撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

三岐鉄道 富田(2022.7.2) ED454+ED459 セメント列車

2022年07月06日 18時35分56秒 | 中小私鉄
7/2にJR富田駅に併設されていた三岐鉄道 富田駅で、ED45形の重連が牽引するセメント列車を撮りました。
写真は、富田駅に到着したED454(旧富山地方鉄道デキ19041)+ED459(旧東武ED5070)の重連が牽引するセメント列車です。



現在の国内でJR以外でセメント輸送を行う鉄道事業者は、三岐鉄道のみとなってます。
太平洋セメント藤原工場の最寄駅となる東藤原駅より富田駅までは三岐鉄道の電気機関車、富田駅から四日市港まではJR貨物のディーゼル機関車により運行されます。
この日は13時過ぎにセメント列車が富田駅に到着後、暫くしたら西武赤電塗装803Fの貸切列車が出発しました。

ED45形は三岐鉄道の貨物輸送の主力車で、9両が在籍しています。
ED451~453、 456、457の5両は、1953年に以降に三岐鉄道の発注した新製車です。
ED454、455は1957年に富山地方鉄道デキ19040形19041~2として登場し、1960年に同じ仕様のED45型が在籍していた三岐鉄道に譲渡されています。
ED458は1950年に東武ED5000形ED5001として登場し、1978年に三岐鉄道に譲渡されています。
ED459は1963年に東武ED5060形ED5070として登場し、1991年に三岐鉄道に譲渡されています。