東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

草刈機の遠心クラッチが固着した故障の修理(1/x)

2022年10月07日 | 農機具,工具

 私が持っている草刈機の1台が、遠心クラッチが固着する故障をおこしてしまいました。通常アイドリング時には回転刃が回らないはずなのですが、アイドリング時にも回るようになってしました。また、始動ロープを引っ張る時にも刃が回るのです。これはもう遠心クラッチが固着したに違いありません。
 まずは遠心クラッチの状態を調べるため、草刈機を分解することにしました。シャフトやパイプを取り外した後、草刈機のカバーを取り外しました。この時、カバーを止めているネジが硬くてもげてしまいました。仕方なく穴を開けてスクリューエクストラクタを差し込んで強制的にネジを外しました。外したネジは使えないため新しいネジを買ってきました。難儀した草刈機の分解でした。

        矢印の部分が何故だか固着、ネジを緩めて油を差す


 分解すると、遠心クラッチが開閉する支点ネジが何故が固着していることが分かりました。低回転で硬い草や枝を刈り取っている時に、遠心クラッチとクラッチドラムがこすれて焼き付いたのではないかと思います。実際にパッドがだいぶすり減っていました。これはもう、遠心クラッチそのものを取り替えた方がいいかも知れません。

シャフトとパイプを外す  スクリューエクストラクタ  やっとカバーを外す
  

 ただ、遠心クラッチやそれを固定するネジの値段が分かりません。5000円以上するようであれば、草刈機そのものを廃棄して新しい草刈機を購入した方が良いかも知れません。今後は、遠心クラッチを取り外してパッドの摩耗を見て購入するかどうか決めようと思います。まだ1mm位パッドが残っていますので、購入しなくてもいいかも知れません。

  クラッチを覆うカバーを取り外す     パッドのカスが内部に付着
 


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