おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

愛って・・

2019-01-31 15:19:14 | Weblog




手のひらに受けると

ただの水滴になってしまう あなた




そんなあなたを いとおしく思うのは

わたしの中の たよりない愛のせい




あの日から 指折り数えても

もう どれだけ過ぎていったのか

わからない日々と時間




あなたの中に 確かに存在した

深い思いの数々




ただの思い出にはしたくないから

寒空に向かって 手をのばし

天空の寒気から

逃げてくる あなたの思い 待つ




春の日が来るまで ただ 待っている




手のひらの上で 

すぐ 蒸発してもいいんだから



アネモネ(赤)
花言葉 君を愛す
 
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うらはらな・・

2019-01-19 12:01:45 | Weblog






自由と 頭の中に描く事で

すでに 自由でない私がいる

自由になりたい私がいる





愛すると思うことで

愛から遠い 私がいる

愛しようとつとめる私がいる





涙を流すことで

哀しみから とおい私がいる

哀しささえ どこかへ置き去りにした

さみしい わたしに気づく




すべてが 裏腹なのに

気付かないふりをして 

生きている あなたとわたし




近くて 遠い あなたの影

元気で 弱い わたしの心



Web上フリー画像から
お借りしました 感謝!




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ある冬の午後に・・

2019-01-17 14:20:48 | Weblog






春の陽射しと見紛う様な

穏やかな 陽だまり





紐解いた古い本の間に

忘れていた栞を偶然 見つけたように

懐かしさ交じりの

思い出のひとかけらになってしまった

あのこと そのことなど

掌に載せ もてあそぶ





わたしの時間は すでに

乗り遅れた列車の 

去っていく車軸の軋みのように

痛々しく 苦しげで





元旦に届いた古い友の

友情あふれる言葉の陰の

えもいわれぬわびしさ





春の陽射しと見紛う様な

穏やかな 陽だまり

・・が

隠し持った 

さす様な 冷たさを 思う



白い枯れたバラ
花言葉 生涯を誓う
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迷宮の・・

2019-01-16 17:41:52 | Weblog





飾り気の無い 微笑みにさそわれて

迷い込んだ 迷宮の園か・・




突然 篭いっぱいの 

チョコをもらった少女のように

喜びの中に

疑いや 恐れの気持ちを

置き去りにして

しらぬ間に 目的の無い列車にのり

風が 奏でる

夢幻の音楽に 身をゆだねる




新年とは 暦のまやかしに隠された

人生の 誘拐旅行のはじまり




わたしの心を わたしはひそやかに

誘拐して 手探りすらさせず

不確かと 確かの合間の

隘路をとおり

変わり映えのしない

時の歯車の音を すり抜けて




いつの間にやら 2月行きのプレートのついた

列車の薄汚れた シートにもたれて

3月の園に咲く 花々を

思い描いている



新年よ・・ 


春よ 春

あなたは 迷宮の園



アセビ(馬酔木)
花言葉 犠牲、献身、危険
    二人で旅をしよう、清純な心
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一生は・・

2019-01-13 16:56:44 | Weblog






足元を 見つめて歩く癖

先を見ようとも 

決めた一点しか 見ない習性




何処かで 進む道を

間違えたとして

気付かずに 進み続ける歩き方




石橋を叩いて わたる気性とはいえ

危なっかしい その生き方を 

これがわたしと言い切る覚悟




まだ まだ 道は先へ続くというのに

なしとげるべきもの 

ありやなしや




この後の 惑いを

何に託すべきや




先見の明!

これに如かず



ソヨゴ
花言葉 先見の明
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何気なく・・

2019-01-11 12:30:02 | Weblog





何気ない 気流を 

何気なく 感じ取って

胸に暖めて 言葉に換える




言葉になると 

多くの何気なく暮らす人の

胸の中に わたしの想いが

知らず知らずの内に積もって




わたしの想いが 

だれかの想いと 語らい始め

わたしは 一人ぼっちではなくなる




煩わしく思う人も 

いるかもしれないけれど

誰かの心のどこかのかたすみで

瞬間的に 生きるわたし




その瞬間 

わたしは 一生分の生を

だれかの中で 生きられたと思う




小さな想いだけれど

欲張りな わたしの 

生きるということは 

誰も知らないところで 完結する



磯菊
花言葉 感謝、清楚な美しさ、大切に思う、静かな喜び
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ボケの花

2019-01-10 17:18:16 | Weblog




行きかう人の群れに

吞まれることを避けて

路地裏に歩をすすめる人もいれば

健気にも 人々の袖の端を

掻い潜り 早くおいでと手招きするやからもいる

姿 居ずまいなどは兎も角

その胸の内は 如何ばかりかと

ただ 気おくれだけで

群れから はずれて 

一足も歩をすすめることなく

ただながめては 長いため息をつく

それが わたし。

わたしの 慣れ親しんだ有り様(よう)




やわらかな 暖かい手が

すっと 差し出され

なぜか 懐かしげで 旧知のごとくに

心をひらかせる 優しいまなざし

気がつけば その世界観の中に

同じ色を見付け 同じ夢をうたい

今までのわたしとの 違和感に

はたまた 長いため息をついては

座り込んで その手の主を

確かめようとする

優柔不断な 臆病者

それも わたし。




一見可愛げで

楚々として ゆたかな心も・・

おおらかな包容力もありそうで

独りよがりで 無防備で

ボケの花そのものと思ったりする 私




知りたい その棘は

何のため・・?



ボケ
花言葉 平凡、早熟、先駆者
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痛みと軋み

2019-01-09 17:17:21 | Weblog




胸の痛みと

からだの軋みと

同じようで まるで違う




胸の痛みには

あなたが 連れ添う

隠れるようにして




体の軋みには

鎮痛と称して

軋みをごまかす手段がある




ごまかす途上で

朦朧となる時間が過ぎる

ごまかすとは 朦朧となることだったのか

曖昧な時間の中に漂ううちに

沢山の哀しみは 朦朧となり

あなたのことを 忘れたりする



ウン!

これも また 好し



チャの花
花言葉 追憶、純愛

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良き日を・・

2019-01-06 19:40:22 | Weblog







長い空白の時間が過ぎて

振り返ると

大切な時たちと

すれ違うばかりの 日々でした

左上半身 帯状疱疹にみまわれ

仕事からエスケープできる時期ではないため

苦しみながらの 毎日です

ゆっくりやすんで ウィールスの攻撃が

落ち着くまで やり過ごせたら

こうまで 重症化しなかったでしょうに



今しばらく Keiが立ち直るのを

お待ちください。
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