夕食を食べ終わってまだ午後8:30だったので、港沿いのカフェに入りました。
港を眺められるテラス席に座ってオーダーを待っていたのですが、なかなか取りにきてもらえないので、中に入って立っていた男性にビールをオーダーしましたが、「ちょっと待って。」というジェスチャーをされました。先程注文した男性(写真参照)が店の中から出てきましたが、注文したビールは出てきません。突然、この男性が港に向かって叫び始めました。「トニー、トニー」と誰かを呼んでいます。港の船で釣りを楽しんでいたトニーらしき人物が陸に上がってきました。実はこのトニーが店員で私達が注文したこの男性はトニーの知り合いのお客さんでした。この方が私達の注文をトニーに伝えてくれ、ビールがやっと出てきました。
しばらくすると、私達が店員と間違ったお客の男性は、店の中から網を取り出し、目の前の港に網を入れて魚を取り始めました。こんなところで魚が取れるのかと思って見ていたのですが、小魚がたくさん取れていました。網でこんなに簡単に魚がすくえるとは驚きです。
この男性は取れた小魚をスーパーの袋に入れ、カフェにいた他のお客さんと分けてスタスタ持って帰って行きました。
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