朝食は『薬泉』でアワビのお粥♪ 《 ソウル in 韓国 》

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ソウル滞在2日目（2007/4/15）の朝食は、明洞にある『薬泉』というお粥専門店へ行きました。伯母の知人が、自分で行ったことのある美味しいお店の紹介・クーポン券をソウルナビのHPからたくさんプリントアウトして下さったのですが、お粥のお店は『薬泉』『Congee House』の2軒があり、今回は『薬泉』の方に行って見ました。

ロッテホテルから明洞のお粥屋さんまでは、迷わなければ徒歩10分もかからない距離だと思います。しかし、地下道（道路を横断するのに地下道を通ります）の出口を間違えたり、明洞通りの途中で左折するべき所を通り過ぎたりして、たどり着くまでに20分近くかかってしまいました。「ちょうどお腹もすいていいやん。」と伯母と母は慰めてくれましたが、地図を片手になかなかたどり着かずに頭に汗をかきました。

お店に着いたのは8：00前でしたが、既に2組、日本人のお客さんがいました。そして5分もたたないうちに、日本人のお客さんが次々と入って来て、それほど広くない店内は満席になりました。あともう少し道に迷っていたら並ばないといけない所でした。

ここも、メニューは韓国語・日本語・写真付で、店内はお洒落なカフェのような感じでした。

お粥の種類は、野菜・韓国の味噌と野菜・高麗人参・松の実・カボチャ・鶏肉と高麗人参・牛肉としいたけ・しいたけと牡蠣・エビ・鯛・ハマグリ・アワビ、がありました。この他、このお店では韓国の「伝統茶」も楽しめるそうなのですが、伯母が漢方系の味が苦手らしく、伝統茶はパスしました。

日本人に一番人気なのは「アワビのお粥」だそうです。それを母に伝えたら「それなら3人分アワビのお粥を取って、他の種類も注文したらどう」と朝から1人2人前づつお粥を食べることを提案してきました。前日に「今日は焼肉食べすぎたから、明日の朝はお粥であっさりいこうね。」と言っていたのはどこの誰
いくらお粥といえども朝からそれは食べ過ぎでしょう、ということで伯母と私に却下され、1人1人前づつ下記のお粥を頼みました。

●アワビのお粥（特）：15,000w（≒1,980円、1w≒0.132円）
アワビのお粥には（一般）10,000ｗ（≒1,320円）と（特）15,000ｗの2種類がありますが、（特）の方がアワビがたくさん入っているというので、こちらを注文しました。
赤坂の『ポンジュク』で食べたお粥は、洗面器くらいの大きさにたっぷり入っていたので、そのくらいの量を想像していたのですが、ここのお粥は、上品な量というか、親子丼で使われるくらいの器でした。これなら母の言う通り、2人前づつ食べられたかもしれません。
お味の方は、磯の香りがしてほどよい塩味で美味しかったです。細切れのアワビがいくつも入っていました。
つけあわせは、大根の水キムチ・イカの塩辛・キムチ・玉葱の醤油漬けでした。

●エビのお粥：7,000w（≒924円、1w≒0.132円）
小粒のエビがいくつも入っていました。エビは柔らかで、お粥の出汁も美味しかったです。

●カボチャのお粥：15,000w（≒1,980円、1w≒0.132円）
カボチャのお団子や小豆が入っていて、お粥というよりはお汁粉に近かったです。カボチャの甘味がやさしい味で私は好きだったのですが、伯母と母は「うーん。」と唸っていました。何種類か頼んでこれも食べるならいいけれど、お粥だと思ってこれを1種類だけ注文すると後悔するかもしれません。

今回頼んだどのお粥も美味しかったのですが、ボリューム的には若干物足りなさを感じました。旅行中は、朝・昼・晩きっちり食べるので、朝はこの位の方がちょうどいいのかもしれませんが・・・。

ソウルナビの10％割引クーポンを持っていったので、28,000w（≒3,696円）から10％割引で、合計金額は25,200ｗ（≒3,326円）でした。

私がお会計から戻ってきたら、伯母と母がお隣に座っていた日本人旅行者の方達と情報交換をしていました。今回の旅行中、「すごいな～。」と私が感心したことは、伯母も母も誰とでもすぐに打ち解けてしまえることです。
「どこから来はったん？」と初めての人達にも自然体で話しかけて、会話が弾んで色んな情報を教えてもらったりしていました。あんな風に旅先でも気軽に人に話しかけられたら、旅がもっと楽しくなりそうです。あれはすごい特技でうらやましいです。

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