたのは今回の帰省での収穫でした。





    新型 CIVIC e:HEV での今年の GW 高速帰省の雑感は、大体以上のような感じです。
    実はもう1つ、わたし自身として特筆すべき事柄があったのですが、
    それについては日を改めて、じっくり書いてみたいと思います。

    走行車線の左端いっぱいのキワキワを、85km/h くらいで定速走行し、
    追い越しをかけるときだけ、アクセル全開で全速力で追い越し、
    (穴ボコをかわすために)右に左に蛇行して、
    大型トラックに追い抜かれる瞬間、ブレーキランプを点灯させて減速する。

    そんな挙動不審なソニックグレーパールの FL4 を、もし見かけましたら、
    それはわたしですので(笑)、温かく見守ってやってください。
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    新型 CIVIC e:HEV インプレッション(バックミラー問題の考察)

    今日は、新型 CIVIC のバックミラーで起きる可能性が高いと見られる「バイ~ン」問題について、改めて考察してみたいと思います。

    新型 CIVIC e:HEV インプレッション(俺の FL4 vs 代車の FL1 EX)
    新型 CIVIC e:HEV 徒然日記(2024/3/31)
    新型 CIVIC e:HEV 丁寧に乗りたい(運転席乗り降り編)

    「バイ~ン」問題とは一体何かについては、↑これらの過去記事を参照ください。
    超かいつまんで言いますと、運転席/助手席のドアを閉めたときに、バックミラーのどこかが共振して「バイ~ン」という安っぽい残響音がする、という症状が出る問題です。
    具体的にどういう音がするかは、以下の動画を参照ください。

    https://bbs.kakaku.com/bbs/K0001374347/SortID=24947809/MovieID=21441/

    この問題になぜそんなに固執するのかと、思う人もいるかもしれません。
    ですが、車の価値は、移動手段としての実用性だけではないと思います。
    乗ったときのフィーリングや、所有する満足感など、官能的な要素も重要です。
    いくら実用性に優れていても、後者が駄目であれば、テンションが下がる、
    つまり、乗っていて楽しくないということに、なると思います。



    (目次)
    ・具体的症例
    ・ディーラーの対応
    ・取るに足らない問題なのか?
    ・新型 CIVIC だけの問題なのか?
    ・予防策


    具体的症例

    現時点でわたしが把握している「バイ~ン」の具体的症例は、次の4つです。

    ①ブログにコメントを入れてくださった方の FL4

    新型 CIVIC バックミラーの「バイ~ン」問題について、わたしが最初にその情報を知ったのは、このブログにコメントを入れて下さった方の情報がきっかけでした。
    この方は、ディーラーの試乗車落ちの FL4 を安く購入されたとのことで、運転席側のドアで「バイ~ン」の症状が出ていると、教えてくださいました。
    そのとき同時に、↓の価格.com スレの情報も教えていただきました。

    ②価格.com のスレ主さんの FL1 EX

    新型 CIVIC バックミラーの「バイ~ン」問題については、価格.com のスレ「フロントドアを閉めた際の異音について」に掲載されている情報が、わたしが知る限り今のところ最も詳しい情報源であろうと思っています。
    スレ主さんは、FL1 EX を新車で購入して約1年が経過した頃に、運転席/助手席の両方のドアで「バイ~ン」の症状が出ていることに気付いたとのことです。
    スレの流れを見ると、以下のことが書いてあって非常に参考になります。
    ・スレ主さんがこの問題に遭遇した背景
    「バイ~ン」の症状の実際の映像
    ・ディーラーの対応
    ・原因の考察、実地テスト
    ・最終的に問題は解決できたのか?
    また、スレ主さんの問題提起に対する他のスレ民さんらの反応も、とても興味深いです。

    ③価格.com のスレ主さんが通うディーラーの展示車

    上記の価格.com のスレ主さんが言うには、ディーラーで見てもらったところ、「ウチにある他の展示車でも発生しているので異常ではなく ・・・・」と言われたとのことで、スレ主さんが通うディーラーの展示車でも「バイ~ン」の症状が出ているとのことです。

    ④わたし自身がディーラーで借りて乗った代車の FL1 EX

    そして、過去記事「俺の FL4 vs 代車の FL1 EX」を皮切りに、このブログで何度か書いていますように、わたしがディーラーでお借りした代車の FL1 EX におきましても、運転席/助手席の両方のバックミラーで「バイ~ン」の症状がはっきりと出ていました。


    なお、わたしが乗っています FL4 について、「バイ~ン」の初期症状が出始めている、と過去記事で書いたことがありますが、「バイ~ン」の映像 を改めて見直してみました結果、そこまで言い切るのは時期尚早と判断しまして、ここでの具体的症例からは除外しています。


    ディーラーの対応

    この問題に対するホンダのディーラーの対応について、価格.com のスレによれば、スレ主さんの FL1 EX で「バイ~ン」の症状が出て、ディーラーに持っていって見てもらったところ、次のように言われたのだそうです。

    「他の展示車からも発生しているから異常では無く、
     この車の特性・仕様上のものだと思われるから我慢してほしい」

    しかし、スレ主さんはその後も粘り強くディーラーに相談を続け、その結果、左右のドアミラーを交換してもらうことで無事に解決できたとのことです。
    なので、「バイ~ン」問題をディーラーで対応してもらえるかどうかは、交渉次第で可能と思って良さそうです(当初の反応「我慢してほしい」が微妙ではありますが・・・)。



    それはそれとして、↑のディーラーの言葉は、いろんな意味で非常に参考になります。
    まず以て、「他の展示車でも同じ症状が出ている」ということは、この時点で、車の個体の問題ではなく新型 CIVIC の車種固有の問題という話になるのではないでしょうか。

    もう1つ、「他の車も同じだから我慢してほしい」と言われて、スレ主さん同様、わたしも到底納得できませんが、みなさんはどう思われるでしょうか?
    車にとっての基本「走る、曲がる、止まる」に、直接は関係しない症状なので、難しいところではありますが、正直いかがなものかと思います。

    少なくとも、他の車と比べるんだったら、展示車ではなく新車と比べるべきですよね(笑)


    取るに足らない問題なのか?

    こんなの大した問題じゃないと、思う人も中にはいるかもしれません。
    例えば、中古の安い軽に乗っているような人からすれば、取るに足らない些細な問題でしょう。

    しかし、ここでの話は、新型 CIVIC であることが前提です。
    実用性を超えて、走る楽しさやフィーリングに価値を置く高級車です。

    それに、自分の乗っている車が同じことになったらどう思うかを、
    価格.com にある「バイ~ン」の動画を見て、どうか考えてみていただきたいと思います。
    但し、動画を何回か見て受けた印象だけでは、判断できないと思います。
    その車に毎日乗っていく中で、それにずっとつきまとわれる、それでも本当に何とも思わないかどうかを想像力を働かせて考える、そうしないと本当のところは分かりません。

    前出のディーラーの言葉「我慢してほしい」は、その辺りの想像力の欠如だろうと思います。
    ディーラーは、相談者が持ち込んだ車を見て、症状の有無等を数回確認するだけです。
    しかし、車のオーナーは、症状を何十回何百回と既に経験し、それは今後も続いていきます。
    それを許容し我慢するかどうかは、車のオーナーが決めることで、ディーラーが決めることではありません。



    あと、間違えてはいけないのは、「バイ~ン」の症状は新車では発生しないということです。
    新車のときからそうなのであれば、その車種の設計・仕様だともいえますが、そうではなく、乗っていくうちにいつの間にか発生してオーナーをがっかりさせる不具合だということです。

    価格.com のスレ民さんらも、最初はそこを取り違えています。
    「バイ~ン」という安っぽい音がして悩んでいると言うスレ主さんに対して、「車種やグレードによってその辺りは当然違うから」など、設計・仕様の話としてのレスが最初は目立ちます。
    しかし、「バイ~ン」の実際の動画が投稿された途端、「確かにこれは気になりますね」、「嫌な音ですね」と、スレの流れが明らかに変わる様子はとても面白いです。

    まさに百聞は一見に如かずで、自分が所有する新型 CIVIC で あのような症状 が出てしまったら、多くの人は同じ反応を示すのではないかと思います。


    新型 CIVIC だけの問題なのか?

    わたしは、車に乗り始めて約7年程度の車キャリアしかないですが、ドアを閉めたときにバックミラーが「バイ~ン」とガタ付くなんてことは、今まで見たことも聞いたこともありません。
    ですが、「バイ~ン」の問題は、新型 CIVIC で突然変異的に発生した問題なのでしょうか?

    ホンダの他の車種と部品の共通化が行なわれている可能性は、容易に想像が付き、それを考えると、同じ症状が出る他のホンダの車があるのではないか、ということがまず疑われます。
    また、わたしが知らないだけで、他のメーカーの車でも同様の症状が出ている事例はあるのではないか、ということが気になります。

    そう思って調べてみましたところ、ありました。
    どうやら、新型 CIVIC だけの問題ではないようです。

    ドアを閉めたときの共振音(2011年フィットシャトル)
    https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000262700/SortID=13854756/

    車内バックミラーからのビビり音(2016年 メルセデスベンツ Eクラスセダン)
    https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000897305/SortID=23886478/

    ミラーからのバタツキ音(2019年 RAV4)
    https://bbs.kakaku.com/bbs/K0001104803/SortID=24589000/

    ドアミラーのブレ音(ヤリスクロス2020年モデル)
    https://bbs.kakaku.com/bbs/K0001253767/SortID=23804889/

    上記のいずれも、新型 CIVIC の「バイ~ン」問題が報告された価格.com スレ ほどの詳しい情報は書かれておらず、実際の動画もなく、4つ目以外は原因の推測で終わっています。
    なので、本当に「バイ~ン」と同じ症状なのかどうかは断言はできませんが、「共振音」、「ビビリ音」というワードからして、その可能性は高いと思われます。

    しかし、ディーラーに相談してサクッと解決とはなってない点は共通していて、中には、「他の試乗車もそうなので異常ではありません」と同じことを言われたケースもあるようです。
    結局、この種の異音の問題は、ディーラーによって対応の温度差があったりもしますし、難しい問題だなということを、改めた実感した次第です。

    天下のトヨタ様や、メルセデスベンツでも同様の問題が起きているようだということで、バックミラーの「バイ~ン」問題は、新型 CIVIC だけの問題ではなく、世の中全般で広く起きている問題であるらしいことが分かりました。


    予防策

    先に挙げた事例の中には、「購入当初から症状が出ている」という方や、「ドアミラーを交換したが問題は解決していない」という方もいるので、一概に予防策と言えるものがあるのかどうかは分かりません。

    しかし、少なくとも新型 CIVIC に関しては、ドアミラーの交換で解決できることと、新車の状態では症状が発生しないことが、事実として分かっています。
    なので、新車で「バイ~ン」の症状が出ていない状態を維持することが重要です。

    それにはやはり、運転席/助手席のドアを閉めるときに、過大な力がかからないようにする。
    一にも二にも、これに尽きると思います。

    ドアを閉めるとき、必要最小限の力しか込めないこと。
    もう1つ、ドアを押す手に力を込めなくても、遠心力で弾みがつけば同じことです。
    ですから、遠心力がかからないように、ドアは拳2つか3つ分くらいの少しだけ開けて、手でゆっくり押してドアを閉めるようにする。

    半ドアになって、もう一度閉め直すのが面倒?
    わたしはそうは思いません。
    「バイ~ン」が発症する残念感を味わうくらいなら、その面倒を進んで受け入れようと思います。





    「バイ~ン」が出ていても、俺、別に気にならないよ。
    新型 CIVIC に乗っている人の中には、そういう方もいるかもしれません。

    しかしですね、車のレビュー動画で、よくあるじゃないですか。
    運転席のドアを開け閉めして、
    「ん~、重厚感があっていい音ですね~」
    とか、よくやっていますよね。
    そのとき、「バイ~ン」と安っぽい音がしたら、ちょっとカッコ悪いと思います(笑)

    そういった意味でも、新型 CIVIC バックミラーの「バイ~ン」問題は、
    「看過するわけにいきません!(吉川晃司@下町ロケット)」
    わたしの中ではそういう位置付けです。
    それで今回、こういう記事を書きました次第です。
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    新型 CIVIC e:HEV 丁寧に乗りたい(運転席乗り降り編)

    わたしの新型 CIVIC e:HEV も、先月の3月末で納車から満一年を迎え、二年目に入りました。
    走行距離はまだ 7,000km ちょっとで、これからも綺麗に丁寧に乗るを心掛けてやっていきたいと思っていますが、「こんなんなってしもうてん参」のネタは、着実に増えています(笑)。

    今日は、わたしが新型 CIVIC e:HEV の運転席に乗り降りする際に、気を付けていること、
    苦労していること、などについて、語ってみたいと思います。
    それもこれも全ては、大切な車が汚れ、傷付き、痛んでいくことを防ぐために
    必要なことだと思うからです。



    (目次)
    ・車高が低い車への乗り降り
    ・足で蹴る/擦って傷付ける危険性
    ・体重がかかることで傷む危険性
    ・バックミラーが傷む危険性
    ・運転席に乗り込む動作
    ・運転席から降りる動作


    車高が低い車への乗り降り

    「運転席乗り降り編」とは、コイツ、また何を言い出すのかと、
    思った人もいるかもしれませんが、本人は至って真面目に書いています。

    新型 CIVIC は車高が低いので、車高が高い車に比べると、乗り降りがし辛いです。
    歳を取ってきた最近は、そのことを痛感します。
    N-BOX や N-VAN、それに 新型 VEZEL も、車高が高くて乗り降りがし易そうです。
    新型 VEZEL なんて、洗車のときに腹の下に潜って下回りも綺麗に洗えそうだよなあ、いいよなあ、と、走っているのを見かける度にいつも思います。

    何にせよ、車高が低く乗り降りがし辛いと、その際に問題が起きる可能性があると言えます。
    運転席に乗り降りする際に起き得る問題と、それを回避するための方策。
    この2つが今回のテーマです。

    運転席に乗り降りする時に起き得る問題として、すぐ思い付くのは、
    やはり何と言っても「ドア内張りを足で蹴って傷付けること」だと思います。
    これについては、過去記事「ドアキックガード編」でも取り上げましたし、YouTube のレビュー動画を見ても大体、ドアの内張りは白く汚れている場合がほとんどで、多くの人に共通の問題と言えると思います。

    しかし、問題はそれだけではありません。
    新型 CIVIC e:HEV の運転席に、日々乗り降りしていると、そのことに気付かされます。


    足で蹴る/擦って傷付ける危険性

    運転席に乗り降りする際に起き得る問題として、まず最初に考えられるのは、
    以下に書いたような箇所を、足で蹴るまたは擦って傷付けてしまう危険性です。


    ●ドア内張り

    冒頭でも書きましたように、運転席に乗り降りする際、運転席ドアの内張りを靴で蹴るまたは擦ってしまって、傷が白く残って見栄えが悪くなる問題です。
    それを防ぐために「ドアキックガード」というグッズが販売されており、それを導入するのも良いとは思いますが、わたしとしては、乗り降りの際に足を出し入れする技術を磨くことで対策は十分可能と考えています(詳細は、過去記事「ドアキックガード編」を参照方)。



    ●運転席シートの台座

    運転席への乗り降り時、靴で蹴ってしまう危険性があるのは、ドア内張りだけではありません。
    運転席シートが取り付けられた台座部分も然りで、この個所の傷付き防止策としては、amazon でも売られている透明タイプの厚手の養生テープを貼り付けてガードすることが、ポピュラーな対策であろうと思います。



    ●運転席の足下まわりの内装

    ブレーキペダルやアクセルペダルがある足下まわりの内装も、足蹴りに要注意です。
    足下まわりは通常は隠れて見えないので、大きな問題ではないかもしれませんが、車内の掃除中などのふとした折に、白く傷が残っているのを見てしまうと、テンションが下がります。
    無傷で綺麗であるに越したことはありません。



    ●ドアステップ

    足(靴)が偶然当たって傷が付くのは仕方ないと思いますが、ドアステップをさも当然のように靴で踏んで乗り降りするなんてことは、わたし個人的には カンガエラレヘン 行為です。
    「家の敷居は踏むな」とよく言われますし、それと同じことではないかと思います。。
    ただ、世の中にはいろんな考えの人がいます。
    昔、3代目フィット後期モデル(ガソリン)に乗っていた頃、ドアステップに靴をガンガン打ち付けて靴底の泥を落とすということを助手席でやられて、言葉を失ったことがありました(笑)。
    あと余談ですが、某有名 YouTuber さんの冷凍マグロチェック、靴を履いたままステップを踏んでやっているようですが、ちょっといかがなものかなと個人的には思います。




    体重がかかることで傷む危険性

    運転席への乗り降り時に起き得る問題として、次に考えられるのが、
    運転席まわりの内装の各所に、不適切に体重がかかることによって痛んでしまう危険性です。

    以下に書きますことは、机上の空論・想像だけで言っているのではなく、わたし自身が新型 CIVIC e:HEV に約一年間乗ってきた実体験、さらには、ディーラーに代車でお借りした FL1 EX に約4週間乗ったときの実体験に基づいています。


    ●ハンドル

    運転席へ乗り降りする際、ハンドルに手を添えるまたは握ることで、体重を支える一助にすることがあると思いますが、その場合、ハンドルにあまり体重がかかりすぎないように要注意です。
    ハンドルは相当頑丈に取り付けられているので、少々のことでガタがきたりすることはないでしょうが、常日頃から用心するに越したことはありません。



    ●センターコンソールパネル

    運転席へ乗り降りする際、運転席まわりの内装のどこかに手を突いて、そこを支点にして体重を逃がす/分散させてやる場合もあるかと思いますが、その際に、シフトボタン等が並ぶセンターコンソールパネルに手を突いて支えにするのは、絶対にやめといた方が良いです。
    樹脂製のカバーで覆われているだけのセンターコンソールパネルは、作りが頑丈でないのは明白で、手など突こうものなら「バキ!」と音が鳴って一発アウトの憂き目に遭うこと必至です。
    やったことないので分かりませんが、たぶんそうだろうと思います。



    ●アームレスト

    運転席への乗り降り時に手を突く可能性のある箇所としては、アームレストも該当します。
    アームレストは、センターコンソールパネルよりも作りは頑丈と思いますが、不用意に体重をかけると、パカッと開く蓋のジョイント部が痛んでしまう危険性が考えられます。
    前にディーラーでお借りした代車の FL1 EX では、アームレストの蓋を開けるときに軋む音がして傷んでいましたが、たぶんこれも原因(=手や肘を付いて体重がかかった)だろうと思います。



    ●サイドスポイラー

    新型 CIVIC e:HEV の両サイドには、無塗装樹脂製のサイドスポイラーが取り付けられており、そこも運転席に乗り込む際に傷んでしまう危険性があります。
    どういうことかと言いますと、運転席に乗り込む際、まず左足を先に車内に差し入れ、そのとき右足は運転席外の地面を踏んだ状態で、その体勢のまま身体を運転席内部に移動させて乗り込むわけですが、運転席外の地面を踏んでいる右足の位置が車体にあまり近すぎると、右足がサイドスポイラーを圧迫して「メキ」と音がすることが何度かありました。
    これはあまり繰り返すとパーツの取り付けが緩む危険性ありだな、と思い、以来、「右足をどの位置に置くか」はわたしが新型 CIVIC e:HEV に乗り込む際の要注意チェックポイントとなっています。



    ●運転席シート

    運転席に乗り込むんだからシートに体重がかかるのは当たり前じゃん、と思われた人もいるかもしれませんが、何事にも適度な加減が必要ではないかと、わたしは思うわけです。
    実際問題、ディーラーで借りた代車の FL1 EX の運転席シートは、傷んでいました(↓の写真)。
    シートの表面の布地が擦れてボロボロになっていたとか、そういう意味ではありません。
    乗り込んだときに「コク」と音がして、座面が微妙にズレ動き、運転席シートの取り付けに若干ガタがきていることが体感できる状態でした。
    これは明らかに、不特定多数のいろんな人が入れ替わり立ち替わり乗り降りするうちに、シートに過度に体重がかかり過ぎることが繰り返された結果、ああなったのだろうと思われます。
    一人一人がもう少し丁寧な作法を心掛けていれば、ああはならないとわたしは思います。




    バックミラーが傷む危険性

    運転席に乗り降りする際に起き得るその他の問題としては、あともう1つ、
    新型 CIVIC の場合に忘れてはならないのがバックミラーです。
    過去記事「俺の FL4 vs 代車の FL1 EX」 や、2024/3/31 の徒然日記 の中で書きましたように、新型 CIVIC にはバックミラーの建て付けに根本的問題があるとわたしは見ています。

    運転席または助手席のドアを閉めた際、ドアに取り付けられたバックミラーのどこかが共振して「バイ~~ン」という安っぽい残響音が発生する、という症状が出る問題なのですが、この問題についてわたしは、ブログにコメントを書いてくださった方からの情報で知りました。
    その際に、価格.com の投稿の情報 も教えていただき、その後、わたし自身が代車の FL1 EX に乗ったときにそれと全く同じ症状に遭遇しました。

    そして、わたしの新型 CIVIC e:HEV においても「助手席側のバックミラーで バイ~ン の軽い症状が出始めている」と先日の徒然日記で書きましたが、その後の状況を見ている限りでは、まだそこまで言い切れるほどではないのかも? というような感じです。
    この問題を意識するあまり、本当は何でもないドアが閉まる音に対して過敏になりすぎている部分は、正直あるかもしれませんし。。。

    ただ、わたし自身はドアを閉める際、必要最小限の力しか使わないよう常に気を付けているので、それが症状の発生または進行を送らせていることは、間違いないと思います。
    とにかく、新型 CIVIC に限っていえば、運転席に乗り降りする際の要注意事項として、ドアを閉める際にあまり強く力を込めすぎないようにすること、これに尽きます。




    運転席に乗り込む動作

    以上のような考察および実体験を踏まえて、新型 CIVIC e:HEV の運転席に乗り降りする際に、どのように行なうべきかのわたしなりの作法について、以下で書いてみます。
    過去記事「ドアキックガード編」の中でも少し書いたことがありますが、その内容のバージョンアップ版だと思って読んでいただければと思います。


    <運転席に乗り込む際の動作>

    1.ドアを開ける
    運転席に乗り込むためにまずドアを開けますが、ここでは特に注意するべき点はないと思います。
    ドアカップはドアハンドルプロテクターで保護されていますし、強いて言うなら、外の駐車場に停めている場合に、隣の車にドアパンしないように注意することくらいでしょうか。


    2.左脚(足)を車内に入れ、フロアに付く
    続いて、左脚(足)を車内に入れてフロアに着地しますが、このとき、差し入れる左足がフロアに着地するまで、内装のどの個所にも決して当たらないように細心の注意を払います。
    ・ドアステップ
    ・運転席シートの台座
    ・運転席の足下まわりの内装
    また、このとき、左手をハンドルに軽く添えていますが、身体を預けるほどの体重のかけかたをしないように注意することは、言うまでもありません。


    3.右脚の位置決めをする
    この時点で、左足は運転席のフロアに着地して、右足は運転席外の地面を踏んでいます。
    「棺桶に片足を突っ込んだ状態」ならぬ、車内に片足が入った状態です(笑)。
    この状態で、外の地面を踏んでいる右足の位置調整、位置決めを行ないます。
    右足の位置が車体に近すぎると、身体を車内へ移動させる際に右足がサイドスポイラーを圧迫して「メキ」となって傷む危険性があるので、それを回避するための対策です。


    4.身体を車内に移動させる
    外の地面を踏む右足の位置が決まったら、身体を車内へ移動させ、乗り込み動作を開始します。
    このとき、股の間から伸ばした両手を、運転席シートの座面右端あたりに突きます。
    そうして、身体を車内へ移動させていき、それにつれて、体重を支える支点の比重を、左右の足から、運転席シートに突いた両手へと徐々に移行します。


    5.シートに一旦着座し、右足を地面からリリースする
    股の間から伸ばした両手で主に体重を支え、身体を車内へ移動させ、シートに一旦着座します。
    着座と同時に、外の地面を踏んでいる右足を、地面からリリースします。
    このとき、地面からリリースした右足でドア内張りを蹴らないよう、細心の注意を払います。
    また、着座の際、座面(シート)への負担を考慮し、一気に体重をかけないように注意します。
    ここでは、まだ仮の着座で、運転席シートに完全に腰を落ち着けた状態ではありません。


    6.右足を車内に入れる
    地面からリリースされて宙に浮いた状態の右足を、車内に入れ、運転席のフロアに置きます。
    このとき、右足の靴でドア内張りを蹴るまたは擦らないよう、全身全霊で細心の注意を払います。
    過去記事「ドアキックガード編」の中でも書きましたように、「ドアが開いた隙間のVの字形状に合わせて、右足足首の角度を作り、足首に力を込めてその角度を維持したまま、右足をドアの隙間からスッと抜く」とやるのが、このときの動作のコツです。


    7.運転席シート内で、身体の位置調整をする
    ここまでで、ひとまず、身体全体が運転席に入った状態にはなります。
    が、ここまでの一連の動作は、右足の靴でドア内張りなどの内装を蹴らないようにすることを最優先して、それ以外は全く度外視しているので、運転席シートにきちんと着座した状態にはなっておらず、身体の態勢および位置の調整が必要です。
    シートから若干身体を浮かせて、臀部の位置などを調整してやります。
    ・左手 ・・・・ 助手席シートの右端に手を伸ばし、そこに手を突く
    ・右手 ・・・・ 身体の右サイドから、運転席シートの右端に手を突く
    というようにして、両手で体重を支え、身体を浮かして位置調整をします。
    このとき、センターコンソールパネルやアームレストに、絶対に左手や左肘を突いてはいけません。


    8.ドアを閉める
    最後に、ドアを閉めて、運転席に乗り込み完了です。
    このとき、不必要に力を込め過ぎないように要注意です。
    何気なくやっていると「バン!」と力が入りすぎてしまい、そういうことを繰り返していると、新型 CIVIC の場合はバックミラーの建て付けに問題があるので、「バイ~ン」の症状に繋がりかねません。



    運転席から降りる動作

    続いて、わたしが新型 CIVIC e:HEV の運転席から降りる際に、どのような作法で行なっているかを書いてみると、次のようになります。


    <運転席から降りる際の動作>

    1.ドアを開ける
    まず、運転席から降りるために、ドアを開けます。
    乗り込む際と同様、外の駐車場にいる場合は、隣の車にドアパンしないように注意します。


    2.右脚(足)を車外に出し、地面に付く
    続いて、右脚(足)を車の外に出し、外の地面に着地させます。
    このとき、ドア内張りを蹴るまたは擦らないよう、全神経を集中して細心の注意を払います。
    内装のその他の箇所も、靴で蹴るまたは擦らないように注意します。
    ・運転席の足下まわりの内装
    ・運転席シートの台座
    ・ドアステップ


    3.身体を座席から浮かせ、車外に出る
    外の地面に着地させた右足で体重を支え、身体をシートから浮かせ、車外へ出る動作を開始します。
    シートに収まっている身体を外へ出すために、普通に前傾姿勢を取って車外に出ればよさそうなものですが、注意しないと、身体でドアを押してドアパンになってしまいます。
    このときわたしはどうしているかといいますと、右腕の上腕あたりで、ドア開口部またはシートの背もたれの辺りを押して、少しずつ身体を車外へ押し出すようにしています。
    これの完了時点で、右足は外の地面に着地した状態、左脚(足)は運転席フロアにまだ残っています。


    4.左脚(足)を車外に出す
    運転席に残った左脚(足)を、フロアから浮かせ、車外に出します。
    このとき、ドア内張り、その他の内装各所を、靴で蹴るまたは擦らないように注意します。
    また、身体でドアを押してドアパンにならないよう、引き続き要注意です。
    この2つの注意事項に全心血を注いでいるので、恰好のことなど気に掛ける余裕はありません。
    右脚一本での片脚立ちの状態から、ドアが開いた隙間から左足をヒョイと抜いて、そのときの体勢は何となく、小島よしおの「おっぱっぴ~」に似ていなくもありません(笑)。


    5.ドアを閉める
    小島よしおの「おっぱっぴ~」の体勢から(笑)、左足が車外の安全圏まで出たことを確認したら、右と左の2本脚で立って、向き直り、ドアを閉めて、運転席から降りる動作完了です。
    このとき、くれぐれも「バイ~ン」の症状が出ることに繋がらないよう、あまり力を込めてドアを閉めないように注意します。




    そんなことで、今日は「運転席乗り降り編」という内容で、書いてみました。
    わたしの場合は、とにかく靴で内装を汚し傷付けないようにすることが最優先課題で、それが大前提にあるので、記載しましたようなぎこちない乗り降りのシーケンスとなります。
    流れるようにスムーズに乗り降りしようなどとは、毛頭考えていません(笑)。

    ただ、繰り返しになりますが、N-BOX や VEZEL などの車高が高い車であれば、もう少し楽に乗り降りできるだろうなとは、いつも思っています。
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