takapyonaの美味的生活

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なぜか評価の高いレストラン 『SUMICA』 《 スプリット in クロアチア 》

2004年10月23日 | クロアチア・スロベニアのレストラン

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本日(2004/10/23)は、ドブロブニク(Dobrovnik)からスプリット(Split)までバスで移動しました。

朝9:00にドブロブニクを出発し、ボスニア国境、再びクロアチア国境を通り抜け、Metkovic(泉のたくさんある街)、Makarska(ここのドライブインのトイレはとてもきれいでおすすめです。)を経由し、



スプリットへ到着しました。ドブロブニクからスプリットまでの所要時間は約4時間半、バス代は1人97.2KN(≒1,798円、1KN≒18.5円)でした。

10/19にトロギール→スプリット→フヴァル島に移動したのですが、スプリットのホテルは混むという話を聞いていたので、この日スプリットでの空き時間が少しあった時に、旧市街でホテルを探しあらかじめ予約しておきました。
そんなわけで、今日はスプリットに着いてスムーズにホテルにチェックインすることができました。

ホテルに荷物を預けたらすぐ、ランチを食べに出かけました。
本日のランチは、「ロンプラ」で絶賛されていた『SUMICA』という海沿いにあるレストランに行きました。14:00頃にお店に着いたら外のオープンテラスが混んでいたので、中に入りました。
中の天井は不思議な色合いだったので、「SUMICA色」と名づけました。

【食べ物】
●スターター 
サービスで最初に、ツナのパテとパンが出てきました。なぜかツナパテに赤色の寒天が入っていました。サービスしてもらっておいてこんなこと言うのもなんですが、イマイチでした。

●COCTAIL SUMICA(写真奥):42KN(≒779円、1KN≒18.546円)
お店の名前のついた海老のカクテルです。大きめにカットされたレタスの上にマヨネーズとケチャップのソースが何もそこまでかけなくてもというほどどっぷりのっていて、その上に海老が並んでいます。たったそれだけです。ソースがくどくて、うぷっとくる味でした。

●Scampi cardinale(写真手前):82KN(≒1,521円、1KN≒18.546円)
海老を薄い豚肉で包み串にさして焼いたものが、リゾットの上にのっています。

●Spaghetti sumica(写真手前):54KN(≒1,001円、1KN≒18.546円)
海老やムール、あさりが入ったスパゲッティです。スパゲッティは茹で過ぎでぐだぐだに柔らかいし、炒めている油も悪かったです。

●Saucisses maison(写真奥):38KN(≒705円、1KN≒18.546円)
やっと普通の味のものが出てきてほっとしました。ソーセージとフリットの盛り合わせです。しかし、これも「美味しい~♪」というほどのものではなく、普通の味でした。

【飲み物】
●赤ワイン カラフェ ハーフ:30KN(≒556円、1KN≒18.546円)
食べ物に比してワインは美味しかったです。しかもお手頃です。

《感想》
・「ロンプラ」で絶賛されていたので来るのを楽しみにしていました。場所は旧市街から1.5kmほど離れた海沿いにあります。遠いから別に行かなくていいよと渋るTH(夫)にお願いして連れて来てもらったのですが、出てきた料理がマズすぎました。しかも、料理が出てくるまでに時間がかかり、食べ終わるまでに2時間かかりました。期待していただけにがっくりです。今回のクロアチア・スロベニア旅行中で一番美味しくなかったレストランでした。私のロンプラに対する評価が地に落ちた瞬間でした。
・しかし、ロンプラだけでなく、インターネットでも評価が高く、お店もとても混んでいました。なぜ混んでいるのか謎です。
・謎を解明するために、ロンプラやインターネットに書かれていることをじっくり読み返してみました。「松の木と海を見渡せるオープンエアーの景色が最高のレストラン。スペシャリテのサーモン、海老のグリル、シーフードスープがおすすめ。」と書いてありました。どうやらこのお店は、景色が一番、シーフードが二番目におすすめのお店のようです。確かに私達はオープンエアーではなく部屋の中で食べたし、ここで双方でおすすめされているサーモンも食べていませんでした。しかし、景色もそれほど絶景というわけではなく、出てきた料理が全てあれなので、いくらスペシャリテを食べたとしてもそれほどの違いがあるとは思えず、何故あれほど流行っているのかまだ謎のままです。

takapyonaの評価:☆☆☆☆☆(0.5星)

《お店データ》
日時:2004年10月23日(土)ランチ
国:クロアチア
街:スプリット
店名:Restaurant Sumica
住所:Put Firula 6, Split
電話:515 911
分類:シーフード
値段:262KN(≒4,859円、1KN≒18.546円)

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (longaboutnow)
2006-10-07 20:25:58
一般化するのは危険ですけど、母国以外で、アメリカ人やイギリス人の薦めるレストランなんて、こんなケースがほとんどではないですかね。自分の勘の方がはるかに頼りになります。
Unknown (takapyona)
2006-10-07 23:24:59
longaboutnowさん

はじめまして。コメントどうも有難うございます



短い滞在期間中にできるだけ美味しい物を食べたいと思うので、ガイドブックに「おすすめ」「美味しい」「地元民で混みあっている」等のコメントがあると、その言葉に望みを託しついフラフラそちらのお店に行ってしまいます。その結果、満足したり、今回のように不満ゴーゴーだったり・・・です。

ガイドブックに頼らず、自分の勘を頼りに美味しいレストランに出会えると、かなり満足度が高くなると思うのですが、私の勘は未だ発展途上のようです



longaboutnowさんは、旅先でどういうお店だと入ろうと思われますか?
Unknown (longaboutnow)
2006-10-08 10:24:44
世界中で、もう25年以上同じような失敗の繰り返しで、いまだにだまされている私です。ただこれだけ失敗をすると、若干、こつも覚えてきます。まず、きびきびした雰囲気、それなりに清潔、メニューの種類がそんなに多くない、外から店をのぞいた場合の雰囲気、こんなところでしょうか。また、メディアに掲載されているアメリカ人やイギリス人の、母国以外の店での、推薦は、基本的に信じない。私も、よくこれらの推薦は、新聞や地元の外人用ペーパーで、よく読みますが、あくまでその町のレストラン事情の全体像の把握のみに使い、具体的な店の選定には参考程度にしか使いません。例外は多々(イギリス人の薦めるインド料理)ありますが、彼等の舌は、やはり日本人とは違います。ほとんどが、期待はずれです。後は目的の店に入る前に、近辺をちょっと歩いて、何かベターな選択はないか、ほかの店を探してみる。最後は、観光客ではなく、とにかく地元の人で混んでいる店です。私は、旅先では、早寝(9時には寝る)なので、夜に、混んでいる店を探すわけにはいかないので、昼に観光や仕事で、動き回るときに、夜をどこで食べるかを情報収集しておく。後は予算とのバランスです。予算が青天井なら、やはり、地元で、3星とされている店をローカル紙のレストラン紹介で見ていくこともあります。ただシェフが変わると結構味も大幅に変わります。ということで、いまだに、成功率は、せいぜい7-3です。最近は、年とともに、量が食べれなくなってきましたので、お惣菜をデパートで買ってきて部屋で食べることが多いですね。
Unknown (takapyona)
2006-10-09 09:24:41
longaboutnowさん

詳細なアドバイス、どうも有難うございました。

店員さんの態度がきびきびしている、お店が清潔、地元の人で混んでいる、確かにそういうお店は食事をしていても気持ちいいし、美味しい物に出会える確立が高そうですね。

「メニューの種類がそれほど多くない」というのは、今まで考えたことがなかったのですが、次回の旅で美味しいお店を探す時に、この点もチェックしてみます!
Unknown (longaboutnow)
2006-10-09 12:49:44
メニューの種類が多いということは、よほどの値段をチャージできる店(星つきレストラン)以外では、基本的に、作り置きか(つまり新鮮でない)、適当に作るしか対応策がないわけで、出てくるものは、いい加減にならざるを得ないわけです。もっともメニューの種類が多いところでも、その日の定食や注文の多いものは十分おいしい場合もあるわけで、これも一般化は危険です。地元紙は時々参考になります。でも一番頼りになるのは、takapyonaさんのような、実際に足で、食べ歩いている人のサイトです。実は、告白しますと、私の先月のアルザスやバーゼルの旅行では、だいぶ参考にさせていただきました。
Unknown (takapyona)
2006-10-09 17:51:33
へぇ、メニューの種類の多さの裏には、そういう事情があったのですか。longaboutnowさん、お詳しいですね。



先月アルザスやバーゼルにいらっしゃったんですか。longaboutnowさんのご旅行の参考にして頂いて光栄ですが、実際に行かれてどういうご感想を持たれたかドキドキです。

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