薬膳料理『Xing Fu』と台湾発のカキ氷『ドラゴンアイス』 《 銀座 & 秋葉原 in 東京 》

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この度弟が仙台から東京に転勤になり、引越しのお手伝い要員として広島の両親が上京しました
8/21（木）は私が羽田空港まで両親を迎えに行き、一緒に銀座で薬膳料理を食べ、秋葉原でドラゴンアイスを食べてから弟の手伝いに行くというスケジュールでした。

羽田到着が9時前で有楽町に着いたのは9時半。お店もデパートも開いていなかったので、交通会館B1の喫茶店に入りました。
薬膳料理の予約は11時だったので、3人とも朝食抜きでした。
が、この喫茶店はコーヒーが450円なのにモーニング（厚切り食パン1枚・マーガリン・ジャム・サラダ・コーヒーか紅茶付）は500円でお得感いっぱいだったのと、大分お腹がすいてきたので、「こんな時間に食べたらアカンよね」と言いながらも、3人ともモーニングを頼みました。
ここで11時前まで時間をつぶし、お腹がいっぱいな状態で銀座の薬膳料理まで歩いて行きました。

この日行ったお店は、銀座のかねまつビルにある『星福（Xing Fu、シンフー）』と言う薬膳料理のお店の本店です。お店のHPはコチラ。
私が以前新橋で働いていた時、母が上京する度に母のリクエストでこちらのお店に行っていました。母によると、いかにも銀座の老舗らしい落ち着いた雰囲気のお店で、お客さんの層も「やっぱり違う」ところが好きなのだそうです。
「薬膳料理」ながら薬膳っぽい漢方の味は全くせず、体に良くてとても美味しいのも◎。
TH（夫）が会社のグルメな中国人の先輩に「一番美味しい中華を予約しておいた」と言われて連れて行かれたのがこちらのお店だったそうです。日本の大女優やタレントの常連さんも多いのだとか。

ランチメニューは確1,500円前後からありますが、席の予約は「お昼の薬膳コース 3,990円～」になります。
この日は個室に案内されて落ち着けました。
本日いただいたのは、「お昼の薬膳コース 星 3,990円（税込）」。

●三種薬膳前菜の盛り合わせ
焼き豚、名前が分からないのですが、細いお豆腐のようなものと、湯葉を煮たようなもの。味がしっかりしみこんでいて美味しいです。昔から変わらないメニュー。
ポットのお茶はプーアール茶と菊茶のブレンドで、油っぽいお料理と食べてもさっぱりします。

●枸杞子入り銀杏と海老の炒め
10種類以上の具（きのこ、海老、銀杏、野菜）が入った塩味のシンプルな炒めもの。これだけの具材はなかなか自分では揃えられません。

●季節の薬膳蒸しスープ
母と私がコースの中で一番好きなのが、このスープです。母はこれを飲むと「疲れがとれるわ～」と言います。蒸されて熱々のスープはとても深いお味。この日の具は、枸杞子、冬瓜、骨付き豚バラ肉でした。久々に飲みましたが、やっぱり美味しいです。

●アボカドと甘エビの巻き揚げ
この時点で既に3人ともお腹いっぱい状態。ここで揚げ物はキツイと思ったのですが、食べてみると、衣はサクサク、中のアボカドと甘海老はとろ～っと、周りの海苔も香ばしくて、難なく食べられてしまったのでした。

●茯苓入り青菜のお粥
写真左の手前の揚げワンタンの皮（？）・ザーサイ・葱の3点セットを茯苓入り青菜のお粥に入れて混ぜて食べます。
写真左の奥は、オプションでおすすめされた「ピーナッツと岩海苔を1時間半じっくり炒めたもの 300円」です。高血圧に効果があるそうです。味付けは岩海苔から出る塩味だけだそうですが、塩味がしっかりきいていて（それでも高血圧に効果があるのでしょうか？）、そのまま食べても、お粥やお茶漬けに入れてもよいとのことでした。確かにお粥に入れると、岩海苔の香ばしさが引き立ちました。
私達のテーブル担当の親切で気さくな男性に作り方を聞いていたのですが「手間がかかって自分で作るのはとてもとても」と言われ、「1袋600円でお土産もありますよ」とお土産用パックを持って来て下さいました。それまでにも色々サービスをして下さっていたし何となく断りきれず、父も気に入っていたので2袋買って帰りました。家に岩海苔があるので同じように作ってみたいけど、1時間半炒め続けるのは大変かな・・・。

 

●杏仁豆腐
杏仁霜が使われたさっぱり杏仁豆腐です。以前は小豆がトッピングされていました。

数年ぶりに来たのですが、コースは値上がりし（以前は同じコースが3,500円）、以前はお料理を最初に大皿で運びそれをお店の方が取り分けて下さるスタイルだったのが今回は最初から人数分に分けて運ばれてくるし、以前は料理の効能が書かれたタロットカードのようなものがお料理と一緒に1枚ずつ出てきたのが今回は1枚に全部書かれたものが最初から置いてあったりと、少しずつ簡略化されていました。

中華料理好きの父も満足してくれたみたいで良かったです。
何度か来たことのある母と私も美味しかったのですが、「以前の方がもう少し感動した気がするね」という結論に達しました。
何度か来て慣れてしまったせいか、ここに来る前にモーニングでお腹いっぱいになっていたのが悪かったのかも。
でも久々に行けて良かったです。

お腹いっぱいと言いながら、お店を出た後、弟の家に行く前に秋葉原まで寄り道して、『ドラゴンアイス』へ行きました。
台湾発祥の不思議なアイスクリームのお店です。お店のHPはコチラ。
売り場の横ではペンギンが飼われていました。  

父はお腹いっぱいでいらないと言うので、母と私で「ドライマンゴー味 500円」を1つずつ食べました。
3人がけの椅子が売り場の前に１つ置いてあるだけで私達は何とか座れましたが、混んでいる時は立って食べないといけません。

ドラゴンアイスは、口に入れると雪のようにふわーっと溶けてしまいます。なめらかな食感はカキ氷とアイスクリームの中間のような感じで、アイス自体にも甘い味がついていました。
美味しかったですが、量がそれほど多くないのであっという間に食べ終わりました。

この後、弟の引越し先の葛西へ向かいました

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