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Microsoft および Windows 10 へのお詫び

自分のメイン PC では現在、Windows 10 Pro RS3(Fall Creators Update)を使用中です。
元々は Windows 8.1 がプリインストールされた PC でしたが、Windows 10 Pro RS1(Anniversary Update)のライセンスを購入し、その後の定期アップデートを適用(またはクリーンインストール)して、現在に至っております。


Windows 10 の品質について、いろいろと言いたいことはあります。
このブログでも、主に↑の記事において、不満をタラタラと並べ立ててきました。
その不満のいくつかは、RS3(Fall Creators Update)を使用している現在も治っていません。



しかし、ここで1つ、訂正してお詫びしなければいけないことがあります。
上記↑記事で 「disk I/O 100% 病」、「disk I/O 100% セミフリーズ問題」 と称して書いています現象は、Windows 10 のせいで起きているものではなく、自分の完全なる思い違いでした。

先日、SSD を新品(SanDisk SDSSDA480G)に取り替えました。
そして、Windows 10 RS3 をクリーンインストールしました。
そしたら、あれほど悩まされていた件の現象は、ピタリと治まりました。
PC の起動直後、C: ドライブの disk I/O のグラフは、見違えるほど静かになりました(おお~)
Norton のクイックスキャン実行中でも、平均して 25% くらいの disk I/O 率です(おお~)
余裕のよっちゃんです(古~w)

Windows Update、ストアアプリのアップデート中も、PC が重いと感じることはありません。
要は、システムドライブとして使用していた旧 SSD に問題があった、それだけのことでした。

『Windows 10 は土台の作りに根本的問題がある OS だ』
『Google の新デスクトップ OS に早く乗り換えたい』

・・・・・ だのと、偉そうなことをいろいろと書いてしまい、お恥ずかしい限りですw
こんな貧相なブログで何か書かれたからといって、Microsoft ほどの大企業にとってはハナクソみたいなもので、何のダメージにもならないでしょうけれど、間違いは間違いとして訂正しておかなければなりません。

Windows 10 の 「disk I/O 100% 問題」 なるものは、自分の全くの勘違いでした。
システムドライブの SSD を新品に取替えた現在は、Windows 10 Pro RS3 が何の問題もなく使用できています。

ここに訂正してお詫びいたします。

逆に言うと、もし同様の現象に悩まされている人がいたら、HDD/SSD に問題があるのでは? という参考情報になろうかと思いますので、訂正の追記付きで上記記事↑の内容は、基本残しておきたいと思います。

ちょっとばかし言い訳をさしていただきますとw
前の古い SSD ですが、あんな風にあまりに酷い状況だったので、故障の線は当然疑いました。
ですが、CrystalDiskInfo でチェックした結果は、全くヘルシーだったんですよね ・・・・

いずれにしても、Windows 10 Pro RS3 が安定して使用できるようになり、かねてからのイライラからようやく解放され、毎日 PC を起動するのが楽しくなりました。
以前はとても気になっていたフォントやアイコンの汚さも、何かもうどうでもよくなってきた感すらありますが(笑)、そちらについては今後とも改善を期待したいと思います。
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Heroes

2016年の年明け早々の、1月10日。
あの、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)が亡くなった(享年69歳)。
18ヵ月にも及ぶ癌との長い闘いの末に、「安らかな眠りについた("died peacefully")」 と、公式 Facebook を通じて全世界にアナウンスされた。
あれからもう、2年が経とうとしている。

おっさんは80年代洋楽大好き人間なので、デヴィッド・ボウイの名前は、当然知っている。
知っているが、デヴィッド・ボウイの何がそんなに凄いのか、今でも正直よく分かっていない。
アルバムの CD を買って真面目に聞いたこともない。

洋楽にハマり始めた高校当時に、MTV 系の番組や KYOI で見聞きしたのを覚えているデヴィッド・ボウイのヒット曲は、↓大体こんな感じだ。
自分が知っていると言えるデヴィッド・ボウイの曲は、実質これくらいである。

「Let's Dance」
「China Girl」
「Blue Jean」
「This is not America」

書店で洋楽雑誌を立ち読みしていれば、「Ziggy Stardust」、「Space Oddity」といった過去の有名作品の存在や、当時のデヴィッド・ボウイの有様は、自ずと目に付いた。
が、あまりにも前衛的過ぎて、自分は入っていく気になれなかった。
(大変失礼ながら、あの時期のデヴィッド・ボウイは、ただの変態にしか見えないw)

要するに自分は、80年代の一時期のデヴィッド・ボウイしか知らない。
デヴィッド・ボウイの何がそんなに凄かったのか、未だによく分からない。
ただ、1985年7月のライブエイドのパフォーマンスに、その片鱗を見た気はしている。
その映像を見たのを契機に、デヴィッド・ボウイに対する偏見(=変態w)は改まった。



ライブエイドと言えば、何はなくともクイーン(Queen)の伝説である。
クイーンのステージは、他を圧倒し、ズバ抜けていた。
大御所のエルトン・ジョン(Elton John)が、「Queen stole the show.(クイーンに全部持っていかれた)」 と舌を巻いたほど凄かった。
あれを見せつけられたら、その後に出ていかないといけない出演者は、相当キツかった筈だ。

そのとてつもない無理難題に挑んだのが、デヴィッド・ボウイだった。
正午の開演から約7時間半後、UK 側会場のウェンブリースタジアムで、クイーンの次に出番を迎えたデヴィッド・ボウイは↓の4曲を披露した。

「TVC 15」
「Rebel Rebel」
「Modern Love」
「Heroes」

自分はライブエイドの DVD を、2009年の夏に買って、見た。
クイーンのステージは、噂通りに凄かった。
その直後に登場したデヴィッド・ボウイは、相対的にどうしても見劣りしてしまう。

ステージに姿を現した直後こそ、大きな拍手と歓声に包まれた。
が、曲の演奏が進むにつれて、会場の反応は次第に凪いでいく。
曲の終了と開始時にも歓声があがるが、時々映る客席の光景は 「熱狂」 とは言い難い。

そんな状況で迎えたラストの4曲目 「Heroes」 で、デヴィッド・ボウイは、シンセのイントロがバックに流れる中、バンドメンバーを一人ずつ順番に紹介し始める。
これで客席が、さらに落ち着きを取り戻してしまう。
メンバー紹介が終わった後、ボーカルの歌い出しも、静かな感じで始まる。

"we can be heroes, just for one day !"

↑こう言ってデヴィッド・ボウイは、拳を挙げるが、聴衆のヒートは長続きしない。
何せ、クイーンのあの大熱狂の後なのだから、それは仕方ないのだ。
開始から既に約7時間半が過ぎ、観客も疲れているに違いなかった。

しかし、間奏が終わり、ステージが再び静から動へ転じるところで、状況が変わる。
客席の反応がそこで一挙に盛り返す、のではない(=繰り返すが、クイーンの盛り上がり方が異常だったのであって、それと比較しなければ十分盛り上がっている)。
この DVD を何度も見ているうちに、デヴィッド・ボウイの 「Heroes」 の間奏終わりのシーンで、自分はなぜか感動を覚えるようになってしまった § ̄∠ ̄*§

青春時代へのセンチメンタルや、トーマス・ドルビー(Thomas Dolby)のシンセのマジックなど、いろんな要素がないまぜになった感動ではあるだろう。
それだけでなく、デヴィッド・ボウイが長いキャリアで培った、カリスマ、底力、(クイーンの次が出番という拷問にも関わらずw)折れない心、そうしたものを非言語的に感じ取って、自分はこのシーンを見ると今でも少し (´;ω;`) ウッ… となる。

"we can be heroes, just for one day !"

↑ラストはこのフレーズの大合唱で、クイーンにもそこそこ負けない盛り上がりを見せた。
全4曲の演奏が終わると、日本式のお辞儀で深々と礼をした、デヴィッド・ボウイ。

80年代の一部のヒット曲と、ライブエイドの4曲しか知らない自分だったが、2016年1月11日。
2ch のスレで 「デビッド・ボウイさん死去」 のタイトルを見た瞬間、あっ! と声が出た。
忘れていても、大きな存在だったことを、最期の最期に思い知った。

合掌(R.I.P)



David Bowie - TVC 15 (Live Aid 1985)
https://www.youtube.com/watch?v=dsnTZHQZzN4

David Bowie - Rebel Rebel (Live Aid 1985)
https://www.youtube.com/watch?v=00rP_mlZYx0

David Bowie - Modern Love (Live Aid 1985)
https://www.youtube.com/watch?v=jLMUZahN7NU

David Bowie - Heroes (Live Aid, 1985)
https://www.youtube.com/watch?v=JFHC6t13hi0
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