伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

正しいことを好める自分自身を褒めてあげましょう

2014-08-26 11:03:06 | 釈尊の言葉 ダンマパダ編

人の数は多いのですが、因果の川を渡り切って向こう岸(彼岸・ひがん)にたどり着く人のなんと少ないことでしょうか。
多くの人々は、こちらの岸(きし)側で迷い続けています。(85番)


正しい真理が説かれるという稀有な時に、その機会(縁)を逃さずに素直にその真理に従う人々とは、渡ることが困難な因果の川を渡り切り、向こう岸(彼岸)に必ず到ります。(86番)
(これだ!とその真理が好きになれる時点で、その人自身の縁により既に救われる時節に来ている魂だということ)


(原始仏典 ダンマパダ6章-85番・86番)

(感想)
釈尊が霊界の真相の一部を表現されています。
仏教学者の場合は、この章を比喩や例え話だと解釈することでしょう。
しかし、そうでは無くて実際のアノ世の写実表現と、因果の法則が表現されています。

医学博士によります臨死体験者の発言の統計にも、「流れる川」を見たという報告が東洋人にも西洋人にも人種を問わずに頻出しています。
つまり、文化や風習、学歴や言語の違いに関わらずに、医学的データで「死」の状態で見る夢に「流れる川」が登場するのです。
日本でも古来から「三途の川」(さんずのかわ)という表現で伝承されています。

仏典では、彼岸(ひがん)を「理想の境地」などの解釈がされています。
しかし、それは学問としての解釈であり、彼岸=向こうの岸(きし)であり、向こう岸とコチラ側の間には「流れる川」が在るのが自然の道理です。
いつの間にか、「流れる川」という写実が消えたと私は解釈しています。

そして、更に正しく解釈するならば、向こう岸の理想の世界に行くことが、人としての理想の「悲願」だと解釈します。
つまり、彼岸=悲願という言霊にまで真理が反映していると感じます。

一般的には、
「彼岸」=死ねば「誰でも」行く世界。
「川を渡ること」=死んだ魂が肉体から離れてアノ世に行くこと。
と思っています。
でも真実は違うのです。死んだ魂が肉体から離れますと、三途の川のこちら側に留まり、向こう側の彼岸に渡りたいと思いながら渡れずに、コノ世と川岸のこちら側の間に在ります「賽の河原」(さいのかわら)という迷いの世界に留まっている人が多いのです。

これが、
供養が必要な状態ともいえます。
供養が届いて成仏すること=彼岸に渡ること、ともいえます。
また賽の河原の説話には、死者が河原で石を積み上げて塔を作ろうとするが、積み上げると鬼が来て塔を壊してしまうという民間の俗信があります。
これは、成仏ができない死者が、自分の過去の後悔の思いを河原で何度も繰り返して積み上げるという意味です。自分の思い=重い=石、という比喩を意味しています。
長く伝わる俗信にも、霊的な真相が反映されている例です。

86番では、その人が好むこと、その人間が理解出来ること、なんとなく引かれること、それ自体が「既に」縁であり、その人の今までの生き方から「来る」ことなのです。
もう、それは理屈では無いのです。従って、真理を「素直に」聞ける時点で、更に聞きたい時点で、その人なりに人生から色々と学び、経験し、ある意味で悟りの熟成の段階に来ていると言えるのです。

だから、本当の自分というものを知りたければ、今の自分が「どんなものに興味を引かれているのか?」を、静観すれば良く分かります。
このような文章を読んでいる時点で、人生から自分なりに何かを感じ、彼岸・悲願・理想の方向に「向いて」おられる方だと言えます。
更に、「素直に」真理の話が耳に入
るという時点で、その真理と同化しつつある段階の人だと言えます。

自分自身が興味を持つ対象に注意をしながら生活をしましょう。
それがギャンブルや不倫や、詐欺ではダメなのです。
自分の良心が同意することに、興味を持てる「今の自分であること」が大切です。
その継続が良い因果となり、良い縁に必ず
引かれて行きます。

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コメント (409)
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