おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

シドニアの騎士について、その「あいつむぐほし」

2023-05-25 19:07:00 | アニメ

 シーズン2から10年後の話。ガウナとの最終決戦。
 原作とは違ったオリジナルエピソード。

 とはいえ、原作者の弐瓶勉氏が総監修。
 原作準拠の仕上がりではあるらしい。

 個人的には10年後って設定はいらんかったんじゃないか思うが。
 なんかそのまんまシーズン2から話が直で繋がってるし。

 精々、谷風がイケメンになったくらい。
 海苔夫も取り憑かれたままだし。10年間、かわいそw

 山野姉の紅雀はびっくりした。緒戦から波に乗ってるな。
 序盤、違和感あったが、戦いが始まったらやっぱ面白いわ。

 正直、落合は有耶無耶になるんかなと思ったら、ちゃんと回収。
 ラスボスのおいしいポジションを持ってくという。

 俺はてっきり小林艦長は騙されたフリしてんのかと……。
 そんで、しばらく泳がせてのどんでん返しが待っているのかと。

 もしくは既に虫に侵されてて、あげく殺されちゃうとか。
 で、ゆはたが新艦長になる胸アツ展開とか。

 色々想像してたんだが、普通に愚行を繰り返しちゃうんやねw
 ちょっと肩透かし。無策・無防備なだけかい!

 不死の船員会って、言わば昔の仲間・同僚なわけでしょ。
 それを皆殺しにしてまで得た指揮権なのに……。

 回りくどくないのが、この作品の長所とは言ったが。
 漫画とどこまで展開が違うんかね? どうなんやろ?

 まぁ、海苔夫に挽回のチャンスが巡ってきて良かったんかな。
 最後の戦い、めちゃくちゃカッコいい。良かったなぁホントにw

 イザナはラブコメ路線から抜けてたんやね。
 もう谷つむの一直線というね。そこら辺、もっと葛藤があっても。

 色々、端折り気味ではあるが、話は纏まってたかな。
 総合的に見たら、傑作の部類に入る。

 てかこれ、一昨年の映画なんやね。何で話題になんなかったんだろ?
 エヴァとかあったせい? 近年はアニメ豊作だし。

 埋もれた感じあるよな。良かった見れて。
 後を濁さず、キッチリ完結されてる。ハッピーエンド。

 エヴァは話題性はド級だったが、完結はしてねぇからなw
 この完成度は他の追随を許さん。そのため、仕方ないとはいえ……

 個人的につむぎが人間になるのはな~とは。

 あのまま異星人ラブコメを貫いてほしかった……。
 やはり等身がねw まぁ、とにかくハッピーエンドです。

 グダグダ言ってるが、面白いアニメシリーズでした。もう大満足。
 実はまだ1本、映画残ってるけど。

 そっちはシリーズ1の総集編らしいから、見ませんw
 はぁ、本当に名残惜しい。面白かったなぁ。

 後、間の話は自分で漫画読んで補完してくださいってとこか。
 いや~、買いますw 面白いもん、この作品。

 久々にアニメを通しで見た。この寂しい感じも久々だ。
 アニメを全部見終わった後のもの悲しい気持ち。あるあるでしょ?w

 俺もまた次の作品に出会うために旅に出る。
 今も宇宙を進んでいるであろう、あのシドニアのように。

 では、また。




ザ・バットマンについて、その復讐

2023-05-24 20:00:00 | アメコミ

 な、長ぇ……。

 バットマンの新シリーズ。その第1作。
 開口第一声の感想。三時間は長い!w

 面白いは面白いんだけどねぇ。意外性あり。
 初っぱな有名な、ブルースの両親が殺されるシーンとか。

 かなり改変やら捻ってある。
 まぁ、ノーラン監督がハードル爆上がりさせたし。

 これくらい奇抜な展開にせんと。
 というか、これが本来の姿、原点回帰なんだろうな。

 元々のバットマンってアクション漫画じゃないらしいし。
 どちらかと言うとコナンとか、そっち寄りなんだと。

 だから今作は謎解きがメイン。バットマンは探偵。
 相手もリドラーだから、こういう筋書きなんでしょう。

 リドラーのキャラがしっかりしてて、そこも驚いた。
 ちゃんと目的があって、立派なテロリストw

 これもバットマンが相手する敵本来の姿。
 マフィアや犯罪者。ゴッサムを守るヴィジランテの姿。

 むしろジャスティスリーグが邪道なんだろうなw
 異星人の襲撃とか、バットマンの仕事ちゃうねんw

 ゴッサムの荒んだ雰囲気。アクションも現実的な強さ。
 まだヒーローになる前の、若きブルース・ウェイン。

 もうちょいテンポ良くやってくれたら尚良しでしたが(^^;
 まぁ、三時間で世界観の説明は終わらせてくれたので。

 次回作への弾みや期待は増す所。
 ジョーカーの造形とか、かなり痺れました。

 新しいヴィジランテ・ノワール。
 是非、皆さんも堪能してみては?

 では、また。



シドニアの騎士について、その第九星戦役

2023-05-23 19:14:00 | アニメ

 シーズン2、始まります。
 まずOP、カッコいいね。ヤマトみたい。

 今回はガウナというよりかは落合の邪悪思想。
 海苔夫はとことん哀れやな。ド直球の悪。見易い良点は健在。

 続いて正ヒロインのつむぎ登場。想像してたビジュアルと全然違うw
 いや、誰が想像つくねん。何を見させられてんだ俺はw

 うーん、でも実際、愛嬌あるのが凄いとこだよな。
 炬燵うにょうにょとガラス顔張り付けはお気に入り。

 特にガラスのシーンは寝てたら夢に出てきたもんw
 見たらまず一生忘れないインパクト。お見事です。

 今作からギャグ・ラブコメ要素強いが。
 初めてイザナがかわいそうと思った。せっかく女の子になったのに。

 あんなのと谷風を奪い合わないといけんとは……不憫やw
 さすがは異色のSF作品。完全に振り回されとる。

 第8話めっちゃ面白かった。シーズン1のシリアスも良かったが。
 やはり俺にはラブコメが性に合う。イザナの可愛さ。今作の目玉。

 ただ、作品の方向性がよく分かんなくなってきたw
 第9話とか大爆笑や。いつまにか、ゆはたも参戦。

 谷風も徐々に女子を意識するようになり。
 俺はどうせならサマリさんと光合成してほしかった……。

 ホント、第1話のキナ臭さはなんだったんだよw

 第10話からまたロボットアニメに戻るが。
 残念なのは物語自体、尻切れトンボなとこだよな~。

 本来ならシーズン3に続くとこだけど、打ち切りという。
 惜しい。本当に「こっから面白くなるのに!!」ってとこで。

 「俺達の戦いはここからだ!」エンド。
 まぁ、一応、完結編の映画があるから、それに期待しつつかな。

 シドニア紀行も次で最後。名残惜しい。
 では、また。





シドニアの騎士について、そのシーズン1

2023-05-22 20:13:00 | アニメ

 異星物・奇居子に突如、壊滅させられた太陽系。
 生き残った人類は小惑星を船とした『シドニア』。

 シドニアで宇宙を旅することを選んだ人類。それから千年。
 主人公・谷風は祖父の死を機に世間へ出。

 縁あって、人型装甲・衛人の訓練学校へ入学。
 その初任務。100年ぶりに現れた奇居子と戦いに挑む。

 弐瓶勉氏の漫画、そのアニメ化。
 全編3Dという異色作。海外では凄い話題作なんだとか。

 テンポ早いっすね。話が早い。回りくどさなし。俺好み。
 マクロスみたいなの想像してたが、ドシリアス。

 敵である奇居子(ガウナ)が結構強いという。味方がバタバタ死ぬ。
 緊張感、没入感が抜けない。一度見たら止まりません。

 ちとナガトが腹減りすぎですけどw 宇宙の野生児ということで。
 性格や設定が今風でクセがない。分かりやすく、見易い主人公。

 3Dということで、作画はカクカク。見てたら慣れますが。
 なんか独特のエロさがあります。小林艦長の裸体とかドキッとしたw

 わざとらしさ、イヤらしさ。3Dだからこそなんかな。
 第5話のSF感。見たら分かる。素晴らしいエロさw

 てか、段々と腹立ってきた。もうキスしろボケw
 そっからの第6話。急転直下。こっから中毒。目が離せません。

 正直、ここまで普通のアニメだったんだが。
 第7話からシドニアのシドニアたる由縁。楽しませてもらった。

 ロボットアクションもスタイリッシュで良い。
 ここはあんま主体じゃないのか、あっさり目。

 比重はSF寄りってとこなんだろうね。そこが一味違う特徴かな。
 パイロット同士の人間模様とか、クドい所なし。ストレート。

 海苔夫にもちゃんと罰行くしw
 結構な胸クソなはずなのに、あんま腹立ちませんね。不思議。

 これも3Dの影響なんかな? 謎の淡白さ。
 ただ見応えがないって事ではない。喉をスルスル通ってく感じ。

 そういや、人類を増やすために中性のクローン人間がいるという。
 特殊な設定も「あ、そう」って。なんか受け入れちゃうよね。

 ホントなんなんやろな、この感覚w
 まぁ、受け入れないと話が進まないってのはあるからな。

 このクドさなし回りくどさなしが、このアニメの長所だと思う。
 それが物語の最後まで徹底してる。というか、浸透してる。

 本当に独特なアニメ。こりゃシーズン2も期待できそう。
 続けて行きます。

 では、また。




パンズ・ラビリンスについて、その牧神の迷路

2023-05-21 17:42:00 | ヒューマン

 ギレルモ・デルトロ監督作。
 かなりの名作と評判が良いらしいじゃん。やっと見ることが出来た。

 ストーリーは、

 1944年、独裁政権下のスペイン。主人公の少女・オフェリア。
 軍人と再婚した母へ連れられ、山中の軍事基地で暮らすことに。  

 国軍と反乱軍との戦闘。鬱屈した日々を過ごすオフェリア。
 そんな彼女の前に、ある日、妖精が現れ……

 なんか……ギレルモ節全開ですねw 良いぞw
 こーいうのを求めてるんすよ。屈指のダークファンタジーです。

 クリーチャー描いたら右に出る者いませんね。
 虫からキモいのが良い。マンドラゴラの赤ちゃんとか好きやで。

 現実の弾圧と迷宮の恐怖。リアルとメルヘン。
 互いにリンクし、暗い影を落とす。

 人間の為すこと。相反しながら共通してるってことなんすかね?
 おとぎ話を作るのも人間なら、他人を傷つけ拷問するのも人間。

 そして、おとぎ話が死ぬ時が来る。
 現実がやがて、仮想を支配する。人間は現実でしか生きられない。

 まぁ、胸クソ展開ですねw
 全部、オフェリアの妄想ってことなんかね?

 マンドラや妖精やパンも、彼女の中でだけしか見えないのか。
 銃弾ほど、無機質で如実に物を言うものもあるまい。

 王国は本当にあって彼女はお姫様で。最後は幸せに暮らしましたと。
 彼女に救いはあったのだと、そう信じたいが……。

 切ない終わり方。
 やりきれない人生の逃げ場が、迷宮にしかなかったのかもしれない。

 そう思うと、虚しくもある。
 子供のまま王国へ行くのか。忘れて大人になるか。

 果たして、どっちが幸せなんだろう?
 俺はオフェリアが大人になる姿が見たかったな……。

 大人になって、自分の子供におとぎ話を聞かせる姿が。
 所詮は夢でしかない、のか?

 では、また。