初めて出会う人なのに、
・この人、なぜか知っている。
・なんか、懐かしい感じがする。
・気になる。これは何だろう?
このような経験をすることが、人生の中で何度か有るかも知れません。
もし、このような経験が無くても、それはそれで良いことです。(後半で説明します)
知らない者同士なのに、遠目で見つめ合い、そして近寄り、
「あなたの名前は?」
・・・・なんて聞く、聞かれる、ロマンチックも有るかも知れません。
こういうテーマの映画・ドラマも多いですから(昔から多用されています)、現代では異性からの声掛けの決め台詞に使われて、
「それ、映画の真似?」 「バレた?」
という会話も有りそうです、笑。
問題は、
・この人、なぜか知っている。
・なんか、懐かしい感じがする。
・気になる。これは何だろう?
という「3つ」のパターンは、これは今の自分にはわからないけれど、過去生で良い関係が有ったに違いない、と思いがちなことです。
しかし霊的には、
* 順縁(じゅんえん:順調に発展する良い縁)
* 逆縁(ぎゃくえん:過去生で争った、離婚した、暴行をした・された、親子で憎しみ合った・・・・)
という2つの縁の場合が有ります。両方共に最初は、この「3つ」のような感得を持つことが、要注意なのです。
「その懐かしい感じは」、
・ 順縁から来る「懐かしい」なのか?
・ 逆縁から来るのか?
これが問題な訳です。
例では、激しい刃傷沙汰で離婚した夫婦でも、出会った最初に「3つ」の懐かしいを感じて結婚されたかも知れません。
その懐かしいは、逆縁だったと言えます。
では、順縁と逆縁、どちらが世間では多いのでしょうか?
実は残念ながらコノ世は、
逆縁>順縁
だと思って置いてください。
誰もが、因果の昇華、借金返し、を自分から申し出て、コノ世に出稼ぎに来ることが、「因果の法則」から言えます。
この面を指して、釈尊はコノ世を、生老病死の苦の修行の世界とも表現しています。
ただし、同じ因果でも善徳貯金が溜まりすぎますと、良い因果を昇華する為に生まれて来る因果の法則も同じく貫徹しています。
この場合に「順縁」に出会って行くことに成ります。
また、別に過去生は関係なく、今生の努力でも「順縁」は新規で生まれます。
誰でも、逆縁ばかり、という人生の人は居ません。
自分が気付けないだけで、必ず順縁も持っています。
そうでないと、コノ世に誕生が出来ない法則に成っています。
人が生まれるとは、全員が神様の許しを受けた人ばかりです。
中には、魔神からの洗礼を受けて生まれた人もいますが、それは特殊なレアケースであり、まず居ません。歴史上で名前を残すクラスだけです。
生きている最中は、魔力で隠され、後から歴史が評価して分かります。
今生を順縁も逆縁も無く、真っ白な新規を頑張りたいと誓って生まれた人は(これは過去生で善徳貯金を積んだ人は選択が可能)、「3つの懐かしい」を経験しないものです。
でも、今生の自分は、映画などを見て自分も経験してみたいと思っているかもです、笑。
今日の話で大切なことは、
・逆縁でも、順縁でも、それが昇華の為に出会う意味の有ることだから、
・自分が努力しても「来る」ことは、悲観せずに、淡々と対応を頑張りましょう。
生かして頂いて 有り難う御座います
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