goo

新型 CIVIC e:HEV 丁寧に乗りたい(ブレーキ編 - その弐)

いよいよ3日後に迫った、12/26 井上尚弥のタイトルマッチが、とても楽しみです。
因みにその日は、新型 CIVIC e:HEV を納車してから、満9ヵ月目となる記念日です。
走行距離はなかなか伸びず(笑)、今日現在で 6,452km となっています。

納車から9ヵ月ということで、見えない部分のあちこちが、傷んでいるかもしれません。
ですが、車は、走って、曲がって、そして、止まれてナンボのもの。
「ブレーキを踏んで停止するのが楽しい」
とまで言われた新型 CIVIC ですから、ブレーキだってタフな高品質である筈。
そこのところに対する、わたしなりのこだわりを、今日も存分に語ってみたいと思います。



(目次)
・左後輪ブレーキ固着トラブルの一件を振り返る
・車のディスクブレーキの機構
・左後輪だけブレーキディスクの錆が酷かった理由
・現在のブレーキの調子は?
・停車の瞬間のブレーキフィール


左後輪ブレーキ固着トラブルの一件を振り返る

まずは、今年 7/10 に起きた、左後輪ブレーキ固着トラブルの一件を、振り返ってみます。

前日の日曜日に洗車をし、翌 7/10 の朝、出勤のため車を出そうとしてトラブルは起きました。
エンジン始動、EPB を解除して、ブレーキペダルを離すと普通はトロトロ前進を始める筈が、「グギッ!」という異音が左後輪のブレーキ付近から聞こえて、車は発進しませんでした。
軽くアクセルを踏むと、再度「グギッ!」という異音がして、ようやく車は前進を開始した。

というのが、トラブル発生時の事象のあらましなのですが、その結果の副作用として、ブレーキペダルを踏むと「カチ」と音がする症状が出るようになり、それは今現在も続いています。
詳細については、以前の記事「ブレーキペダル編 - その弐」を参照ください。
その記事の中でわたしは、次のように書きました。

「左後輪のブレーキディスクとパッドが錆で固着し、それが剥がれようとした際に出た音です」

「ブレーキディスクとパッドが錆で固着し」と書いている部分が、今思うと、
間違っている可能性があるかもしれないなと思って、今この内容を書いている次第です。
ブレーキディスクが錆びるのは事実として(=実際に自分の目で見て確認済み)、
ブレーキパッドがそもそも錆びるものなのだろうか? と疑問に思ったわけです。




車のディスクブレーキの機構

それ以前の話として、わたしは車のディスクブレーキの機構について、よりゴツくて巨大な部品が使われていることを除けば、チャリ(自転車)のディスクブレーキと実質的に同じなのだろうと、思っていました。



要するに、↑これのゴッツイ版なのだろう、くらいのイメージを持っていたわけです。

ブレーキディスクをパッドで挟んで摩擦で制動する、という点では確かに同じですが、
車特有の機構、すなわち、ブレーキキャリパーの中でピストンが油圧で動いてパッドを押さえつける、そのような仕組みになっていることを、恥ずかしながらつい最近まで知りませんでした。
自転車のディスクブレーキのような、あんなものではなく、ディスクにほぼほぼ密着状態にある分厚いパッドを、油圧パワーでピストンが迫り出してさらに強固に押さえつける、そのような頑丈な機構になっていたのですね。。。

その部分で、根本的な思い違いがありました。
YouTube の動画でも「ブレーキの固着」に関する動画がありますが、それらはいずれも、ブレーキキャリパーのシリンダー内でピストンが固着して動かなくなった状況を指している、ものがほとんどであるように思われます(全てを見て確認したわけではないですが)。

そのことを考えると、「左後輪のブレーキディスクとパッドが錆で固着した」とわたしは書きましたが、実はそうではなく、錆の影響によって左後輪のブレーキキャリパー内のピストンに何らかの異常が発生した、のが実際のところだったのかもしれません。

 


左後輪だけブレーキディスクの錆が酷かった理由

ただ、7/10 のトラブルを引き起こした原因が「錆」であることは、間違いないと思います。

ブレーキディスクは鋳鉄で出来ているので、簡単に錆びる、と言われています。
雨が降って濡れれば錆びるし、洗車をして濡れれば錆びます。
錆びても、少し走ってブレーキをかければ、パッドで挟んだ摩擦で錆は削り落ちる
だから問題ないと、そのように言われています。

しかしながら、実際にわたし自身、錆による固着という現実的なトラブルに見舞われました。
なので、あの一件が起きてからは、「ブレーキディスクの錆は気にしなくても大丈夫」というスタンスは捨て去り、洗車を行なった後は必ず近所を少し走って、ブレーキディスクの錆落とし(&水気飛ばし)をやることを心掛けています。

以来、7/10 のときのようなブレーキの固着トラブルは、今のところ起きていません。
それで対策完了、問題解決、と言いたいところですが、まだ1つ課題が残っています。



わたしの新型 CIVIC e:HEV は、7/10 のトラブルが発生した納車4ヵ月目の頃よりも以前から、
前輪のブレーキディスクは左右ともほとんど錆びてないのに(↑の写真の上2つ)、後輪の錆がなぜか酷く、特に 左後輪のブレーキディスクだけ突出して錆びていました(↑の写真左下)。
そして、7/10 のトラブルは、左後輪のブレーキで発生しました

つまり、左後輪のブレーキディスクだけが、何故いつも酷く錆びていたのか?
その原因を究明しないことには、洗車後の錆落としの対策を徹底したとしても、
固着の問題が再発する可能性は残ると考えられます。

原因は、浴室の窓から出てくる湿気ムンムンの暖気でした。
家(賃貸)のガレージを、少し引いて眺めていたある日、浴室の窓の存在に気付き、
そこから出てくる暖気を毎晩浴びているせいではないか、と思い至りました。
その日の夜から、浴室の窓は絶対開けないようにすることで、
左後輪のブレーキディスクの錆問題は、無事に解決できました。




現在のブレーキの調子は?

わたしの新型 CIVIC e:HEV のブレーキの調子が、今現在どうであるか、について。
わたしにとって「ブレーキの調子」の良し悪しの判断基準は、大きく次の2つです。
(過去記事「ブレーキ編」で書いたことの繰り返しになりますが)

①停車直前に「ググッ」と異音が鳴るかどうか

まずは、停車直前に「ググッ」と異音が鳴る現象が出るかどうか。
ブレーキを踏んで減速(初期制動)を開始し、その後ブレーキを徐々に緩めていって、完全に停車するその直前、後輪のブレーキ辺りから「ググッ」という異音が鳴ることがあります
ブレーキを徐々に緩めていくのは、↓の ② のカックンを回避するために不可欠な操作ですが、カックンを回避したいがために緩めすぎると「ググッ」と異音が鳴ってしまう結果になります。
逆に、ブレーキの緩め方が足らないと、異音は鳴らない代わりにカックンになってしまいます。

②出来るだけカックンとならずにスムースに停車できるかどうか

2つ目は、停車時の車体の揺れについてです。
初期制動から、ブレーキを徐々に緩めていき、最終的に完全に停車する際に、なるべくカックンとならずに(=なるべく車体が揺れることなく)スムースに停車できるかどうか
これも結局、ブレーキの緩め方に依存する↑の ① とのトレードオフなので、どこまでのカックン(車体の揺れ)を許容するかの話になってくるかと、個人的にはそのように思います。

① が発生したら、その時点でアウトです(話になりません)。
① が発生することは、まずほとんどありません。
駐車場に入れるときの切り返し時に、たまに鳴ることがあるくらいでしょうか。

① が発生しない前提で、どこまで ② を追及した停車を実現できるか。
そこの匙加減(=ブレーキの緩め方の加減)が、腕(足)の見せどころです。

① が OK で、② も(まあまあ)OK であれば、今まではそれで(大体)満足していました。
ですが最近は、①,② に続く第3の判断基準(=③)がありまして、①,② が(まあ)OK であっても ③ が駄目であれば、ブレーキの調子が良くない、と判断しています。
あるいは、① が OK で ② がイマイチであっても、③ が良ければ「おっ、今日はブレーキの調子いいね」と上機嫌になれる、そんな感じです。

その第3の判断基準とは、「③停車の瞬間のブレーキフィール」です。




停車の瞬間のブレーキフィール

フィール(feel)は、「感じる、感触、手触り、肌触り」というような意味です。
ブルースリーの名言「考えるな、感じろ(don't think, feel)」の、あの feel です。

③停車の瞬間のブレーキフィール

ブレーキを踏んで、踏み加減を徐々に緩めていき、最終的に完全に停車する瞬間に感じる、ブレーキディスクとパッドの噛み具合の感触(feel)、とでも表現すれば良いでしょうか。
その感触を感じているのは、ブレーキペダルを踏んでいる右足ではなく、全身(五感)の感覚です。

「停車の瞬間のブレーキフィール」が良好な場合
  • 絹のように滑らか
  • 餅のような粘り腰
  • ガサついた感じが一切しない

    「停車の瞬間のブレーキフィール」がいまいちな場合
  • 一言で言い表すなら、粗削り感
  • いかにもこう、ブレーキディスクとパッドが擦れているような、ザラついた感がある

  • これはなかなか、言葉で表現するのは難しいのですが、一応書くと↑のようになります。
    因みに、「③停車の瞬間のブレーキフィール」がいまいちな場合でも、「ググッ」などと異音が鳴るわけではありません。

    ③ の良し悪しとしては、ザラついた感の他に、停車の瞬間の挙動も違います。
    ③ が調子いいときは、車速が一定の割合で減衰していって、ゆっくり停車するのですが
    ③ がいまいちな場合は、車速があるところまで減衰した時点で、パッドがディスクをサッと噛んで性急に停車する、ような動きになるのが特徴です。

    ①「ググッ」と異音が鳴るかどうか
    ② カックンとならずスムースに停車できるかどうか
    ③ 停車の瞬間のブレーキフィール

    もう1つ、①,② については、ブレーキの踏み方を調整することで回避できますが、
    ③ については、ブレーキの踏み加減の調節ではどうにもならないことが多いです。




    そんなことで、最近は、ブレーキの調子の良し悪しを判断するうえで、
    「③停車時のブレーキフィール」を最重要視しているような感じです。
    朝の出勤時には、③ はいまいちなことが多いです。
    しかし、夜の帰宅時には、「絹の滑らかさ」「餅の粘り腰」が戻っていることが多いです。
    また、洗車直後の錆落とし&水気飛ばしで近所を走っているときは、非常に調子いいです。

    左後輪ブレーキディスクの錆問題も、無事に解決できて、
    今現在、わたしの新型 CIVIC e:HEV のブレーキの調子は、概ね良好といったところです。
    今後とも、今の調子を長く維持していけたら良いなと思っています。
    コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    新型 CIVIC e:HEV 綺麗に乗りたい(内装ピアノブラック保護編)

    先日の記事「ステアリング編」の中で、米国におけるリコール騒ぎの話を書きましたが、
    それよりももっと大騒動になりそうなリコールが、12/8 にホンダから発表されました。
    デンソー製燃料ポンプの不具合によるものだそうで、タカタのエアバッグ騒動の再来か?
    とも言われるほど、リコールの台数も多く、そこそこ大変な状況になりそうです。

    新型 CIVIC は非該当のようですが、一人のユーザーとして、ホンダが心配ではあります。
    先日お願いした助手席側ドア下の擦り傷の修理など、後回しでよいので(笑)、
    リコール対策に全力で取り組んで、難局を乗り切ってほしいと思います。

    今日は、綺麗に乗りたいの「内装ピアノブラック保護編」ということで、お話していきます。
    前回の「ワイパー編」は、薄い内容になってしまいましたが(笑)、今回はどうでしょうか。



    (目次)
    ・納車前夜の楽しかった時期に
    ・「内装のピアノブラック塗装保護」というトレンド
    ・そして、スマホまもる君を購入
    ・使用感


    納車前夜の楽しかった時期に

    わたしの新型 CIVIC e:HEV は、今年の3月末に納車しました。
    契約(商談成立)したのが、旧愛車の4代目フィット e:HEV の車検でディーラーを訪ねた2月半ばだったので、約1ヵ月半の納車待ちの期間がありました。

    新車に限らず、何か良い買い物をしたときは、それが届くのを待っている間が、ある意味では最も幸せな時期かもしれないですよね。
    取説やカタログ、YouTube のレビュー動画、商品の解説本(攻略本)などを、見て眺めて、
    「俺はこんないいモノを買ったのだ」と満悦に浸って過ごすのは、悪くないものだと思います。



    新型 CIVIC e:HEV の納車を待っていた約1ヵ月半も、全く同じでした。
    今思えば、あれはあれでとても楽しい時期でした。

    ・ドアストライカーカバー、ドアロックカバー
    ・ドアキックガード
    ・ドアハンドルプロテクター
    ・ハンドルカバー
    ・サンシェード
    ・ナビの液晶保護シート
    ・インナーアームレスト化粧パネル
    ・ドアステップガード
    ・アームレストカバー
    ・フットサイドキックガード

    等々 ・・・・
    要するに、車をいかに汚さず傷付けず丁寧に乗るかのアイテムを、YouTube で研究し、
    目星がついたら amazon で発注をかける、その作業が楽しくて仕方ありませんでした(笑)。

    そういったことを、新型 CIVIC e:HEV の納車を待ちながら、日夜行なっていました。
    その期間中、車系の YouTube 動画をひたすら見まくっていたわけですが、
    そのときに気付いたのが、「内装のピアノブラック保護」という1つのトレンドでした。


    「内装のピアノブラック保護」というトレンド

    車系の YouTube 動画を見ていると、内装のピアノブラック塗装箇所を傷付きから保護する、
    という触れ込みの動画がたくさんあることに、気付かされました。

    内装のピアノブラック塗装は、新型 CIVIC e:HEV でも使われています。
    運転席助手席のフロントの広範囲を占める、エアコン送風口のハニカムメッシュグリルの周囲を囲むように、ピアノブラック塗装が施されているのが、最も目に付く箇所です。
    あとは、運転席助手席のドア内側の、赤い LED アンビエントランプが付いている箇所もそうですし、ハンドルのステアリングスイッチの周囲にもピアノブラック塗装が施されています。



    ピアノブラック塗装は、表面がツルピカで、見た目の高級感を出せる利点があります。
    反面、指紋などの汚れが目立ちやすい、という欠点がある他に、
    もう1つ最大の弱点として、傷が付きやすいということがあります。

    例えば、ピアノブラック塗装された箇所を、マイクロファイバーの布とかで拭く場合、
    注意してそーっと表面を撫でるようにしてやらないと、割と簡単に傷が付きます。
    指紋などがついて汚れているからといって、何も考えずにゴシゴシ擦って拭こうものなら、
    はい、アウトー、となってしまいます。

    傷といっても、非常に微細な、斜め光にかざしてやっと見える程度の細かな傷ではあるのですが、注意していないと、いつの間にか傷だらけになっていた、ということになりがちです。

    ・・・・ という、そんなピアノブラック塗装の箇所を傷付きから防止する、という内容の YouTube 動画を、新型 CIVIC e:HEV の納車待ち期間中に、数多く目にしたというわけです。

    「塗るだけで汚れや傷から半永久的に守る」
    「永久に傷から守る」
    「納車後すぐに行なうべき」

    動画のサムネイルで、↑こんな風にブチ上げられているものですから、嫌でも目に付きます。
    車をいかに汚さず綺麗に乗るかに血道をあげている(笑)わたしですが、
    内装のピアノブラック塗装の保護に関しては、その発想自体がありませんでした。
    一つの気付きを与えられた、目を覚まさせられた部分は、ありました。




    そして、スマホまもる君を購入

    車の内装のピアノブラック塗装を傷付きから保護する、ということですが、
    それをどうやって実現するのかといえば、要は、コーティングしてやるということです。
    車のボディをコーティングするのと同じです。

    ピアノブラック塗装部分のコーティングに使用する液剤として、
    わたしが見た YouTube 動画の中で紹介されていたのは、主に次の2つです。

    ①ペルシード(Pellucid)
    ②スマホまもる君

    ① は、さまざまなバリエーション、類似商品があるようですが、① に集約して記載します。
    因みにどちらの商品も、「車の内装のピアノブラック保護」は本来の用途として明記されているものではなく、使ってみたら効果があったので動画にしてみた、という流れのようです。

    どの動画/チャンネルだったかは忘れましたが、内装のコーティングが最近話題になっているのは自分が出した動画が走りのように思う、と言っている YouTuber さんを見かけました。
    別の YouTuber さんも、内装のコーティングの動画は再生回数が伸びる、と言っていました。
    この1~2年くらいで起きているブームであるように、見受けられます。



    わたしが面白いなと思ったのは、② のスマホまもる君です。
    その名の通り、元々はスマホの画面をコーティングして傷付きやヒビ割れから保護する商品なのですが、車の内装のコーティングに使えると YouTube で紹介されたことで、売り上げが何倍にも伸びたのだそうです(と、どこかで見ました)。
    「スマホまもる君を車の内装コーティングに使ってみた」の動画を一番最初に出した YouTuber さんは、スマホまもる君の販売元に表彰されていいと思います(笑)

    ・・・・ といったように、① または ② のような液剤をピアノブラックの表面に塗布して、
    ミクロン単位(?) のコーティング皮膜層を形成してやることによって、

    ・傷が付きにくくなる(例えば ② の場合、硬度 9H と謳われている)
    ・汚れも付きにくくなる
    ・帯電防止効果でホコリも付きにくくなる

    ・・・・ という、効果が得られるとのことです。

    それを見て「これ、めっちゃええやん」と、わたしは思いまして、
    ② のスマホまもる君を amazon で注文し、納車の約2週間前に手元に届きました。
    ① ではなく ② にした理由は、① よりも ② の方が、本来用途とのギャップがより少なそうに思えたからでした。


    使用感

    届いたスマホまもる君を、実際に使ってみた感想ですが、
    もちろん、いきなり新型 CIVIC e:HEV の内装に塗ることはしませんでした。
    家(賃貸)で Wi-Fi 専用端末となっている古いスマホの画面で、事前に試し塗りをしました。

    (※下記は 2023年2月時点の使用感(個人の感想)であり、その後商品が改良されて、記載した問題(個人の感想)は解消されている可能性があります

    ●噴射量の調整が非常にやり辛い

    まず最初に思ったことは、容器が小型で、且つ、プッシュノズルの押し感がとても固いです。
    その結果として、噴射量の調整が非常にやり辛いです。

    最初は噴射の加減が分からないので、指でちょっとだけノズルを押してみます。
    それでは噴射されないので、ノズルを押す指の力を徐々に強めていきます。
    それでもなかなか噴射されず、そこそこの力でノズルを押して初めて、噴射されます。
    そのときの噴射の量が、意図していたよりも全然多い量なわけです。

    要するに、プッシュノズルが固くて、噴射の量を微細に調整できません(やり辛いです)。
    なので、実際に車の内装に施工する際、直接向けて噴射するのは危険(=関係ない箇所に液剤が飛んでしまう可能性大)ということを、まず最初に思いました。

    パッケージの蓋を見ると、「強く押し込みスプレーして下さい!」という注意書きが後付けのシールで貼られており、そのことからも推測されるように、固くて押し辛いというクレームは少なくないのではないかと思われます。



    ●均一に塗るのが簡単ではなさそう

    施工したい個所に直接噴射するのではなく、付属のコーティング用クロスに噴射しておいてから、それを塗るようにして施工してやれば問題ない、確かにその通りです。
    噴射量の調整がし辛いことが分かって、わたしももちろんそうしてみました。

    ところが、付属のコーティング用クロスがですね、吹き付けた液剤をよく吸収するんです。
    わたしが見た YouTube のレビュー動画では、指先大サイズの小さいクロスでしたが、その後商品の改良が行なわれて、サイズがより大きいコーティング用クロスに変更されたようです。
    それは良いことだと思うのですが、そのコーティング用クロスが、吹き付けた液剤をよく吸収してくれるものですから、施工したい個所に塗っても、塗った感があまり感じられなくてですね。

    何度もクロスに吹き付けて、何度も塗る、ということを繰り返せば良いのでしょうけど、そうなると今度は、ムラなく均一に塗れるのかどうかの不安が芽生えてきます。
    それだったら、施工したい個所に適量を直接吹き付けて、クロスで塗り広げる方が良さそうに思えるのですが、それは↑前述のリスクがあるので出来ない、というジレンマに直面します。

    要するに、コーティングの皮膜が均一に形成されるように塗るのが、難しそうということなのですが、これは商品がどうこうではなく、単にわたしが不器用なだけかもしれないです(笑)





    そんなことで、結論としましては、
    わたしの新型 CIVIC e:HEV の内装のピアノブラック塗装箇所は、
    納車して以来、コーティング等の対策は何も行なっていません。
    なので、多少のホコリの付着は、あるかもしれません。

    ですが、納車してから付いた指紋および傷は、一切ありません。
    それは 100% 断言できます。
    だって、このわたしが乗っているんですよ(笑)
    そもそもの話、ピアノブラック塗装の個所を、手で触る必要ありますか?
    触らないですよね、普通。

    新型 CIVIC のレビュー動画で、ピアノブラック塗装の表面が指紋で汚れているのを見かけた記憶がありますが、一体誰がどうやったからあそこが指紋で汚れたりするのか。
    わたしは本当に不思議で仕方ありません(笑)
    「おー、黒く光ってて、カッコいいですねー」とか言って、手でペタペタ触るんですかね。
    カンガエラレヘン です、わたしの感覚からすれば(笑)

    というわけで、事前に2パッケージも買って準備しておいたスマホまもる君でしたが、
    それを新型 CIVIC e:HEV の内装のピアノブラック部分に施工することは、断念しました。
    下手に施工して失敗するリスクへの不安が、拭えなかったからです。
    最後は何だか、エライ終わり方になってしまいましたが、
    もし何らかの参考になりましたなら嬉しいです。
    コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    新型 CIVIC e:HEV 丁寧に乗りたい(ワイパー編)

    車のワイパーのメンテナンス、手入れについては、話題になること自体少ない気もします。
    しかし、我々のような「車に綺麗に乗りたいマン」にとっては、ワイパーも守備範囲内です。

    さて今日は、「綺麗に乗りたい」、「丁寧に乗りたい」のどちらにすべきか迷ったのですが、
    お笑いコンビ FUJIWARA の原西氏のギャグ「♪雨が降る~ ♪ワイがパーでワイパー」に乗せて、丁寧に乗りたいのワイパー編ということで、お話していきたいと思います。



    (目次)
    ・ワイパーに関する注意点
    ・個人的失敗談
    ・新型シビック固有の注意点
    ・その他のワイパー談議
    ・これだけ注意していれば十分かと


    ワイパーに関する注意点

    まず、車のワイパーに関して、やってはいけないことは何でしょうか。
    一般論としての注意点は、基本的に1つしかないと思います。
    それは、「フロントガラスが十分に濡れた状態で作動させること」です。

    ワイパーを乾拭きさせないでください。
    ガラスが傷付いたりブレードラバーを傷めたりします。

    新型 CIVIC のオーナーズマニュアルにも、↑このように書いてあります。
    基本的には、これ1つだけに気を付けていれば十分でしょう。
    ワイパーの仕組みを考えれば、容易に理解できると思います。

    先端に取り付けられたゴム製のブレードラバーが、フロントガラスの表面をワイプする(拭く、拭う、払う)ことで、フロントガラスに付いた雨粒/水流を取り除く、それがワイパーです。
    フロントガラス表面が水で濡れていることによって、ワイパーは滑らかにシャカシャカと動いてワイプすることが出来るわけです。

    従って、雨が降っておらず、フロントガラスが乾いた状態でワイパーを作動させると、
    ブレードラバーとフロントガラスとの間に生じる摩擦によって、双方を傷める結果となります。
    いわゆる「ビビり」や「鳴き」も、これが原因で起きている現象と思います。




    個人的失敗談

    ワイパーは、フロントガラスが十分濡れた状態で作動させるべきである。
    でないと、摩擦によって、フロントガラスとワイパーの双方が傷んでしまう。

    「摩擦」というのが、ポイントかと思います。
    青空駐車をしている車の場合は、ワイパーのブレードのところを確認してみてください。
    少量の粉塵、砂埃が白く堆積していることが、よくあると思います。
    そういうのを見たら、本能的に危ないと思いますよね。

    そんな状態のままワイパーを作動させると、どうなるでしょうか。
    堆積した粉塵、砂埃がコンパウンドの役目を果たして、フロントガラスとワイパーの双方がさらに傷んでしまう危険性があることは、容易に想像できます。
    考えただけでそら恐ろしいですよね。



    ・・・・ と、そのように思ったわたしは、最初に買った3代目フィット後期モデル(ガソリン)に乗っていた頃、ワイパーのゴムのところに堆積した砂塵をマメに取り除く作業を励行していました。
    それ自体は、悪いことではなかったと思います。

    しかし、それが行き過ぎて、ワイパーのゴムを濡れ雑巾でシューッと撫で拭きする、
    ということを、いつ頃からか行なうようになったのでした。
    その後のある時期から、ワイパーの「ビビり」問題で悩まされることになりました。

    結局そのまま、次の4代目フィット e:HEV に乗り換えて、その問題は有耶無耶となったのですが、今考えると、ワイパーの「ビビり」は、濡れ雑巾での撫で拭きが原因だったと思います。
    ワイパーブレードのゴム先端の薄い部分が、普段からマメに何度も撫で拭きしていたせいで、
    ヨレヨレにヨレてしまって、「ビビり」を引き起こしていたのだと思います。

    それに気付いた今は、ワイパーブレードのゴムを濡れ雑巾で拭くことはせず、
    堆積した粉塵、砂埃を取り除くだけにしています。


    新型シビック固有の注意点

    ワイパーに関して、新型 CIVIC 固有の注意点があります。
    新型 CIVIC 固有というか、先代のシビックや、ZR-V や VEZEL などの他のホンダ車にも当てはまることかもしれませんが。

    新型 CIVIC 乗りの方なら先刻承知の「ワイパーとボンネットの干渉問題」です。

    洗車のとき、フロントガラスを水洗いする関係上、ワイパーを立てた状態にすると思いますが、普通の車の場合は、ワイパーアームを手で持ってグイっと立てればそれで OK です。
    しかし新型 CIVIC の場合、寝た状態のワイパーを手で持って引き起こそうとすると、ボンネットの端に当たるので、そのまま立てることは出来ません。

    なので、事前に「ワイパーメンテナンスポジション」にワイパーを移行させる必要があります。
    ワイパーメンテナンスポジションに移行させると、下の写真の状態になります。
    こうしておいてから、ワイパーアームを手前に引いて起こします。



    要するに、寝た状態のワイパーを手で起こすと、ワイパーとボンネットの双方が傷付く。
    これが、新型 CIVIC あるあるの「ワイパーとボンネットの干渉問題」です。
    しかしこれが、オーナーズマニュアルのどこを見ても、明記されていないのです。
    これは正直、問題なのではないかと思う次第です。

    オーナーズマニュアル(PDF)を「ワイパー」で検索したら、110件ヒットします。
    それらの1件1件をつぶさに見ていきましたところ、「ワイパーとボンネットの干渉問題」に関連していそうな内容は、次の3件でした。

    (P.362) 「ワイパーアームを起こした状態で、ボンネットを開けないでください。ボンネットがワイパーに当たり、ボンネットやワイパーが損傷することがあります。」

    (P.374) 「ワイパーアームを起こした状態でボンネットを開けたりワイパーを作動させたりすると、ボンネットとワイパーアームを損傷します。」

    (P.388) 「ワイパーアームを起こす場合は、ワイパーアームをワイパーメンテナンスポジションにセットしてください。」

    厳密に言えば、1つ目と2つ目はワイパーを起こした後の注意点なので、対象外です。
    最後の3つ目 (P.388) の記述が、「ワイパーとボンネットの干渉問題」に関係している内容ですが、果たしてこれを読んで、どれだけの人が問題に気付けるでしょうか?
    注意点を書くなら、↓ここまではっきり書かないといけないのではと、思うのですが。

    「ワイパーアームを起こす場合は、ワイパーアームをワイパーメンテナンスポジションにセットしてから行なってください。ワイパーアームを手で無理矢理起こすと、ボンネットに当たり、ボンネットとワイパーアームを損傷します。



    因みに、ディーラーで納車されたとき、ワイパーメンテナンスポジション、「ワイパーとボンネットの干渉問題」のいずれについても、説明はなかったと思います。
    「知らない人、大丈夫なのかな ・・・・」と内心思ったのを覚えているので、間違いないです。

    「ワイパーとボンネットの干渉問題」を、わたしは事前に知ることが出来ました。
    今年3月末の納車を待つ間、ドアハンドルプロテクターやナビの液晶保護フィルムやらの装備品を amazon で探してはウキウキしていた頃に、2ch で見て知りました。
    もしそれがなかったら、おそらく最初の洗車のときに、
    ワイパーを手で起こそうとして傷付ける結果になっていたと思います。


    その他のワイパー談義

    その他、ワイパーに関する、個人的な四方山話。

    わたしは、ワイパーを AUTO で自動的にギュインギュイン作動させるのは、見ていて何となく落ち着かないので、余程の豪雨でない限りやりません。
    その代わりに、フロントガラスが十分な量の水滴にまみれてきたら、その都度手動でワイパーを操作して一掃する、ということを適宜繰り返しています。

    リアワイパーは、ほとんど動かすことはないです。
    セダン車は、リアワイパーが付いてない車が多いようですが、あれは何でなのでしょうか?
    リアウインドウの角度がなだらかだから? なのでしょうか。
    であれば、新型 CIVIC のリアウインドウも同じだと思うのですが。
    「リアワイパーは外すことは出来ますか?」とディーラーに聞いてみたところ、出来ないとのことだったので仕方ないですが、外せるものなら外したいと今でも思っています。
    YouTube の動画を見ると、FL1 だったかで外している方もいるようですが。



    フロントガラスの撥水は、ディーラーにお願いして施工してもらっています。
    置いてあるチラシによると、効果の時読期間は3ヵ月とのことですが、体感では半年くらい持つので、年に2回くらい定期的に施工してもらう感じになります。
    ガラコなど様々な商品を用いて、自分で撥水施工することはやっていません(自信ないので)。

    ACC や安全支援システムなどの最新技術が年々進化しているのに比べると、
    ワイパーの機構は、旧態依然としていて昔から変わらない印象があります。
    Dyson の扇風機みたいに、風圧を発生させて水滴を除去する、みたいなのが、
    将来出てこないものかなと、思ったりしています。
    数千万くらいする高級車の場合は、そういうのが実は既にあったりするのでしょうか。


    これだけ注意していれば十分かと

    以上、とりとめのない内容となってしまいましたが ・・・・
    新型 CIVIC e:HEV に現在乗っているわたしが、ワイパーに関して気を付けていることについて、最後にまとめてみたいと思います。

    「フロントガラスが乾いた状態では作動させないこと」
    「ワイパーブレードのところに堆積する粉塵・砂埃に要注意」

    わたしが注意していることは、この2つに尽きます。
    これを具体的行動指針に落とし込んだのが、以下の内容となります。

    ●雨が降っている場合でも、フロントガラスが十分濡れてから作動させる

    雨が降り始めたら、ワイパーを作動させることの出来る条件が整います。
    ・・・・ と言いたいところですが、降っている雨の量によりけりだと思います。
    小雨がポツポツ程度の雨では、そもそもワイパーの必要はないと思いますし、ましてや AUTO でギュインギュイン作動させるのは、かなりよろしくないのではと個人的には思います。
    上で書いたことの繰り返しになりますが、フロントガラスの表面が十分に濡れて潤うまで待ってから、手動でワイパーを作動させる、そんな感じでわたしはワイパーを使用しています。

    ●「今日/明日は雨になりそうだな」と思ったら、ワイパーのところに堆積した粉塵・砂埃をあらかじめ取り除いておく

    わたしの新型 CIVIC e:HEV は、家(賃貸)では青空駐車ではなくガレージに停めているのですが、それでも、ワイパーのところに粉塵や砂埃が堆積することは日常茶飯事です。
    特に、強風が吹き荒ぶ今の時期、堆積の厚み・幅は、それなりの規模となります。
    そんな状態でワイパーを作動させると、悲惨なことになるので、明日は雨が降ると分かっていれば、車のところへ行ってワイパーを少し持ち上げて、粉塵・砂埃が白く堆積していたら取り除く
    朝の出勤時、今日は雨になりそうだと分かっていたら、それをやる。
    理想を言えば、いつ雨に降られてもいいように、毎朝出掛けるときに行なうのがベストかと。

    ●洗車の際、ワイパーメンテナンスポジションにセットするときは、ワイパーとフロントガラスの両方にあらかじめ水をかけて十分濡らしておく

    ワイパーを作動させる機会は、雨が降ったときだけではありません。
    洗車の際に、ワイパーメンテナンスポジションにセットする場合も該当します。
    フロントガラスの表面を、ワイパーが1回擦るだけ、なんですけれど。
    そのたった1回の作動であっても、注意を怠ることなく、フロントガラスとワイパーの両方に水をかけておいてから、ワイパーメンテナンスポジションにセットします
    因みに、洗車後にワイパーメンテナンスポジションを解除するときも、フロントガラス表面をワイパーが1回擦るわけですが、そのときはまあ、大丈夫でしょうということで(笑)


    粉塵、砂埃の問題については、ウォッシャー液を噴射すれば問題ないのでは?
    わざわざ手間暇かけて取り除く必要はないのでは?

    と思われた人もいるかもしれません。
    ウォッシャー液を吹かせば、粉塵・砂埃のコンパウンド効果は軽減できますが、
    フロントガラス面に泥水の跡みたいなのが残ることに、なると思います。
    それを防げる効果は、あるのかなと思うわけです。

    ですが確かに、ウォッシャー液は有効かもしれませんね。
    それでは、御唱和ください。
    ウォッシャー!(アントニオ猪木)
    コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    新型 CIVIC e:HEV 徒然日記(2023/12/3)

    早いもので、2023年もあっという間に年の瀬が目前となりました。
    わたしの新型 CIVIC e:HEV も、納車から8ヵ月が過ぎ、走行距離は 6,000km を超えました。

    朝、出勤のため車に向かうと、フロントガラスやボンネットが露でびっしり濡れている。
    フロントガラスに氷が張り、しばらく暖機運転して溶かしてからでないと車を出せない。
    そんな時節柄となりました。
    但し、外で青空駐車をしている車の場合の話ですけど v(^^)

     

    道を走っていると、既にスタッドレスタイヤに履き替えた車も多いようです。
    わたしの新型 CIVIC e:HEV も、スタッドレスタイヤをどうするか、
    そろそろ考えないといけないのですが、今年の冬は見送ろうかと思っています。
    購入資金のこともそうですが、今履いているノーマルタイヤの、あのデカさ。。。
    室内に保管するのはどう考えても無理なので、ひとまずこの冬は見送ることにしました。
    (来年の冬どうするかは、またそのとき考えると)

    前に乗っていた4代目フィット e:HEV の頃から、タイヤは室内に保管するようにしています。
    ガレージの隅に置けないこともないのですが、寒い強風に吹き曝しになるのが何か嫌なので。
    重さだって、あれ、いくらあるんでしょうか、一人で持ち運べるのか心配です。
    そういえば、新型 CIVIC e:HEV を納車したとき、担当の営業の方がこう言っていました。

    「(タイヤがデカくて)嫌になりますよほんとに」

    18inch の径もそうですけど、あの厚みですよね。
    そんなことで、この冬は高速道路を走れないので、年末帰省は新幹線で帰ることになります。
    車で帰省するより時間が半分以下になるので、楽は楽です。

       

    先日、件のステアリングの問題、その他諸々の相談のために、ディーラーを訪ねました。
    到着し、駐車していると、中から受付嬢の女性が姿を見せて、誘導してくれます。

    「オラーイ、オラーイ」

    駐車完了し、車から降りると、
    そのハイレベルな受付嬢の女性から、こう言われました。

    「お車、とても綺麗ですね、よく洗車されるんですか?」

    それを聞いて、お、やっぱり違うんだなと。
    毎週の洗車は効果を発揮しているのだなと、そのとき思いました。

    家ではガレージ駐車、会社で仕事中も立駐駐車で、ほとんど外に車を停めることがなく、
    それに加えてさらに、毎週それなりの時間をかけて洗車をしている努力は、
    無駄ではないのだなと、そのとき思いました。

    よし、これからも頑張って洗車しよ、という気持ちになりました。



    その一方で、我ながら思うこともあります。
    俺は、洗車をするためにこのクルマを買ったのか? 何か本末転倒じゃね?
    そんな気持ちになることもあります。

    近所の人はどう思っているんだろう、そんな想念が脳裏をよぎることもあります。

    「〇〇容疑者はどのような人物だったのか、近所の人に話を聞きました」

    「週末もほとんど家にいて、よく車を洗車していました」
    「見たら、大体いつも洗車していました」
    「雨の日も洗車しているんですよ」
    「ほんと、気味が悪かったです」

    わたしがもし、この先、凶悪事件を起こして逮捕されて、
    ワイドショーで連日取り上げられたとしたら、
    たぶん、こういう展開になるのではないかと思います(笑)



    洗車をすると、いつも大体、3時間~3時間半くらいかかります。
    これがもう少し短縮できればとは、思っています。
    そうすれば、毎週の洗車が何の苦もなくなります。
    純水を使って最後に濯いでいるのですが、放置して自然乾燥させると、
    未塗装樹脂部分に多少のシミが残ることがあります。
    それが嫌で、拭き上げを始めると、つい全体を拭き上げてしまい、時間がかかってしまいます。

    ブロワーで吹かして飛ばすのは、要所だけにとどめています。
    それなりに大きな騒音がするので、毎週やるとなると、気が引けるので ・・・・

    要は、ディーラーのハイレベルな受付嬢の女の人に、車が綺麗ですねと褒められて、
    それでホルホルして(笑)、これからも毎週の洗車を頑張ろうと思ったという、お話でした。

    ただ、それはあくまでも1つのきっかけです。
    汚れたものを綺麗にしたいと思う、綺麗に保ちたいと思うのは、人間の自然の節理です。
    そして、将来この車の次のオーナーになる人に、喜んでもらえるように。
    わたしのスタンスはこれまで通りで変わりません。


    コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    新型 CIVIC e:HEV インプレッション(ステアリング編)

    今日は、先日の記事「俺の新型 CIVIC e:HEV こんなんなってしもうてんⅡ」の中で書きました、「ハンドルをごく浅い角度で切ると、微妙に引っ掛かりを感じる」の症状に関する、その後に分かった続報についてお話したいと思います。



    (目次)
    ・ハンドルをごく浅い角度で切ると微妙に引っ掛かりを感じる
    ・ディーラーで診てもらった結果
    ・米国でのリコール騒ぎ
    ・過去に出た EPS 不具合の再発?
    ・今のところ安全上は何ら問題なし


    ハンドルをごく浅い角度で切ると微妙に引っ掛かりを感じる

    先日の記事「俺の新型 CIVIC e:HEV こんなんなってしもうてんⅡ」の中で書きましたように、わたしが今乗っている新型 CIVIC e:HEV は、記載の通り、「ハンドルをごく浅い角度で切ると微妙に引っ掛かりを感じる」症状が、納車から約7ヵ月が経った 10/27 の夜から出始めました。
    以下に、内容を再掲します。

    ●ハンドルをごく浅い角度で切ると、微妙に引っ掛かりを感じる

    これは先日の 10/27 の夜に帰宅する途中から、起き始めた現象です。
    ハンドルを非常にごく浅い角度で右または左に切ったときに、微妙に引っ掛かりを感じる、という現象が出るようになりました。

    「ごく浅い角度で」、「微妙に」ということなので、普通に走って曲がって止まることには何ら支障はなく、安全面では全く問題はありません。
    交差点を曲がるときのように、ハンドルを大きく切った場合は引っ掛かりは発生しないのですが、ごく浅い角度でハンドルを切ると、引っ掛かる感触が手に伝わってきます。
    例えば、真っ直ぐな道を真っ直ぐ直進する場合でも、直進状態を維持するためにハンドルをごく僅かに右に左に操作すると思いますが、そのときにハンドルに微妙な引っ掛かりを感じます。

    3月末の納車から 10/27 の前までは、こんなことはありませんでした。
    一切何の引っ掛かりを感じることもなく、右に左に滑らかにハンドルを切ることが出来ました。

    その後のある日、帰宅路の途中にある急角度の右折交差点をキュッと曲がったときに、この現象が一旦は治まって、それまでのように一切の引っ掛かりなくハンドルを操作できる状態が3~4日ほど続いたのですが、その後また再発して、今に至ります。

    近いうちにディーラーに相談しにいくつもりですが、例によって、この種の問題はディーラー側の立場としては、「安全上は問題ないので、しばらく様子を見てください」で終わりになるだろうなと思っていまして、残念ながらそれほど期待はしていないのが正直なところです。。。



    この症状のその後の経過についてですが、基本的にはいまだ継続しています。
    「基本的に」というのは、ごくたまにですが、症状が全く出ないこともあります。
    洗車後にいつも行なっている、水気飛ばしとブレーキディスクの錆落としのために近所を走っている最中は全く出なかったり、先日の 11/27 の朝の出勤時も症状は皆無でした。

    ですが、基本的にはいまだ継続しています。
    ただ、これは何度も繰り返しますが、安全上の問題は今のところ何も起きていません。
    「微妙な引っ掛かり」が、ほんとに非常にごく僅かなもので、ハンドル操作に支障を生じさせるものではないからです。


    ディーラーで診てもらった結果

    つい先日、ディーラーでタイヤ交換をした際、この症状について相談し、診てもらいました。
    ですが、事前の予想通り、特に異常なし、ということで終わりました。

    「(少し引っ掛かるような感じがするのは)そういう特性だろうと思います」

    ・・・・ 的なことを、説明していただきました。
    わたしとしても、その展開は想定内だったので、

    「分かりました、ひとまず様子見してみます」

    と言って引き下がりました。
    今のところ安全上は問題ないですし、それ以上文句を言ってクレーマーのようになりたくもなかったので、「ひとまず様子見」の便利キーワードで丸く収めるしかありませんでした。

    ただ、内心思うところはありました。
    ディーラーの技術者自身が、わたしの車で実際に道路を走ってみて、言われている症状が出るかどうかを調べてみたかといえば、あの時間の短さだとそこまではやってないと思います。
    整備工場内に停めた状態で、運転席に入り、ハンドルを少し操作してみて、特に異常なし。
    それで終わりだったのではないかと思います。

    それだと、諸々の条件が全く異なるので、原因調査にはなっていないと思います。

    ただまあ、ディーラーさんもたくさんお客を抱えて忙しいでしょうから、
    そこまで手間の掛かることはできない事情も分かります。
    わたし自身、「安全上は何も問題ないです」と伝えたうえで、診てもらっているわけですし。


    米国でのリコール騒ぎ

    そんな折、わたしがいつも頼りにしている情報筋(2ch)から、
    この症状に関する有力な手掛かりを、得ることができました。

    何でも、米国において新型 CIVIC が、ステアリングの異常が原因で
    リコール騒ぎになっているとのことです。

    (2023/3/22) フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックが米にてリコール!意図せずハンドルが多く曲がり事故の恐れも ・・・
    https://creative311.com/?p=151519

    (2023/3/23) 米にてホンダ・シビックの2022−2023年モデルに 「異常アリ」 として調査対象に!一定条件下でステアリングホイールが 「貼り付いたように」 重くなる模様
    https://intensive911.com/japanese-car-brand/honda-acura/270820/

    ↑のリンク先を読むと、安全上の深刻な懸念がある問題だと書いてあるように読めます。
    例えば、「ステアリングに勝手に力が入り、意図せず大きく曲がって事故する恐れも?」 なんていうことが書いてあります。

    ただ、何度も繰り返しますが、わたしの新型 CIVIC e:HEV で今起きている「ハンドルをごく浅い角度で切ると、微妙に引っ掛かりを感じる」の症状に関して言えば、今のところ安全上の心配は全くありません。
    ハンドルを「ごく浅い角度で」切ったときに、微妙な引っ掛かりを感じるのですが、それでハンドル操作に支障が生じることはなく、普通にクイッと操作すればハンドルを切ることが出来、車はちゃんと意図した通りに曲がります。

    ですが、2つ目のリンクに書いてある説明「貼り付いたように重くなる」
    この表現がまさに、わたしの車で起きている症状を的確に言い表しています。
    なので、わたしが直面している症状も、原因は同じなのだろうと判断している次第です。


    過去に出た EPS 不具合の再発?

    米国におけるリコール騒ぎの情報を知ってから、「シビック ステアリング リコール」などのキーワードでいろいろ検索し、調べているうちに、1つの情報に行き当たりました。

    リコール・改善対策一覧
    https://www.honda.co.jp/recall/auto/info.html

    ホンダが過去に実施した、リコールおよび改善対策の一覧情報です。
    この中に、2006年のかなり昔になりますが、「シビック・ハイブリッドの改善対策」として、次のことが書いてあります、

    (2006年10月5日) シビック、シビック ハイブリッドの改善対策
    https://www.honda.co.jp/recall/auto/info/061005_335.html

    電動式パワーステアリング(EPS)において、コントロールユニットの性能が不適切なため、ユニット内のモーター角度検出回路の出力電圧が一定とならないことから、角度検出信号が乱れてフェールセーフ機能が働くものがある。そのため、EPS警告灯が点灯するとともにパワーアシストが停止し、ハンドルの操作力が増大するおそれがある。

    ここに書いてある内容ですが、先の米国でのリコール騒ぎの件、そして、わたしが今現在直面している「ハンドルをごく浅い角度で切ると微妙に引っ掛かりを感じる」の症状と、きわめて関連が深そうな内容に思えるのは、わたしだけでしょうか。

    素人の思い付きの直感なので、何も根拠はないですが ・・・・
    車は、わたしが思っているよりも遥かに、何十倍、何百倍も複雑に作られていて、
    そんな簡単にどうこう言えるものでは、ないのだろうとは思います。

    とにかく、原因がはっきりして、改善対策がきちんとなされれば、それでヨシです。


    今のところ安全上は何ら問題なし

    最後にもう一度繰り返しますが、わたしの新型 CIVIC e:HEV で今出ている症状、「ハンドルをごく浅い角度で切ると微妙に引っ掛かりを感じる」は、今のところ安全上の問題はありません。

    ・ドライバーのハンドル操作よりも強力なパワーで
    ・意図せず勝手にハンドル操作が行なわれる

    米国のリコール騒ぎの記事の説明を見ると、↑こういうことが起きる危険性あり?と書いてありますが、わたしの症状の場合はこういうことは起きていません。
    「微妙な引っ掛かり」が出ても、それを自分自身のハンドル操作で上書き・帳消しに出来ます。

    ただ、書いていて思ったのですが、↑の2つの挙動は、「炉外逸脱抑制機能」すなわち、道路の白線などの境界を踏んで逸脱しようとした際に、車が自動的(強制的)にハンドルを動かして逸脱を阻止する、あれの動きそのものであるように思います。
    あのとき車が行なうハンドルの自動操作は、ドライバーの力よりもかなり強力なパワーです。
    あのパワーに比べたら、わたしの症状の「微妙な引っ掛かり」など、物の数にも入りません。

    あと、オーナーズマニュアル(PDF) の P.203 には、次のように書いてあります。

    停車中や極低速のときハンドル操作を繰り返したり、ハンドルに力をかけ保持するなどして EPS(電動パワーステアリング)システムの温度が上昇すると、システム保護のためパワー装置の働きを制限するので、ハンドル操作が徐々に重くなります。
    システムの温度が下がると復帰しますが、システム保護が働くような使い方を断続的に繰り返すと、システム破損の原因となります。

    どうやら、安全支援機能もしくは EPS の誤作動が原因、ということなのでしょうか。
    制御プログラムのアップデートでサクッと解決、となってくれれば良いのですが。

    今後の展開を注視したいと思います。
    コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする