車中泊の旅の続きです。
「ひとり旅ですか?」と、チケット売り場の
女性から聞かれました。
うさぎが大人一枚と言ったからです。
「いいえ、犬がいるものですから」と答えると
その方は、「それはすみませんねぇ。」
と、とても気の毒そうにおっしゃいました。
ここは、
九重”夢”大吊橋(ここのえゆめおおつりはし)。
この橋をひとりで渡る女性は
珍しいのでしょうか?
何度も来ているし、ペット立ち入り禁止なのも
知っていましたので、もう行かなくてもいいか
と思いましたが、せっかく九重の長者原まで
来たのだからやっぱり寄っていこうと
いうことになりました。
くまは初めて来た時にはうさぎにすすめられて
しぶしぶ渡りましたが、その後は決して
渡ろうとしません。
オープンしたてのころは、人でぎっしり
いっぱいで、橋の上は満員電車のようでした。
途中の道も大渋滞でしたが、さすがに今はもう
落ち着いたようです。
この日は平日だということもあってか、
人も少なくゆっくり景色を眺めることが
できました。
グレーチング構造になっているので、
隙間から谷底が見えます。
標高777メートルにある高さ173メートル、
長さ390メートルの橋の上からの景色です。
紅葉はあともう少しというところでしょうか。
橋の上からは日本の滝100選に選ばれた
「震動の滝」が見えます。
雄滝(上)と雌滝の二つの滝があります。
ちょっと遠くて小さくしか見えないのが
残念ですが。
まだこのつり橋がなかった頃、
先代犬のアイちゃんとは歩いて雄滝近くまで
行きました。今はもう、その道は
荒れてしまって通れないそうです。
北方エリアのゲート前でうさぎを待つ正ちゃん。
うさぎが超短かい「ひとり旅」を
楽しんでいる間、くまとお散歩しながら
待っていました。
北方エリアは、駐車場も小さく
大型車も入れません。
一方、対岸の中村エリアは広い駐車場があり、
土産物店などもこちら側にたくさんあります。
しかし、橋の美しい全景は
入場料500円払って橋を渡り、北方側の
展望台に行かなければ見ることができません。
なるほど、しっかり考えて?造ってあります。
北方エリアの展望台で。
正ちゃんは他のわんこ連れの観光客が
気になるようです。
まさに天空の道ですね。
以前来た時はけっこう揺れて
橋の上では悲鳴があがったりしていましたが、
今回は風もなく全然怖くはありませんでした。
普通の橋みたいで、ちょっと
つまらなかったかな・・・
でも、くまが言うには、揺れるとか
揺れないとか、そんなことは関係ないそうです。
高所恐怖症の人は、渡っている時に橋が壊れて
落ちるんじゃないかとか、<車中泊の旅8>で
ご紹介した岡城跡の石垣の上なども、
急に突風が吹いて吹き飛ばされて
落ちるんじゃないだろうかなどと考えてしまう
ので怖いのだそうです。 じゃあ、考えなければ
いいのにと思うんですが・・・
以前この橋を渡った時も、走って戻りたいと
思ったそうですが、人がいっぱいで動けなくて
それがまた怖かったみたいです。
ちなみに、この九重”夢”大吊橋は
ホームページによると、大人が1800人
乗っても耐えられる設計だそうで、風速は
65メートルくらいまで、地震は震度7まで
耐えられるそうです。
そんなこと言うと、くまはまた、
急に大地震が起きたら・・・とか
考えるのでしょうね。
でも、見るだけならやっぱり美しい橋だと
思いませんか。こんなところによく架けた
ものです。
さて、旅もいよいよ残りわずかとなりました。
このあと一行はもう少し寄り道をして帰ります。
正ちゃんはどこでも人気者。
それにしても、またしても、
お昼ご飯がまだですよ~
ちゃんとご飯にありつけるのでしょうか?
続きをどうぞお楽しみに
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テラスに置いている多肉植物、子宝草です。
寒くなったので、葉が少し黄いろっぽく
なっています。
鉢のわずかな隙間に生えているのは・・・
同じ多肉植物の不死鳥錦。
この二つは他の植物からは隔離しておいた
のですが、二つの鉢をくっつけていたので、
いつの間にか入り込んでしまいました。
すぐにボロボロ落ちてまたすぐに生えてきます。
それに見た目もちょっとね・・・
お友達にあげたりしたけど今頃迷惑してるかも。
ごめんなさ~い。
こちらはどんどん増やしたいお花。「東の庭」の
ブルーキャッツアイ(オカタンサス)。
南米原産、ゴマノハグサ科の
半耐寒性多年草です。
挿し木や株分けができます。
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