撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

東京都電 荒川車庫(2017.6.11) 車両撮影会 7001

2017年06月12日 21時56分26秒 | 路面電車
昨日の投稿に引き続き、荒川車庫で行われた「ありがとう7000形イベント」の車両撮影会で7000形を1両ずつ順番に撮りました。
本日は、トップナンバーの7001です。
調べてみると、7000形は1954年に1次グループ30両、1955年に2次グループ20両、1955~56年に3グループ43両が製造され、都内の各営業所に配属されたようです。
東京都電が路線縮小する中で、最も新しい3次グループから31両が荒川電車営業所に集められました。
1977年から順次、現行のスタイルに車体更新され、空き番を詰めて7001~7031に揃えられています。

7001は、1955年に旧7055として製造され、新製と同時に荒川電車営業所に配属されています。
以後、一度も他の営業所に転属して無いとのことで、文字通り荒川線一筋で活躍したのは7000形の中では唯一の存在です。
2013年からツーマン時代の黄色に赤帯の塗装に変更され現在に至ります。
実際には1977年の車体更新後はこの塗装で運行されたことは無く、厳密に言えば、復刻というよりツーマン時代をイメージしたという位置付けのようです。

写真は、赤帯塗装の7001です。