自分の好みに、自分自身の全てが表れます

記事「知らずに如来様をイジメていたかも？」の続き。

釈尊は、続けて説明されました。

「第二の修行者は、修行方法（真理）を無償で説明・解説が出来る人のことです。

最高の教えを、それが最高であることが、分かる人のことなのです。

真理とされるものを、その真贋（しんがん：本物か偽物かということ）を正しく判別できて、その真理の説明が出来る人です。

正しい真理に対しては、一切の疑念を他人に抱かせず、自分の我欲を挟むことなしに公平に説明が出来る聖者のことです。

このような聖者を、「道を説く修行者」と呼びます。」

（原始仏典　釈尊の言葉　釈尊の言葉　スッタニパータ編　第１章５節－No.87）

（感想）
この項の、
「最高の教えを、それが最高であることが、分かる人」
これを読んで浮かびますことは、

・「天才を知る者は、天才である」
（18～19世紀ドイツの哲学者・ヘーゲル）

・一流の料理人だからこそ分かる味の違いがある

・古物商の優秀な目利きは、ガラクタの山の中から本物が分かる。

・偽物には、本物が分からない。むしろ本物を非難するものだ。

以上のような内容を思います。

古神道では、審神（サニワ）という、その神様・神気の系統や、それが繋がる元神（もとがみ）の名称が判断できる人物こそが、最高の神官・高位の霊覚者とされています。

低位の霊能者には、サニワは無理です。
まず１００％、狐霊や悪霊、魔神に憑依と洗脳をされて、狐霊や蛇霊を最高神だと勘違いして祭ります。

その特徴としては、
・大げさな御神名を付けることを好みます。
・衣装・装束・形式・大物ぶった振る舞い、で見栄を張ります。
・奇異を見せて、喜んでいます。

・何でもに１回いくら、ナンボ、と料金を徴収することに執着します。
・異性への執着が強く、とても節操が無くて無責任です。
（相談者に独身のままでいることや、離婚を勧めます。便利に利用するために）
・組織を作り、他人を縛ることを好みます。

このようなことに、その背後の質（たち）が表れます。

釈尊はこの項で、第二番目に優れた修行者を、
＊　「最高の教えを、それが本当に最高であることが、分かる人」
だと明記しておられます。

個人がする判断や好みとは、
＊　その人物が好きなモノを見れば、その人のことが良く分かる。
＊　その人の意識レベルを表現している。
＊　その人の心中が読める。

と言えそうです。
悪意あるプロパガンダ（宣伝・洗脳）に流される人は、やはりその人自身に同調が出来る素養が有った、とも言えます。

このようなブログや本も、
・嬉々として読める人々
・毛嫌いする人
に分かれそうです。

それぞれが、自分の意識の世界に生きているのですから、それはそれで良いでしょう。
ただ、自分自身が変われば、
・　自分の好みも必ず変わる
ということは言えそうです。

今の自分自身を知りたいと思えば、
・　自分が好むことを静観して見ましょう。
（それが異性なのか、投資なのか、勉強なのか、悪事なのか・・・・）

自分自身を静観することで、本当の自分を知ることが誰にも大切です。
本当の自分を知ること＝悟り
これは内在神を知ること、出会うことに成ります。


（カレンダーの意味は「６月の自然観察日」を参照）
※６月４日〜９日まで、防災意識で静観を。

生かして頂いて　有り難う御座います

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