伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

運気の領域に気付き、コントロールが出来ればゴールへ

2017-06-23 10:02:00 | Weblog

中学生のプロ棋士の連勝が継続中です。
驚くことは、その能力が短期間で急成長していると感じることです。
私に浮かぶイメージ映像は、善玉菌が1日ごとに増殖する感じが、彼の能力の成長ぶりを表現するには近いのです。

プロ棋士として初めての1勝をしたのは、去年のクリスマスイブです。それから、ほんの半年が経過した今の彼は、まったく別人の強さだと感じます。
たった半年で人間が、ここまで強くなるというのは今までの人類には起こらなかったことだと感じます。

その証拠に最近に行われました、1回目に苦戦した強豪相手との再戦では、まったく相手を寄せ付けないほどの圧勝ぶりだったようです。
対戦するごとに、大きな学びと進化をしています。
その学習能力が、昭和の人類には無かった早さに思います。

では、彼のこの強さは、理論や学習で得られるものなのか?と問いますと、私が感じるものは違うのです。
私が注目するのは、彼の発言にとにかく「幸運でした」という、若者らしくない発言が多発することなのです。
ここに、彼の強さの「領域」と、秘密が在ると感じます。

先日も勝利インタビューにおいて彼は、
「(勝てたのは)僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない」
と発言しています。

これを聞いた学校の先生が、思わず?と成り、辞書を引き直したというエピソードもあります。
「僥倖(ぎょうこう)=思いがけない幸い。偶然に得る幸運のこと」

つまり、若者に有りがちな、理論で勝ったなどとは言わずに、どの勝利でも彼の感想には、
「幸運」「運」
についての言葉があります。
ここに、彼の強さの秘密と、そのレベルと、奥深さの秘密を私は感じるのです。

この領域の秘密に気付いた人間は、とにかく無敵です。普通の努力で押す相手は勝てません。
ある有名な無敗の麻雀師も、とにかく「運気を読むこと」「運の流れが読めること」が勝負師の運命を分けると示唆しています。

自分に運が無くても良いのです。他人との間の運の「流れ」を読めれば、それに合った手を打てる訳です。
* 押したり、引いたりが、可能と成ります。

ここに勝敗の秘密が在ります。
少年の強さには、老子の世界にも通じる方向性を感じています。

大切なことは、幸運も運も、偶然では起こらないのです。ここがポイントです。
運気は、
・ 基本の努力は、当然に在るべき。
・ その上で、他人への思いやり心、
・ 相手の立場を思いやる心、
・ 感謝する気持ち。

これで運気が「起こる」「分かる」ことが始まります。
自分の運気を冷静に見られるように成れば、その人は失敗し難い人間と成ります。

偶然ではもたらされない、運というモノについて、自分なりに注目することを参考にしてください。
これは、誰もの人生を変えることに成ります。

※ 今日と明日は防災意識です。
地磁気の躍動を感じています。

生かして頂いて 有り難う御座います


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コメント (548)
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