20:40頃にお店に入ると1階は既に満席で2階へ通されました。2階もほとんど埋まっていて、私達が席に着いた後に予約無しで何組もお客さんが入って来ましたが、後は予約席とのことで皆断られていました。
メニュー(独英仏語併記)を見たところ、まだスイスの物価高に慣れていないせいもあり、何を見ても高く感じました。スープは1,000円~、メインは2,000円~、フリットやパスタ、米といったつけあわせのメニューは700円~といった価格設定でした。
しかもフランスのようにお得なセットメニュー「MENU」は無く、全て単品注文でした。
そんなわけで、今回は2人とも「メイン」に勝負をかけ、メインだけをそれぞれ1品づつ注文することにしました。
《料理》
●Steak of pork with apple in Calvados sauce:30CHF(≒2,743円、1CHF≒94.412円)
豚ヒレ肉とサイコロ状に切られたリンゴの焼いたものに、上からカルバドス風味のブラウンソースがかかっています。つけあわせは野菜のソテーでした。とても美味しい料理でした。
●Breast of chiken with lemon-sauce:22CHF(≒2,077円、1CHF≒94.412円)
チキンの料理はメニューに2種類あって、レモンソースの方を指差し注文したつもりだったのですが、レモンソースの味は全くしなかったので、もう1つのメニューが来た気がしないでもありません。でもこちらで良かったかも、と思えるほどこの料理もとても美味しかったです。皮はかりっと中はしっとり柔らかいチキンに、人参・セロリ・ズッキーニのみじん切りが入ったクリームソースがかかっている料理でした。
《飲み物》
●Fendant 白ワインハーフボトル :23CHF(≒2,171円、1CHF≒94.412円)
こちらもポーランド人の彼に「スイスの白ワインでおすすめのもの」を聞いて教えてもらったものです。軽い口当たりで、わずかに発泡していました。この料理には少し軽くて薄味でした。
<感想>
・私が想像していた「ラクレットやチーズフォンデュ」といった類のいかにもスイス的なメニューはありませんでした(そもそもこれらの料理はアルプスの方の料理なのでバーゼルにはお店もあまりないのかもしれません)。また、魚のメニューもなく、メニューにあるのはスープとつけあわせの野菜類と肉のみでした。しかし流行っているお店でした。ほとんどが地元民のようでした。
・バーゼルに来る前にフランスで食べたどの料理よりも繊細な盛り付けと味付けでした。日本人好みの味ではないかと思います。
・メインしか食べませんでしたが、両方ともとても美味しかったのでメインだけにもかかわらず満足しました。この味でこの値段なら納得です。
・2階のウェイターの人は1人しかいなくてとても忙しそうでした。オーダーしようと声をかけると「I'm alone. Wait a minute.」と言われました。手にマジックで☆☆☆と書いていたので、TH(夫)がその意味を尋ねると、「お客さんの話を見ざる、言わざる、聞かざる」ということでした。
・このお店を教えてくれたポーランド人の彼によると、「このお店が最もバーゼルらしい雰囲気を味わえるお店」とのことでした。
・店内には、なぜか帽子がたくさん飾ってありました。
takapyonaの評価:★★★★☆(4つ星半)
《お店データ》
日時:2006年3月17日(金)ディナー
国:スイス
街:バーゼル
店名:Restaurant Gifthuttli
住所:Schneidergasse 11, 4051 Basel
電話:+41-61-2611656
URL:http://www.gifti.ch/en/
分類:スイス料理
値段:75CHF(≒6,855円、1CHF≒91.412円)
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私のブログを見ていただいて有難うございました。
takapyonaさんは私の理想の旅行をしてらっしゃるなって思って今、拝見させていただいてたところだったのです。
なんだかすごく嬉しかったです。
うちは旦那さまの仕事なので行く所も決まってるし、計画もいつも一人だし・・・
おいしいもの食べるのが一番の楽しみなのです。
私もなんだか味覚が似てるって思っていました。
これからもtakapyonaさんのブログ楽しみにしてます
コメントどうも有難うございました☆
本当に旅先や行ったことのあるレストランが似ていてびっくりしました。
マコ大好きさんの旦那さまは、海外に出張されることが多いのですか?出張先は旅行するにはピッタリの楽しそうな場所ばかりですね。
これからもよろしくお願いします!