晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※写真の無断転載禁止!!

太宰府市 九州国立博物館特別展「黄檗-OBAKU」鑑賞【追記あり】

2011年04月30日 | 日記
先日、九州国立博物館へ行き、特別展「黄檗―OBAKU」を鑑賞してきました。

正式タイトルは以下のとおり。会期は5月22日(日)まで


 九州国立博物館開館5周年記念
 黄檗宗大本山萬福寺開創350周年記念


  特別展「黄檗―OBAKU」

 京都宇治・萬福寺の名宝と禅の新風





京都府宇治市にある黄檗宗大本山「萬福寺(まんぷくじ)」の寺宝が九州で見られるとあって、私は入院中から楽しみにしていました。

見にいけてよかったですー
(過去に萬福寺へ2度参詣したことがあります。


すごく見ごたえがありました。
展示の仕方も凝っていて、華やかで大らかで緻密で荘厳で斬新。
元気をもらえた気がします!

笑顔の布袋様を見ると、コチラも思わず笑顔になりそう。
萬福寺の隠元(いんげん)禅師像も優しそうな雰囲気。
白衣観音坐像(4,8メートル)には圧倒。合掌。

お寺の木魚の原型といわれる萬福寺の「飯譴/開板(かいばん)」も展示されていて、あらゆる角度で見れたのもよかったですね。



長崎の興福寺を中心とした九州内の仏像もありました。
興福寺は、日本初の黄檗禅宗の唐寺で、開祖隠元禅師が、中国より初めて日本に渡海され住持したお寺。


そうそう、黄檗展では精進料理の「普茶料理」のサンプルも展示されていました。
※展示用のオリジナルだそうです。
彩りが綺麗でおいしそうでした♪

萬福寺の「普茶料理」<要予約制>、いつか食べてみたいです。

【追記】
長崎市の興福寺でも、普茶料理<要予約>をいただけるそうです。
黄檗展の関係者様よりお教えいただきました。
ありがとうございました。



展覧会会場を出ると、図録や萬福寺のお守り、禅に関する関連本、福寿園のお茶などが販売されていました。



「黄檗せんべい」を購入。


こういう、玉子と小麦粉で作った焼きせんべいは各地で売られていますが、好物なんです。
“卍(まんじ)くずし”の意匠や魚の形をした“開板(かいばん)”が焼印されています。



博物館内で無料で配布されている季刊情報誌「Agiage(アジアージュ)」
九州国立博物館と太宰府天満宮の情報満載のフリーペーパーもGET。



 九州国立博物館 レストラン「グリーンハウス」

博物館に隣接するレストラン「グリーンハウス」にて、大奮発して(笑)、特別展限定メニュー「普茶料理風 松花弁当」をいただきました。


特別展限定メニュー「普茶料理風 松花弁当」
(小皿料理4品入りお重・ご飯・汁物)



おいしかったですー。



デザートのパフェも追加オーダー。
トッピングされていたのは、あたたかいワッフル・抹茶アイス・イチゴ・抹茶餅・梅の餅・あんこ ・・・だったかな。←うろ覚え

おなかいっぱいで幸せ~~~。



昼食後、再び、博物館内へ戻りました。


 『京の老舗 名産品展』

特別展「黄檗(おうばく」に関連して、九州国立博物館1階ロビーでは、5月8日まで『京の老舗 名産品展』も開催中。

主催:京都名所会

福寿園のお茶や七條甘春堂の和菓子、西利のお漬物、井筒の八ツ橋、松栄堂のお香、などなど買えちゃうのでした。





 ミュージアムショップで購入。


『Asiage(アジアージュ)』

九州国立博物館の文化交流展示(平常展示)を基にした初の文化交流史ビジュアルガイドブック。
図版豊富。ページ構成やキャッチフレーズがおもしろいです。






館内では五月人形の展示も。




次回の特別展では、なんと!
アノ方が九博にやってきますよ~~~。




特別展「よみがえる国宝 守り伝える日本の美」開催ですって
ポスターのメイン写真は、京都・神護寺所蔵『伝・源頼朝像』。

ポスターの前で釘付け状態でした。(笑)
 
展覧会は、2011年6月28日~8月28日まで。
期間中、展示替えアリ。
リピーターになれるものならなりたいです。






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