すがわらの工房日記

東北は岩手県一関市の呉服屋。こつこつと友禅染めをしています。

日よけ暖簾を新調する

2016-05-13 14:50:20 | 友禅
皆さんこんにちは!

こちら岩手県一関市の京呉服すがわらでございます。

東北にある小さな呉服屋ですが、店内の工房らくぜんで

きもの屋がきものを作っているんですよー!



今この辺りの山の景色は芽吹きから勢いを増して深緑にまっしぐらです。

一雨ごとに山が膨らんでいくのが分ります、目に気持ち良い。


ところで今私の店に掛っている日よけ暖簾なんですが、大分痛んで来たんです。

前回掛け替えたのが約四年前ですからまぁ、良く持ったかな

そこでまた新しく染めて掛け替えることにしました。

例によって仕事の合間にやっちゃいますよ
まずは生地に糊伏せして地入れをします。


そしたらまずは紋の中から染めてみようかな、
ちょい、ちょい、


こちょこちょこちょ


次は広場の地染です、五寸刷毛でいきます、せえの、えい!


うりゃ、うりゃ、ゴシゴシゴシ~


こんな感じに引き終り



この品物は綿なので絹とは違う工程で色止めを行います。

使用する染料の種類によって方法は変わりますが、
今回は強めのアルカリで反応定着させます。

アルカリって言ったら漂白剤ですよね、何か不思議ですね。


色を定着させたら熱湯で洗って出来上がりです。
ババーン!

うん、よし、キレイ。
今回使用した生地は今までのより巾狭めなのです。入口が広くなった感じ。
これから何年もつかな?宜しくお願いします!

今まで掛ってた暖簾は、

うん、いままでありがとう、お疲れ様でした。


さて工房では相変わらず作業中ですよ


ちまちまと作っていますよー!



京呉服すがわらは東北の小さな呉服屋ですが、

着物が好きな方、楽しくお召しになりたい方のお手伝いを一生懸命しています。

気になった方はどうぞお気軽にお問合せ下さいねー。


京呉服すがわら ホームページ

http://kimono-sugawara.jp/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする