『神田まつや』で引越し蕎麦 《 神田 in 東京 》

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最近引っ越してきた所は、偶然ながら弟の職場から自転車で10分の所にあります。
毎日忙しく働いている弟ですが、時間に余裕のある時は気分転換も兼ね出来るだけランチは外で食べることにしているようで、この周辺のお店を開拓している模様。この辺には老舗の美味しいお店もたくさんあるのだとか。
そんな弟に誘ってもらい今日は一緒にランチに行ってきました。

カレーの有名店『トプカ』に行く予定でしたが、その数軒先に蕎麦の老舗『神田まつや』があるとのことで、急に蕎麦が食べたくなり予定変更
遅ればせながらの引越し蕎麦です。
『神田まつや』は、引っ越して自転車で周辺を散策していた時に行列ができているのを見て、いつか行きたいと思っていたお店でした。

13時半を過ぎていましたが、店内はお客さんで混みあっていました。
お昼から焼き鳥（←これも有名らしい）とおつまみ、〆は蕎麦で一杯やっているおじ様方と相席になりました。
蕎麦やうどん、丼もののメニューが豊富にありましたが、寒かったので2人とも温かい蕎麦を注文しました。

こちらが弟が頼んだ『かしわ南ばん（鳥） 950円』。 

こちらは私が頼んだ『天南ばん 950円』。
小ぶりですが海老天が3匹もついていました。
汁の中に白葱の外側の部分が柔らかく煮込まれて入っていた他に、別添えで白葱の内側の部分を刻んだものがついていたので、中に全部入れていただきました。
細い手打ち麺は喉越しがよくつるつる口の中に入っていきます。
これだけの細麺を均等に切ることができるのはさすが熟練の技です。ある部分はきしめん、ある部分は素麺の太さとばらつきがある私が麺打ち教室で作った蕎麦とはえらい違いです（当たり前ですけど）。

ほのかに柚子が香る辛すぎず甘すぎずちょうど良い濃さの汁は、一口もう一口と飲みたくなる美味しさで、弟は全て飲み干していました（おいおい、それは飲みすぎでは）。

「ああ、美味しいなあ～、あったまるなあ」と言いながら2人ともあっという間にたいらげました。

明治17年の創業という老舗ながらも、店内は庶民的で肩肘張らずに気楽に蕎麦を楽しむことができる雰囲気でした。レトロな制服の女性の従業員さん達もにこやかでいい感じでした。
メニューもお手頃価格なものが多く、今度は店長イチオシの『ごまそば』も食べてみようと思いました。
お店のHPはコチラ。

今日も「いいよいいよ」と言って弟がご馳走してくれました。
いつもスンマセン、有難う

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