好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

久しぶりに『コナン』特別編を読む。

2020-06-29 | その他『名探偵コナン』
『名探偵コナン』特別編『神の名はK』読了。

映画もTVも原作も、恐らく1年間は進展しない。
今もディープな『コナン』ファンだったら、またも荒れていただろう。
が、最新の展開を知らないから、
批判する権利もなく、純粋に今後を心配できている。

そんな精神状態だから、久しぶりに見かけた「特別編」を手に取れた。
原作の今の複雑な設定を考えず、シンプルに謎解きに没入できる……
つもりで読み始めたら、嬉しい誤算。

序盤の小さな事件たちが絡み合い、
最終的には、とある組織の構成員との戦いへなだれ込む。
その組織の名前は「クロ」で始まるというフックも小気味いい。

一連の事件の黒幕については、早々にある程度察せる。
普段ならレギュラーキャラの位置に新規キャラがいるのだから。
だが、全体的にテンポ良く進むので、
寧ろ、分かりやすい爽快感を私は得た。
私が好きだった『コナン』は、この「特別編」に残っていた。

来年の映画、リハビリがてらに見てみるのも一興かもしれない、とさえ思えたひとときでした。

それでは。また次回。

『コナン異説会』更新停止のお知らせ。

2018-12-29 | その他『名探偵コナン』
今年2018年を以て、『名探偵コナン異説会』の更新を停止します。
(※データベースの「アニメ作品リスト」のみ更新継続)

具体的には、「用語辞典」や、
データベースのコミックス関連を扱うのを止めます。

元より、サンデーにもTVにも映画にも、リアルタイムで触れなくなって久しいが。
後からコミックスだけ読む事すら苦痛になってきた。
『さざ波の魔法使い』、申し訳ないが、どうしても通読できません。
修学旅行以降に至っては、今後アニメ画像を見るのも怖い。

ネット上で目に入る記事たちも、耐えがたい話ばかり。
原作どころかスピンオフさえ休載しているというサンデー。
何番煎じか数えきれないキッドネタの映画。etc。

90年代から贔屓にしていた『コナン』サイトさんが、
今年9月から廃墟化したのも、きっかけの一つ。
これで、逆裁と同様、巡回していた個人サイトが無くなった。

最後の致命傷になったのは、MARVEL作品を虚仮にされた件かもしれない。
作中のやり取りを聞き知った時、詳細を調べようとしない自分に気づき、悟った。
ああ、これが無関心って境地なんだと。

というわけで。もう一段階、『コナン』から距離を空けます。
ただ、データベースの「事件リスト(アニメ版)」における、
読売新聞掲載文章や視聴率などは、遅れながらも更新するかもしれません。
……完全に切ると断言できないのが、我ながら情けない。これが腐れ縁の弱みか。

ブログは、話題を変えながらも続けていきます。

それでは。また次回。

TV欄見出しを追い求める旅。

2017-08-31 | その他『名探偵コナン』
当サイトをご覧の方はご承知だろうけれども、私は『名探偵コナン』放映第1回から、
読売新聞朝刊TV面の文字を記録している。
時間を取れない時は、土曜の新聞を取り置いて対処している。

が。放映から20年近い歴史の中で、とうとうやられた。
確保しそびれた新聞を捨てられたのだ。それも、1面とTV欄のみ失くされた。
知った晩は、まさに輾転反側、文字通り一睡も出来なかった。

最初に思いついたのが、読売新聞からバックナンバーを取り寄せる事。
ただ、平日のみ受け付け、電話で確認してからという説明に二の足を踏む。
(※これは土曜深夜の出来事)

次に思いついたのが、やはり読売新聞から縮刷版コピーを買う事。
手数料送料諸々全部込みで約1000円程度。結果的に1週間くらい要した。
次に思いついたのが、国会図書館での閲覧。
いつか利用登録してみたいと思ってたから行こうと決める。
そして朝4時になって思い当たった。

地元の図書館で読めるんじゃないか?

逸る気持ちで訪ねて、受付に尋ねると、2ヶ月前までなら開架にあると教わった。

……てなわけで、振り返ってみればアッサリ終わった事態だが。
一度思いついた以上、乗りかかった船って事で、国会図書館にも、結局後日行きまして。
その辺については、明日以降に語りたい。

それでは。また次回。

3DS版『ファントム狂詩曲』読了報告。

2016-02-15 | その他『名探偵コナン』
『ファントム狂詩曲』ストーリークリア。

報告。今、体調崩してます。
あと本当は、クリアという表現は出来ない。
攻略サイトを見ながら、時限プレイに追い立てられながら、
苦行のような形で読んだだけであり、細かいところ覚えてない。
何のエラーか、画面フリーズや強制再起動も発生した。
(追記。調べる限り、原因は単純に処理落ち。私の考えるに、演出過多の弊害でしょう)

最初から最後まで徹頭徹尾、興味ないままプレイしたゲームなんて初めてだ。
(そういう作品なら普通買わない)
ある種、騙されたのだ。

複数視点(このシリーズの謳うところの「ザッピング」)と、
フーダニットとの相性の悪さは、重複するから割愛。

推理コマンドバトルとやらは、ごめんなさい、わかりません。
凄惨な人死にと、子供向けの演出が、噛み合ってない。
文章に集中するのを全力で拒むあの仕様は何かがオカシイ。

それに。世良真純があれほど活躍しているとあらかじめ知る事が
出来ていたら、絶対に手に取りはしなかった。
私がこのキャラを避ける理由は二つ。
一つは、平次の上位互換の探偵役は不要というシステム的な考えから。
そしてもう一つは。
かつて私が失った親しい友人と同じ名前だから。

私の個人的な事情ゆえ、触れずにいたかった事だが。
こうも心の傷を抉られたら、言うしかない。

こんな物のために私は。累計40時間以上を費やしたのか。
一番悪いのは、少しでも興味を持ってしまった自分です。
もう二度と、今後『コナン』関連ゲームには言及しません。
原作を遠巻きに見るだけです。以上。

それでは。また次回。
(明日から通常運転に戻します)

3DS版『マリオネット交響曲』読了報告。

2016-02-14 | その他『名探偵コナン』
『マリオネット交響曲』ストーリークリア。

世間様の、好評の噂を信じた私が間違ってました。(よく調べたら賛否両論だった)
最速ミュートで機械的に1周終わらせ……るだけで疲労困憊。
何たって、手動セーブ出来ない謎仕様
おかげで電源OFFすら出来ない状態でした今作から何故か。

ストーリーに関しましては。
ついていけない。ノリが軽すぎて。

記憶喪失の人を医者にも診せず自由行動させるのは序の口だった。
テロリスト集団を相手に、17歳はおろか7歳までもが無双できる
異様な事態に、引いた。

最終的なフーダニットも、メタ的な観点から推理すれば、自ずと知れる。
視点として主観を描写されているキャラは、
事実上の主人公である以上、真犯人から除外される。
故に、テロリスト達が降伏して以降は一層、作業感が強かった。

そして何より、メインキャラ達の演出が、こんな感じで。

さあ、僕も私も、「真実カード」で悪と戦え!
That's duel !
(←あの動きは『遊○王』とかにしか見えない)

……今の『コナン』ファンが求めているのはコレなんですね。
私が求めてる世界はもう無いんですね。
好きな方は好きになされば良いんじゃないでしょうか。

それでは。また次回。

DS版『過去からの前奏曲』読了報告。

2016-02-12 | その他『名探偵コナン』
『過去からの前奏曲』ストーリークリア。

前作『蒼き宝石の輪舞曲』と時系列がつながってる
という時点で、我が心は絶対零度。
既に買ってしまってる意地から、最速ミュートで1周やって終わらせた。
(本当はもっと長く書く予定でしたが端折ります)

味方キャラの分断方法など、全体的な流れは
前作よりも現実的であり、おおむね好感を持った。
(悪趣味なチュートリアルは除く)

ただ、私としては……『コナン』本編開始前のキャラ達が、
本編開始後のような言動をしている
のがどうにも気になる。
新一は落ち着きすぎ、蘭も園子も事件に慣れすぎ。

これは『コナン』に限らす、プロの商業作品でも見かける不具合だ。
特に、後付け設定を重ねる連載作品で多い。
だから物語というのは、出来るだけ時の流れに沿って進めるのが望ましいのだ。

それから。プレイする手が止まった箇所が2つ。
第2話の凶器と、第6話の身元偽造が、またも原作既出のトリック流用だった。
ネタ切れしてるならもう休もうよ。

それでは。また次回。

DS版『蒼き宝石の輪舞曲』プレイ記録。(その6)

2016-02-10 | その他『名探偵コナン』
第6話感想。(ストーリークリア)

実は私、この話は完全クリア出来ていません。
何度やってもスケボーゲームで時間切れ。
右手指がつる。ひいては、今や貴重な旧型DSのボタンが壊れかねない。

でも、もうそれで充分。
一連の事件の発端となった重要人物たちが最終話になって
いきなり登場してきて、色々ドラマを見せられても。何も感慨が湧かない。
こういう展開にしたかったなら第2話で社長と議員の伏線入れておけばいいのに。
思わせぶりなだけのアランナ入れてる場合じゃない。

第2話で何となく感じた予想が当たってしまったのも虚しい点。
莫大なエネルギーを取り出せる鉱物なんて、現実的にはそれしか考えられない。
要するにあの村はチ○ルノブイリみたいなものだ。誰も住めなくなったのだから。
もっとも、放射性物質が青く光るのは炉内の現象であり、
例えばウランガラスは緑に光るんですがね。

それにしても、よくもこんな話、よりによって2011年4月に出せたもんだ。
創り手が、「キッドを出す=宝石」という単純な式にこだわった結果だ。
宝石なんて要らなかった。というかキッ(以下略)

つくづく、コレは第1話だけなら名作だった。それ以外は忘れよう。

以下、皆様へ予定の予告。
4連作とやらの感想を最後まで、出来る限り一息に終わらせます。
ソフトを速やかに廃棄するための、叩くだけの文章が続く、
お見苦しい流れになりますが、
それだけ怒りと悲しみを抱えているという事をご了承願います。
こんなシリーズ、知りたくなかった。

それでは。また次回。

DS版『蒼き宝石の輪舞曲』プレイ記録。(その5)

2016-02-09 | その他『名探偵コナン』
第5話感想。

思えば、今まで色んなミステリに触れてきた。
登場人物の職業倫理にそぐわない行動に憤ってきた。
科学的に成り立たないトリックに嘆いてきた。
三人称での叙述における虚偽描写に悩んできた。

が、このパターンは初めてだ。だって、これ。

・被害者は背中にナイフの刺さった状態で発見されました。
・被害者の背中と床がびっしょり濡れてました。
・現場の空調は30℃になってました。(理由不明)
・被害者の部屋には大型冷蔵庫がありました。(理由不明)

さあ、被害者はどのようなトリックで殺害されたのでしょうか?

……ちょっと頭冷やそうか? 制作スタッフ。

このトリック単体でも、とても平成21世紀と思えない懐古趣味だが。
『コナン』の場合は更に厄介。

他作品のトリックをパクったミステリは数あれど。
自作品のトリックをパクッたミステリは前代未聞だ。

それでは。また次回。

DS版『蒼き宝石の輪舞曲』プレイ記録。(その4)

2016-02-08 | その他『名探偵コナン』
第4話感想。

「日本独自のキーボード配列に基づいた暗号でのダイイングメッセージ」
自体は興味深いが、それを書いたのがヨーロッパ人というのが違和感ありすぎ。
「殺される寸前に、よくこれだけのメッセージを思いついたものね」
と作中で言われてるんだから世話がない。

犯人がプロの殺し屋なのにも関わらず、
硝煙反応の理屈を分かってないというのも呆れるしかない。
あーゆー事態が起こるから、フツーはオートマ使うんですってば。

それに。
「被害者の死体発見時と殺害時は食い違っていた!」のオチが、
まさか4話連続するとは。
「生きてたと思ってたらもう死んでた」と、
「死んでたと思ってたらまだ生きてた」の繰り返し。

その上、第4話は、主人公たる探偵の眼前で
「死んだふり」が成立というアンフェア描写。
もし小説の叙述でコレやられた場合、
もう探偵を信用できなくなるんですが……。

それでは。また次回。

DS版『蒼き宝石の輪舞曲』プレイ記録。(その3)

2016-02-07 | その他『名探偵コナン』
第3話感想。

第1話はどっしりと地に足の付いた事件だった。
第2話はやや浮つきながらも現実と地続きの事件だった。
第3話になった途端、天空へ吹っ飛んでった。現実感が。

登場人物全員が常識レベルで知ってる親日国家として、
突如出てくる「アンデル王国」。
そこに小五郎と平次が日本代表(!)として
招待されるという超展開に、こちらは唖然。
誰か一人くらい「そんな国聞いた事ない」と言ってほしかった。
嗚呼、ロマノフ王朝のイースターエッグとか描いてた時代はもう遠い。

せめて、異国ならではの風習でもトリックに使われてれば意味があるが。
王国側のキャラは全員、日本語ペラペラ。言葉の壁はゼロ。

創り手としては、コナンと平次を物理的に分断したかったのだろうが。
このストーリーなら普通に、
東京からは遠く大阪からは近い地方を舞台にしても成立する。
地域を牛耳る旧家の地主のお家騒動で何とかなる。
「○歳以上の人」という条件の依頼だからコナンは行けないとすればいい。
と言いますか、日本とヨーロッパで、時差の描写も無いってどうなの……。

それでは。また次回。
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