今、住んでいるアパートの大家さんに教えて頂き、堺市にある「くるみ餅」で有名な老舗『かん袋』に行って来ました。
「かん袋は、鎌倉時代末期、元徳元年(1329年)に和泉屋徳兵衛が和泉屋という商号で御餅司の店を開いたのが始まりです(HPより)」という、由緒あるお店です。
お店のHPはコチラ。
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いつも混んでいるらしいのですが、日曜の午後のこの日も外までお客さんが並んでいました。
店内に入っても、立ってお客さんが並んでいます。
店員さんに席まで案内されるのかと思いきや、テーブルが空いた順に、自分で席を確保しつつ、オーダーも中央のレジに自分でしに行くシステムでした。
知らないと、ずっとその辺に立ったまま途方に暮れてそう。
でも、他のお客さんは慣れていらっしゃるようで、席の回転は早かったです。
大家さんに、「わざわざ行ってせっかく並ぶので、いつも’ダブル(2人前)’を頼む」と教えて頂いていたので、私達も「くるみ餅2人前(ダブル)720円」をそれぞれ頼みました。
お待ちかねの「くるみ餅2人前(ダブル)720円」が登場。
真っ白なふわふわカキ氷が、ガラスの小鉢の中にこんもりもられています。
氷を崩していくと、中に、「くるみ餅」が出てきました。
名前だけ聞くと、「胡桃のお餅」のようですが、柔らかい小さなお餅を、ずんだでくるんだお餅なので、「くるみ餅」なのだそうです。
上の氷には味がついていないのですが、下のなめらかで甘い餡とお餅と一緒に食べると、なんとも言えない美味しさ
めちゃウマ~ シアワセ~~
お餅もぷりっとしつつ柔らかで、「ダブルで頼んで、本当に良かったね」と何度も言いながら完食しました。
暑い夏に最高です。でも、暑くなくても冬でも美味しそう。
(因みに、氷がのっていない普通の「くるみ餅」も、シングル・ダブルがありますが、「氷くるみ餅」と同じ値段です)
書いていたらまた食べたくなって来た~。東京に戻る前に、もう一度食べに行きたいなあ。
はー、美味しかった
堺のここでしか食べられない、貴重なお味でした。
この後、てくてく歩いて、千利休の屋敷跡や、千利休と与謝野晶子の記念館「さかい利晶(りしょう)の社」まで歩いて行きました。
この日は、天王寺から堺まで「阪堺電車(路面電車)」に乗ってノンビリ行きました。
「阪堺電車 全線1日乗り放題(大人1人 600円)」を車内で購入したので、気楽に乗り降り出来ました。
大阪の路面電車は、それぞれの電車に違う広告が施されていて、派手で面白かったです。
電車好きの東京の甥っ子達を乗せたら、大喜びしそうです。
お香のお店とか、
鬼瓦が立派なお家とか、
安藤忠雄の「住吉の長屋」とか、
住吉大社にも行きました。
もうすぐお祭りなのか、お神輿かつぎの練習をされている方達に遭遇。
ダンスみたいに飛び跳ねて回転するスタイルで、暑い中、お疲れ様だなあと思いました。
半日でも十分楽しめた日曜の午後でした。