二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

錫箔仕様の信玄袋の準備

2023年02月28日 | 日記

二鶴工芸です。
錫箔仕様のマチ無し信玄袋の在庫が無くなったので補充の準備。
仕上がりましたらまたお知らせします。
数年に一回訪れるクレジットカードの更新。
オンラインストアや自分のショップなどあれこれ更新しないといけないので、それだけで時間がとられます(;'∀')
たまに更新を忘れているサイトあったりと、後から判明することも。
スマホの機種交換の時もそうですが、この前どうやったのかなともう忘れてしまっていることもあります(>_<)







「卯」と「桜」のポストカードの納品

2023年02月27日 | 日記

二鶴工芸です。
和紙製純金箔押しポストカード「卯」と「桜」の納品。
「卯」は昨年末過去最高枚数を納品した和紙製純金箔押しポストカードです。
ちょっとビビりましたが(^_^;)
あぁ、もうすぐ桜の季節になるのですね~


7年前同日の投稿

2023年02月26日 | 日記

二鶴工芸です。
7年前同日の投稿です。
現在は無くなってしまいましたが、所属していた京都職人工房のイベントでした。

以下投稿です。

二鶴工芸です。
昨日の夜は京都職人工房「職人たちのマーチ」のレセプションパーティーが ホテル アンテルーム 京都で開催されました。
セメント プロデュース デザイン の金谷さんのゲストトークから睦静紀さんの日舞。
日舞では工房のメンバーが制作した着物・帯・かんざし・組紐・帯留めを提供。
私の帯を締めていただきました。
にぎやかなパーティーになりました。

お越しいただいたお客様、ありがとうございましたm(__)m



 


展示会のご案内

2023年02月25日 | 日記

二鶴工芸です。
私も所属しております京もの認定工芸士会「響」が以下の会期にて展示会を開催します。
第三回工芸展 テーマは「職人が自ら使いたいものを作っちゃいました」です。

「職人自らが使いたいものを本気で作ることで、工芸が普段使いできるもの、身近なもの、ということを知ってもらいたいと考えています。
我々が制作するものは大量生産できない、ほぼ一点ものの手作業であることが多いです。
生活に寄り添ったアイテムを制作しても価格が生活に寄り添ってないものになりがちです。
仕事を省略するのではなく、本気で制作し価格を意識させず、美しい、使ってみたいなどの感動を与えるものを見ていただきたいと思っています。
その上で普段から使えるものを作ることで職人には技術の耐久性や転用、お客様にはそういう使い方ができるんだという気づきにつながればと願っています。」


恥ずかしながらタレントの”もう中学生”さんのように笑って作品を持っているのが私です(^_^;)
このチラシのように参加メンバー笑顔でお迎えします!!
是非!!期間中お立ち寄りください!!
おいおい作品情報をアップしていければと思います。

展示会の情報含め京もの認定工芸士会「響」の情報は以下のサイトからどうぞ

インスタグラム➡https://www.instagram.com/kyomonohibiki/?hl=ja
ホームページ➡https://kyomonohibiki.wixsite.com/kyomono-hibiki

二鶴工芸 上仲昭浩

◆開催日時:令和5年3月24日(金)~令和5年3月26日(日) AM9:00~PM17:00(最終日16:00まで)
◆会 場:京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリー 〒606‐8343 京都市左京区岡崎成勝寺町 9‐1 京都市勧業館みやこめっせ地下 1 階
◆主 催:京もの認定工芸士会 響 (会長 上仲 正茂)
◆後 援:京都府・京都市・京都伝統産業ミュージアム

【出展者一覧(氏名、指定工芸品目)】
・平居 幹央 西陣織
・中尾 友美 西陣織
・佐藤 稚子 京友禅
・上仲 昭浩 京友禅
・上仲 正茂 京友禅
古橋 敏史 京友禅
・並川 昌夫 京焼・清水焼
・關 敬介 京仏具
・藤澤 典史 京仏具
・細川 秀章 京竹工芸
・真下 彰宏 京銘竹
・河合 良彦 京印章
・河合 祥子 京印章
・小林 達也 京都の金属工芸品
・米原 康人 京扇子
・太田 成樹 京たたみ
・前田 平志朗 京の神祇装束調度品




 
 

8年前同日の投稿

2023年02月23日 | 日記

二鶴工芸です。
8年前同日の投稿です。
懐かしいスマホです。
画面の部分をスライドさせるとガラケーの押しボタンが出てくるものでした。
それからもう3台機種変更しているわけです。

以下投稿です。

二鶴工芸です。
画像は合皮製クロコ型押しを使った煙草入れです。
よくできた合皮でパッと見本革かと思ってしまうほど上手くできた合皮です。
それを煙草入れに使ってみました。
当方の加工はこの商品には施しておりません。
煙草入れといってもサイズが合えばデジカメやスマホケースとして使用可能です。
使い方は自由ですが画像のように浴衣や着物に装着したり、デニム等のパンツのベルト部分に装着も可能です。
自分なりにカスタムしてお好みの根付を装着してご使用になっている方もおられます



スマホケースデニム製髑髏七宝金の納品

2023年02月21日 | 日記

二鶴工芸です。
スマホケースデニム製髑髏七宝金の納品。
元々、煙草入れ(大)として販売していたのですが、サイズが合えばスマホも入るということでスマホケースとしても販売しています。





デニム製市松文様のマチ無し信玄袋の補充

2023年02月20日 | 日記

二鶴工芸です。
デニム製市松文様のマチ無し信玄袋の補充。
通常品は裏地は家紋柄でしたが、今回は縫製が間違ってしまい裏地が市松文様となりました。
まぁ、人間がやることなんでこういう事もあります。
気にしません。
ということで補充しました~!!




切箔

2023年02月19日 | 日記

二鶴工芸です。
今日は3年ぶりに京都マラソンが開催されます。
市内が大々的に交通規制。
あいにくの天気ですが3年間の想いを胸に頑張ってください!!

以下9年前同日の投稿です。

二鶴工芸です。
今日は久しぶりに仕事のお話
今回は切箔(
きりはく)と言って箔をサイコロ状に切ったものです。
箔を切るには基本的にはを使います。
(なかにはカッターを使う方もおられます)
なぜなら前のブログにも記載しましたが、静電気がおきないからです。
箔を扱う道具類は竹製のものがほとんどです。
切る竹は しの という種類の竹を使います。
カッターか短刀で竹の繊維にそってスパンと引き裂く感じで刃を通します。
その繰り返しで刀の刃のようにしていきます。
箔を切る台は鹿革を使います。
画像の台には点々がうってありますが、これは1分の目盛になります。
箔を置いて刀を左右(上下)に動かして切ります。
まずは一定方向に切っていき、そして90度角度をかえて、また繰り返し切っていきます。
この時は呼吸に気を付けないと息を吹いてしまいますと箔が飛び散ってしまいます。
画像の箔は銀箔を金色に着色した着色金箔を使用していますが、本金箔を使う場合は箔を重ねて高温のアイロンで押さえつけて圧着させて厚みをつけたものを使います。


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下の鶴のバックの加工は大小の切箔を散りばめています。

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