真夏の夢

海鳴りを　ききながら
眠りにつくころ

うたかたの夢のあそびも

小さな貝殻のつぶやきも

潮（うしお）の泡粒に
研かれて

昇華し　ゆらめきながら
天空にのぼる




東の空の白むころ
海辺の人魚たちは

はらからの岩陰に
姿を潜め　夕べを待つ



そして
時はしずかに
去ってゆく




かすかな潮騒を
窓越しにききながら
旅立ちのしたくを
確かめる胸の内に

すでに
現実に引き戻さんと
覆いかぶさる　かげろうたち




確かに　ここにあった
ときの記憶を　
置き去りにせよという




愉しさや安らぎとは
近づいては去る　
定めをもつものと知る

此度（こたび）　また・・

- 独り言のようなもの -

ながい　ながい　間には
沢山の仕事という義務を果たすために苦しみながら　
生きるとは　ほんとはこういうことなのだという
悟りに似た日々を　繰り返しました。

日本古来の盂蘭盆会という風習に救われて　中休みがあり
墓参のつとめ以外に　奈良　薬師寺での写経など
日本人に立ち返る時間も過ごし
4泊6日の夏恒例の旅行を　今年はハワイで過ごしました。

本日　決算申告と納税を済ませました。

ブログの詩の世界に戻りにくい　気後れの感情におそわれ
手始めに　昨日　プロフィールの画像を変えてみました。
今夏のwithkeiです。
気付かれましたか?

すこしずつ　もとの withkei に立ち戻りますので
よろしくお願いします。

レインボー･シャワー･ツリー
花言葉　可憐