大阪の伯父・伯母夫妻と池袋・新大久保グルメツアー1 『大宝』 《 池袋 in 東京 》

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6/7（土）は、大阪から上京した伯父・伯母夫妻と一緒に池袋・新大久保のグルメツアーでした。
伯父は『TAKESHIおじちゃんのスペシャルホットドック♪』のTAKESHIおじちゃん、伯母は私の韓国語学習の先輩で、昨年伯母と私の母と3人で一緒に韓国旅行にも行きこのブログにもたびたび登場しています。
6/8（日）の伯父の甥っ子の結婚式に2人揃って参加のため、前日から泊まって私達にも会いに来てくれました。2人とも今年の2月頃からずっとこの日のことをものすご～く楽しみにしていてくれたそうで、私達も2人に会えるのを楽しみにしていました。私の広島の両親も、この日のお天気をずっと心配してくれたり、お店の相談にのったりしてくれていました。

伯父は中国語、伯母は韓国語を勉強しているのですが、2人の熱心さには頭が下がります。
今回、スポンサーの伯父が「どこでも好きなお店を選んで。」と言ってくれたので、伯父のために池袋のチャイナタウン、伯母のために新大久保のコリアンタウンに行くことにしました。

　　　

お昼前に大阪から到着した2人を東京駅まで迎えに行き、まず向かったのは池袋の『大宝 本店』。お店のHPはコチラ（食べログ）。『北口店』はコチラ（Yahoo！グルメ）。
ネットで「日本語があまり通じない」とか「日本在住の中国人が通うお店」というコメントを見て、ディープな中国の雰囲気を味わえそうかなと思いここにしました。

私達4人以外に韓国人の友人カップルKYさんとKH君にも声をかけました。
KYさんとKH君は家に遊びに来てくれる時はいつも大阪の伯母と電話で韓国語の会話をしてくれる優しい2人です。いわば伯母と私の韓国語の先生なのですが、伯母と2人はこの日が初対面となりました。

伯父のフリで、伯母がハングル教室で習ってきた「皆様の幸せと健康を願って乾杯」という韓国語での乾杯の音頭により、まずはビールで乾杯

以下、伯父が予約してくれていた豪華コースメニューです。

●前菜
前菜は2皿ありました。どちらも食べきれないほどの量でした。
手前の１皿目は、バンバンジー、にんにくが上にのった中華風ハム、あわび（←これがめちゃ美味しかった）、ピータン。
奥の2皿目が海老・イカ・鶏・羊のから揚げ。

●北京ダック
これまたたっぷり量がありました。北京ダック、きゅうり、長ネギと甘味噌ダレを包んで食べます。久々の北京ダック、美味しかったです。

●フカヒレ
こんなに立派なフカヒレを見たのは初めてです。6人で存分に食べられました。次の日お肌がしっとりしていたのはフカヒレのおかげか。

●イシモチのから揚げ　チリソース
運ばれてきた時、見た目のすごい迫力に歓声が上がりました。これを1匹揚げるのには相当油が要りそうな感じです。切り目が上手に入れてあるのか、身は食べやすく反り返っていました。
「イシモチ」は韓国語で何の魚かをKYさんとKH君に説明したかったのですが、韓国語の教材によく「イシモチ」が出てくるということは覚えていたのに伯母も私も単語が思い出せませんでした。今調べたら韓国語では「チョギ」でした。

●青梗菜のフーヨー煮
青梗菜の上に、カニのほぐし身がたっぷり入ったソースがかかっていました。ご飯にかけてもあいそう。

●なまこのオイスターソース炒め
アワビ、フカヒレに引き続きまたまた高級食材登場。
なまこもコラーゲンたっぷりなんですね。もっと食べとけば良かった。

●牛肉のオイスターソース炒め
この味付け好きでした。でも既にこの時点でお腹いっぱい。
今、白ご飯とこれ1品をじっくり食べたいです。

●八宝菜
あまりに満腹すぎてこれを食べた記憶がすっぽり抜けていますが、多分私のことなので一口は食べたはず。
どんどんお料理が出てきて皆お腹いっぱいで「あと何品出てきますか？」とお店の人に聞いたくらいです。量がきっと多いだろうと思っていたので皆朝食を抜いていったはずなのですが、それでも食べきれないほどのボリュームでした。

●スープ
フカヒレも入っていたような気がします。きのこや野菜もたっぷりのとろみのついたスープで美味しかったです。

●焼きそば
ここにたどりつく前に皆脱落してしまい、最後までもそもそ食べていたのは私だけでした。
でも塩味風味のこの焼きそば、お腹いっぱいでも美味しかったです。皆食べられなくて残念だなぁ。

●デザート1
「くっつくので早く食べた方がいいです。」とお店の人に言われました。卵に衣をつけて揚げたものに蜜をからめてあり、水につけるとかっちり固まります。
外はカリッ、中はフワッとしていました。

●デザート2
メロン、スイカ、さくらんぼ、葡萄、ゴールデンキウイの豪華フルーツ盛り合わせ。普通のキウイではなく、ゴールデンキウイが出てくるというのもゴージャス感がありました。

怒涛のボリュームコースもこれにて終了残ったお料理は包んでもらえました。

ビールの後に紹興酒を頼むつもりが「マオタイシュ」と注文したらこれが出てきました。「貴州芽台酒（キシュウマオタイシュ）」という53℃もある白酒です。
帰って何のお酒かを調べてみたら、「中国で国賓を遇するときに乾杯の酒として必ず用いられる銘酒。日中国交回復の式典でも両首相がこのお酒で乾杯をかわした」という由緒あるお酒でした。なんだかすごいお酒を知らないうちに飲んでいました。
ところで結局「紹興酒」は中国語では何と言うのでしょう。「ショウコウシュ」でいいのかな？

今回お店を選んだのは私ですが、予約の電話から店内での注文にいたるまで全て中国語のできるTAKESHIおじちゃんにお任せしました。
店員さんにおじちゃんの中国語が全部通じているのもすごいし、店員さんが「はい、分かりました」と日本語で返してきても、自分の勉強のために気にせず中国語で話しかけ続ける姿もすごいと思いました。

伯母と私はせっかくKYさんとKH君が来てくれたのに、2人ともあまりに日本語が上手（しかも受け答えがとても気が利いている）なので、テレもあってつい楽な方へ楽な方へと流され、ほとんど日本語でしゃべってしまいました。
そんな私達はTAKESHIおじちゃんに「せっかく韓国語を話せるチャンスなのに、このチャンスを生かさんでどうするねん。」と檄を飛ばされ、最後の方は頑張って韓国語で話したり、勉強を教えてもらったりしました。
KH君が日本に来て日本語ゼロの状態から独学で6ヶ月間勉強して日本語検定1級を一発合格したことを初めて知って、伯母も私ももっと頑張って勉強しないといけないね、と決意を新たにしました

2階の一番奥の席に通されて近くにお客さんがいなかったので、3時間ずっとわいがやご飯を食べ続けました。
帰る時は15：30過ぎでしたが、1階にはちらほらお客さんが入っていました。

それにしても、お腹がはちきれそうなほど食べました。
お料理も美味しかったし、珍しいものも色々食べられて大満足です。

TAKESHIおじちゃん、ご馳走様でした

KYさんとKH君とはここでお別れ。網焼き風の珍しい韓国海苔をたくさんお土産に頂きました。
KYさん、KH君、来てくれてどうもありがとう

本当は池袋のチャイナタウンを散策する予定だったのですが、53度の白酒でほろよい気分になってしまったので、2人が滞在するフォーシーズンズホテル椿山荘までタクシーで向かったのでした

次回、新大久保のコリアンタウン編に続きます。

 

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