「5類の後の世界」岩田健太郎
2類が5類になりました。
とはいえ、そもそも2類は2類じゃない。指定医療機関なんてガン無視だし、入院勧告なんてもはややってないし、全数報告もしていない
。こんなの全然、2類じゃない。ニセ2類だ。
5類になったからといって、大きな変化が生じるわけじゃない。
入院が必要なら入院はするだろうし、報告する点では2類と同じだ。
いきなり高額なコロナの薬を3割負担、というのは現実的じゃないから、どのみち公費負担は継続される。
こちらも5類のふりをした、ニセ5類だ。
ニセ2類がニセ5類になったからといって、コロナの諸問題が消失するわけではない。見ないふりをするだけだ
。僕は昔っから「安全・安心」というスローガンが大嫌いだが、
「安全」以上に上乗せする「安心」なんてない~
「安全」ならば「安心」がもたらされるし、「安全」でない場合は不安になるべきなのだ。
「安全」のないところに上乗せされた「安心」は幻想以外の何者でもない~
コロナに疲れた人たちは現実世界を忘れ、夢の世界でその幻想を欲しているのかもしれないけれど。
岩田健太郎(神戸大学医学研究科感染治療学分野教授)
1/26、追加情報~
今月だけで死者8000人…そんな中でのコロナ「5類化」で社会はどうなるのか
東京新聞web
岸田文雄政権は、新型コロナウイルスの感染症法上の区分を今春から、現在の「2類相当」から普通のインフルエンザなどと同じ「5類」にする方針だ。
コロナ禍が始まって3年、ようやくインフル並みの対応でよくなると思えば、歓迎の声が上がるのも分かるが、
死者数は今月だけで8000人にも上り、決して流行が終わったとは言えない状況だ。5類化された後、どんな社会になるのか。
インフルエンザに関してと鳥インフル(某国)から派生した感染症のドラマでした。
同時期「感染列島」という映画も上映されました。
今回のコロナ感染症はWHOの失敗例だと思います。
最初はたいしたことは無い、2年ほど出収まるだろうと安心しきっていた。
学者の皆さんも種々様々な意見で世間を賑わせた。
今回は収束にかかる話題と分類・・・
世の中、安心安全は無いと思っています。
安全確保の横断歩道で跳ねられる時代ですから!
昨日は愛大医学部附属病院で脳の検査と診療でした。これからも継続的に毎週通院することになりました~まずは一安心~
明日辺り空模様を見て、郊外散歩と写真撮影しようかな~と思っています~♪♪♪
今月だけでコロナ死者は8000人にも上り、決して流行が終わったとは言えない状況です~5類化された後、どんな社会になるのか?
今朝の東京新聞の記事です~
自己防衛できない人が亡くなっても それは自己責任だというメッセージを政治が先導していると解釈される」と東京新聞のインタビューで内田樹さん~
「この政策転換は、生産性がない人、行政コストに負荷をかける人は公的支援を期待すべきではないと公然と口にする人たちが世論形成にかかわってきたことと符合する」
弱い人から優先的に支援する」というのはどのような集団でも制度設計の基本である。
だが、今の日本では「弱い人から順番に排除する」ことがルール化している。それは「人の道」にも「常識」にも外れている。
倉持仁院長は「2類だからあった特別なサポートがなくなる。インフルエンザのように薬が行き渡っている状況でもない。医療供給体制は改善しないまま、法的な側面が緩和される」と言い、5類とするに至った議論は不十分だと批判する。
国民の間にはコロナ疲れや経済活動を活発化する観点から、規制緩和を求める声も少なくない。
それでも、倉持氏は訴える。「診療報酬の加算などがなければ、コロナ患者の診療、入院をやめざるを得ない病院が出る可能性はある。そうなると、コロナにかかった人は家で亡くなっても仕方がない、という社会がやってくる。結局、損をするのは国民なのだが…」
本当に目を覆うような酷い自己責任社会です~
安倍政権以来の20年間で日本人の人倫は地に落ちました~最近続く、親殺し子殺しの非道なニュースばかりです~